奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

(仮称)時間の流れとルーツを豊かに感じる郊外に佇む平屋の家リノベーション工事の現場は設計デザインの実装設備類(洗面化粧台・LDKシステムキッチン・トイレ・照明器具・収納パーツ類)の取り付けも本格化。

2020年07月19日 | (仮称)時間の流れとルーツを豊かに感じる郊外に

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

 

皆さんは何の為に家を建てるのですか?

それは大事な部分・・・・・。

家づくりの全てのゴールに繋がる根本。

 

家を建てるのが目的ですか?

それとも家を建てる事によって

得る事の出来る「何か」ですか?。

(仮称)時間の流れとルーツを豊かに感じる郊外に佇む平屋の家リノベーション工事

 

住まい手さん F田さま

設計監理 やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央

施工管理 株式会社 森下組 建築部 

 

 

現場では今月末の建築本体工事完了に向けて

玄関タイルや収納スペース(玄関収納・クローゼット・ウォークイン)等

 

 

住宅衛星器具をはじめ、

実装する「機能面」の設備を現場で取り付け作業も本格化し、

キッチンや洗面化粧台等、

大型の商品も取りつけ終盤に・・・・・・。

 

 

 

この状態までくると、

まだまだ「工事養生」は取り外し出来ませんが

部屋の状態がより一層分かりやすくなる段階。

 

鏡の効果も抜群で

取り付けの終えた範囲の「効果」も

キチンと見えてきていますよ。

 

その部分のお話しは建物完成後に

しっかりと書かせていただこうと思いますが、

今回はキッチン範囲となるLDK空間をメインで。

 

 

現場ではキッチンの取り付けパーツが

届いているところで

それぞれのパーツを組み合わせて

現場でキッチンが完成しますよ・・・・・。

 

 

そして「取り付け」・「組み立て」を前に

バラバラのパーツの状態のまま

現地部分(キッチンレイアウト範囲)で

関係者が集まり取り付け準備に。

 

今回のキッチンレイアウトはペニンシュラ型。

※計画時のLDKデザイン設計提案内装内観CGパース

 

ペニンシュラ型キッチンの「ペニンシュラ」とは、

英語で「半島」を意味します。

 

プランとしては、「半島」のように

アイランドキッチンの片側が

壁に接しているかたちに・・・・・。

 

対面式のキッチンとなることから

アイランドキッチンと似ていながら、

機能面やデザイン面で

少しずつ違う点がありますよ。

 

ペニンシュラ型キッチンは

対面キッチンであることから、

キッチンで料理をしている間でも、

リビングやダイニングにいる家族と会話をしたり、

子どもの様子を見ながら

安心して食事の準備をすることができます。

 

ホームパーティー(自宅でパーティー)を楽しむ場合でも

家族との日常の使い方でも

住まい手さん(施主さん)にとって、

キッチンにいながら家族や友人との会話も

しっかりと楽しむ事が出来る

住まいの仕組みの一部となっていますよ。

 

ダイニングテーブルとの位置関係も

家事動線の効率化を考えて・・・・・横移動の

最短ルートをデザインしつつ

見える風景や部屋全体の使い勝手

余剰空間の視界的な取り込み・・・・etc。

 

場所の良さを活用する仕組みとして

設計デザインの工夫を織り交ぜながら・・・・・。

 

アイランドキッチンの場合は、

周囲に壁がなく

インテリアとしてスタイリッシュで開放感がありますが、

一方で水や油が周りに飛び散ってしまい

汚れやすいというデメリットも持っています。

 

なので・・・・キッチンコンロ前の

シールド・パネル等の工夫が必要また、

フローリングの選定も重要ですよ。

 

その点で、ペニンシュラ型キッチンは

一方が壁に接しているので、

そうした汚れに対応しやすい

一面を持っています。

 

対面側への油などの飛び散りも気になる方は、

視線が透き通るガラスの衝立などを設置して、

対面キッチンの開放感を保ちながら

汚れをブロックするケースもあります。

※商品により取り付け可能な衝立のサイズが異なります。

 

アイランドキッチンでは

両サイドを壁から離して通路を確保することから、

ある程度の広いスペースが必要となり、

LDK間取りの構成中で

ある意味ではキッチンの居場所を

自由に決められない場合も・・・・・・。

 

※最近はシステムキッチンでもよりコンパクト化された

キューブキッチン(トーヨーキッチンスタイル)などもあります。

 

しかし・・・ペニンシュラキッチンでは

片側だけに通路を確保するだけでいいので、

ある意味空間に余裕を残して

プランニングをすることができます。

 

他にも、II型やL型キッチンなどと

ペニンシュラキッチンを組み合わせることで、

レイアウトだけでなく

機能面でも色々なバリエーションが出てくるので、

自分の使い方にしっくりくるバリエーションも

選定しやすくなりますよ・・・・・。

 

今回のレイアウトもそういう思考を

カタチにしたデザインでの間取り。

 

そしてもう一つはキッチン空間が

気持ちのよい場所であるという事。

 

キッチンに立って家事をしている時間に

見える風景・・・部屋の様子、

それを感じながら、見ながらの家事の時間。

 

家族それぞれにとっての「時間」の持つ意味。

それをしっかりと反映した空間に・・・・・・。

 

もすぐその「カタチ」も揃ってきますよ。

意識に語りかける様な空間として。

 

住み方のデザインは

人生を変えますよね、

劇的に・・・・・。

 

過ごす環境と

空間が生み出す意味を丁寧に。

 

良い意味での暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

雰囲気を味わう空間となる事で

過ごす時間の豊かさをデザインしていますよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office

 


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