11/19(日):
小原町の四季桜を見ての帰り道、豊田市の「松平郷」に立寄った。
ここに“途中下車”したのは放映中の「直虎」で流れている徳川家康ゆかりの地と云うことで
相方の希望も叶えながら、松平家の菩提寺で家康の保護を受けていた「高月院」が見たかった。
今年亡くなったすぐ上の姉が高校卒業の頃に、高月院の嫁に欲しいって話が来て
暫く“ヨメさん見習い”に行ってたことがあり、家に帰って来るなり「トンデモナイわ」
「あんなド寒いところで朝の4時から起きて、雑巾がけだなんてッ 死んでしまうわ」とかで
話を断ってしまった出来事を今も覚えていたので立ち寄ることにした。
先ずは東照宮に入って中をぐるりと巡って、家康(竹千代)の「産湯」を汲んだという
「産湯の井戸」や水郷の紅葉を見て周る。 「家康を合祀する松平東照宮」
坂を上がった所に案内板があり¥高そうな茶屋の前を通って高月院に出る。 デカイ
そりゃあ、こんなデカくて立派な寺の“おくりさん”なんかに姉は絶対向かないと瞬時に分かった。
・・・が、姉はなぜか寺に縁があるようで、先週11/17に親しかった仲間の「偲ぶ会」があって
出席した際に姉の菩薩像を建てるとの話を聞いた。既に菩薩を手彫りしたい石屋の申し出や
建てる寺の住職も出席していた。
其のお寺と云うのが長久手の戦いで徳川家康軍に打ち負かされた池田恒興父子の葬儀を行なった
「齢峯寺」なのだそうで県の文化財指定だとか。 家康と縁ある高月院を断った姉が、敵対する側に
縁ある寺に菩薩になって建つとは・・・
秋の陽は陰るのが早い。
紅葉・・・とりわけ暮れなずむ豪に浮く落ち葉は自然のアートです。
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