後期高齢者1と2と3と

後期高齢者に組み込まれて運転免許試験も認知症検査付き
せめてgooブログで脳トレに励むことに・・・

秋の星座と紅葉を訪ねて

2012年10月15日 | Weblog

春・夏・冬には「春(夏・冬)の大三角形」があるが、何故か秋には大三角形が無い。
秋は暗い星(二等星)ばっかりで見えにくいが「秋の四辺形」と言うのがあり
別名「ペガサスの四辺形」とも呼ばれている。

細々と弱いが満天の星を写真に撮ったらさぞかし・・・・と
天体観測と隕石衝突で知られた「しらびそ高原」に「秋の四辺形」探しに行ってきた。

カメラに三脚、寝袋に食糧、コッヘルなどなど・・・ついでに登山道具も一式積み込んで
真っ暗闇の山道をしらびそ高原に向かって走る。午後7時半しらびそ高原に到着。
何組かのテント泊グループが夕食を摂っている。車中泊も3組ほどあるようで車内に灯が動く。

だが広場には誰も居ない・・・しかも天を向いて並んだ天体カメラにはビニールシートが

残念      “満天の曇り空” では仕方がない。 
星を諦めて明日は山登りと決めて、早々に寝袋に包まって寝ることに・・・・。

翌日14日:辺りが白む午前5時、標高1918mの「しらびそ高原」は気温5℃と冷えるが
後席を倒してマットを敷いた車の中は意外と居心地がよく、 温かいコーヒーとパンで
ゆったりと腹ごしらえを済ませ、ヒンヤリする空気を吸って尾高山の登山口に向かう。

尾高山は2212mと高いが、登山口がすでに1833mあるから、標高差は僅か370mで
道も良く、3時間もあれば往復できる快適な“ウォーキングコース”になっている。
木漏れ日が射し込む尾根道は明るく、苔むした「しらびそ」の倒木が広がる林道は気温12℃
・・・とっても気持ちがいい

  色づき始めたナナカマドとモミジが白樺の白に映えて、同行のTさんも足取り軽やかです。

お昼に下山して、村営「しらびそハイランド」の温泉とコーヒーを楽しませて貰った。
コーヒーは薄いアメリカンだったが、美味しく感じたのは、持ち帰り自由のカップが付いて
400円の値段とサービスが効いたのかも知れない

  しらびその“松ボックリ”はウォーキングの道々で、いつもの記念の“石”と一緒に拾ってきた。

 

  帰りは毎年訪ねているリンゴ園に寄った

顔馴染みの女あるじに「今年は一人になったよ」と伝えると、「よ~ガンバリなさった」と・・・
そして「わたしも今は主人の介護で・・・・わかります、アンタさんのこと」。

別れ際、籠一杯のリンゴに無造作に折った一枝を添えて「奥さんに」と手渡された。
ありがとう・・・・かあさんよかったね。

両ひざに手を置いて見送る女あるじの姿は、車が角を曲がるまでサイドミラーに映っていた。
「また来年も来るから元気してろよ  」 そう願いつつ R151を新城・豊橋へと向った。

 

コメント
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