住まいの設計・・・・各部屋の明るさとバランス、
窓ばかりで明るいだけの空間の場合は・・・・・・・落ち着かないですよね。
明るい家を求める事は大切です、
でも明るいだけの家は暮らし始めると・・・・・実は落ち着かない空間となりますよね。
窓ばかりで囲まれた空間だと、視線の事も気になりますし、
必ずしも、明るいから気持ちが良いとは限りませんよ。
そういう部分にも「バランス」を整える事は大切ですよね・・・・・。
ただ単純に明るくするのではなくて、
光を上手に取り入れるという事・・・・・・・。
それは同時に空間のバランスを整えて、
壁をつくるという事です。
日差しが心地よい方位であっても
隣地の建物が迫っていれば、
窓を大きくしても空ける事もなかなかできませんし、
建物の影響もあるので「窓としての機能」を果たせない事もありますよね。
それならば「壁」を計画して、
そのうえで「適切な場所」へ「適切な規模」の窓を計画したり、
逆にガラスや壁を使っての反射を取り入れて
室内へ適切な「明るさ」を呼び込むように・・・・・・。
メリハリを設計して
ドラマチックなシーンが生まれるような工夫を。
明るさを適度に設ける事は
空間そのものが安定しますからね。
窓の機能を担保したうえで、
明るさと暗さのバランスが適度に生まれるように設計する事で、
過ごし方にも「落ち着き」が生まれますよ。
窓そのものの性能も良くなっていますが、窓のサイズ、大きさに比例する
夏の暑さ、冬の寒さの解消も含めて考えておきたい部分・・・・・・。
基本性能を抑えつつ、
窓の役目を暮らしに合わせて
価値観と共に考えておきたいですよね。
勿論、暮らしと風景の関係と効果も視野にいれての設計デザインで・・・・・。
設計の価値で変わる暮らしの質もイロイロ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます