奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

プランデザインの検討・・・生活の視点を。

2011年04月04日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

こんばんは、やまぐち建築設計室 建築家の山口です。

 

 

 

便利な暮らしに慣れてしまうと見えなくなってしまう事ってありますよね。

便利さは必要でありながら「それに慣れる」と

「人間らしさが失われていく部分があるのですかね。

 

 

暮らしの原点も考えていくのも大切な仕事。

「住処」の在り方は答えが無数にありますけど・・・・・・。

 

 

さて、今日週明けの月曜は朝から「間取り」の打ち合わせを住まい手さんと・・・・・。

 

 

ご自宅にお邪魔させていただき、「生活の場」の表現をどのようにするのか?

何度かの提案を進めつつ、「住処」の基本を探しているところ。

家族によって住まい方は様々ですからね。

 

 

唯・・・・・「基本」は一緒。

「寝る」「起きる」「過ごす為の器」ですよね、住まいは。

 

 

キッチンもリビングもダイニングも・・・・WC・浴室に・・・寝室・・・・etc。

暮らしそのものを反映する器は、

単なる「箱」ではありませんから、住み方を考えないと「家族にfit」しませんからね。

 

 

洗面の使い方も「常識」と思っても「非常識」でそのまた逆もあったりして、

家は住み方を映す鏡のような存在でもありますよね。

 

 

 

生活動線・家事動線、暮らしのなかでの「家族」の動きを考えて。

そういう発想で、生活の細かな部分を考えていく次回の打ち合わせまで、

少し考える時間の空白を設けて・・・・・。

 

 

 

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その家に暮らす家族、建物を使う人たちのライフスタイルや、

想いをカタチにすることが建築家に与えられた役割だと考えています。

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