奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

家具と暮らしの空間の融合を丁寧に設計デザインの感度で暮らしの豊かさと居心地の融合は上質に変化しますから、モダンな暮らしの意識とツールとしての家具の構成デザインと人間の工学的感覚を丁寧に。

2022年04月09日 | 設計の事デザインの事

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

※家具インテリアショップSR・空間展示(ROLF BENZ)

 

暮らしの空間と家具の存在。

お互いに補完する関係性は大切で

暮らしの心地に大きく影響する選択。

 

ソファの存在もそのような関係性が

存在します。

 

良いバランスを考えて

レイアウトしなければ

周辺を歩く際に邪魔になったり

人の移動を阻害する存在になったり

広く計画したLDKを

使い勝手悪くする可能性だってあります。

 

だから本当に計画性は大切。

暮らしの空間は建築単独でも

家具単独でもなく

全体像のバランスを整える事で

暮らしやすさや居心地が

成立しますから・・・・・。

 

寸法(サイズ)と立体的なサイズ感

そして色やに素材による存在感が持つ意味。

 

建築的にもインテリア的にも

それぞれを補完する事。

 

どういう視点で選ぶと

部屋に馴染んで使える

そんなソファや家具になるのか?。

 

ソファは意外と大きい事を

知る事は大切・・・・・。

 

家具メーカーから

色々なカタチやサイズの

ソファが出ていますが、

ソファのサイズの目安としては、

2人掛け:幅1,500㎜〜 奥行800㎜

2.5人掛け:幅1,800㎜〜奥行850㎜

3人掛け  :幅2,200㎜〜 奥行900㎜。

 

このサイズが

ひとつの目安となってきます。

 

こうして見てみると、

ソファのサイズに関わらず

1人が座るのに幅が

約700㎜ほど必要になってくる事が

分かります。

 

海外製だともう少し大きなサイズになります。

 

3人掛けのソファを入れても

ゆとりがあるように見えますが、

ソファは置くだけではなく

人が座ってくつろぐことで

はじめて役割を果たすものです。

 

そのため足元にスペースが必要となりますし、

ソファの横に飲み物や本などを置ける

サイドテーブルを置く場合は

ソファの横にもスペースが必要になります。

 

そのため、

ソファ以外のスペースも

しっかり確保して置く必要が。

 

目安としてはソファの周りに

最低500㎜、正面には800㎜程度の

スペースは欲しいものです。

 

家具屋さんなどで

家具を見るとついついデザインや

質感に目が行ってしまい、

ソファ本体のサイズが

部屋に入るかどうかだけしか

確認しないことが多いでしょうが、

実際にはソファの周りのスペースも含めて

部屋に馴染むかを検討する必要があります。

 

なので僕は設計やデザインに入る前段階

またはプランの打ち合わせ段階で

知っていただく為に「家具ショールーム・インテリアショップ」へ

事前に住まい手さんを

ご案内させていただいています。

 

家具に対しての

バランスを検討して

空間をデザインする必要性があるからです。

 

実際にソファの大きさが

リビングの広さに合っているか

確認する場合、

プランが決まっている状態であれば

家の間取りの中に

ソファを入れてみるのも効果的。

 

ソファはどれだけ使う?

リビングにソファを入れる場合、

ソファは長く使うものだし

家族みんなが座れるサイズのものを

入れたいと考える方は

多くいらっしゃいます。

 

では、実際にソファは

どれくらい使うものなのでしょうか?

 

例えば3人掛けのソファを

買った場合、

ソファを購入した当初は

夫婦2人で座ることも多いですし、

子供が小さい頃は

家族みんなで仲良く

ソファに腰掛けることもよくあります。

 

一方、ある程度時間が経ってくると、

例えば夫婦2人でも

同じソファに座るよりも

個人がくつろいで座れる場所が

ある方が重宝するケースが増えてきますし、

子供も大きくなると

同じソファに

一緒に座るということはほ

生活時間帯に差が生まれてくることも

多くなるので

使い方が変わってきます。

 

同じ家族であっても、

年齢や時間が経つにつれて

距離感は違ってくるんです。

 

また、ソファの上で

ゴロゴロするケースもあります。

 

もちろんソファの上で寝てもOKですが、

その場合は大きなソファを

1人で使うことになり、

他の人は別の場所に

座ることになります。

 

そうなんです。

 

大きなソファが有っても、

家の中で役に立つ期間や

使い方は常に変化していくんです。

 

暮らしの基本となる空間に

あまり使わず存在感のある家具を

置くことが良いのかどうか?

それも視野に入れる事は大切ですよ。

 

そのため、

ソファを買う前に

ソファは実際どれだけ使うのか。

 

また、どのような使い方をするのが

あなたの生活に合うのかを

一度考えて見ることが大切なんですね。

 

たとえば、それほど広くない

リビングであれば

大きなソファを置いてしまうよりも、

個人で使える1人掛けのソファを

それぞれ買った方が良いこともあります。

※トーヨーキッチンスタイル大阪SR・目と目が交差するLove sofa(moooi)

 

インテリアの選択と提案で

建築の空間との融合が

良い意味で触発され

暮らしの空間価値が上質に変化しますから。

 

小さいソファなら

位置を自由に動かせるので

リビングに可変性を

持たせることができますし、

部屋に圧迫感も出ないなど、

小さいソファならではの

メリットを活かす方法も考えられます。

 

また、小さなお子さんがいる場合は

どうしてもソファも汚れてしまうもの。

 

そのため、

最初は汚れることを前提にしつつ

家族みんなで座れる

そこまで高価ではないソファを、

そしてある程度子供が大きくなった時に

生活スタイルに合ったサイズの

ソファに買い換えるなど、

ライフスタイルに合わせた

ソファの選択をするという方法もあります。

 

実際にそのような選択を提案したり

住まい手さん自身から申し出があったり。

 

一方、広いリビングであれば

何人も同時に座りやすい

ゆったりしたカウチソファを置いたり、

オットマンを置くなど

リビングに合わせたサイズの

ソファを配置すると

リビング全体のバランスが良くなります。

 

そのような場合も、

誰も使わないソファになったり

1人しか使わないソファにならないかどうか。

 

この部分を意識しながら

ソファ選びをしたいですね。

 

ソファは空間の存在意味を高めつつ

家族の役に立つことで

はじめて価値が出るものです。

 

ただの圧迫感のある

飾り物にならないかどうか?。

 

この部分がソファ選びでは

とても大切なんですね。

 

ソファはリビングの主役とも言える家具ですが、

その分存在感もあり、

ソファのサイズやカタチ、

価値の考え方で

その選び方を間違えると

圧迫感のある空間になってしまうなど、

ソファの選び方というのは

意外に難しいものですから。

 

住宅計画での思考の範囲は

家の事や家具単体で

考えるよりも

暮らし全体に意識を向けて。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線の提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« (仮称)古都の風情と「perso... | トップ | インテリアと暮らしの付加価... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

設計の事デザインの事」カテゴリの最新記事