住まい造りの際には
様々な祭事がありますが、
それとは別に鬼門や裏鬼門
厄日等様々な風習や気になる事。
※建築着工前の神事・地鎮祭(この際も土地のお清めがあります)
神棚や仏壇のご相談もよくあるのですが
御商売をされている住まい手さんも
数多く家造りを手掛けさせていただいていて
家相と同様に、
厄除け・盛塩等についても
ご相談をいただく事があります。
そういう事も有り
少し盛塩について書いてみたいと思います。
盛り塩は危ないという話を
聞いたことがある人もいるかと思います。
風水などで鏡や
観葉植物の話しがあるのと同じで
邪気を払ってくれるといわれる
盛り塩が危ないといわれる
理由は何でしょうか?。
日本では古くから、
塩にお清めの効果があると
信じられてきました。
今でもお葬式やお通夜に
参列した時には、
お清めの塩を撒いてから
家に入りますよね。
力士が相撲を取る前に塩をまくのも、
土俵を清めるためです。
また、清める意味で
同じく塩を活用した例として
「盛り塩」が挙げられます。
しかし、時に「盛り塩は危険だ」と
いわれる事もあります。
そもそも盛り塩の役割とは、
民家の軒先や
商売をしているお店、
飲食店や美容室などでも以外に
されているところも多く、
入り口など、
多くの場所で目にします。
私たちの日常生活に馴染みのあるものですが、
そもそも盛り塩には
どのような役割があるのでしょうか。
悪い気を払って
空気を清める・・・・・。
お通夜やお葬式の参列後に塩をまくように、
塩には悪い気を払って
空気を清める効果があるとされています。
盛り塩を家の玄関やお店の入り口に置くのも、
その空間を清めるためです。
家やお店の中の悪い
邪気を盛り塩が吸い取ってくれると
いわれています。
商売繁盛。
盛り塩の効果として、「商売繁盛」も
挙げられます。
盛り塩を置くことによって、
悪い気を取り払い良い気が流れ、
人の流れを引き寄せる効果があるとされています。
特に、飲食店などのお店は、
人の流れを引き寄せることで
商売繁盛につながりますよね。
よくお店の入り口に
盛り塩をしているのは、
商売繁盛を願っているためです。
運気を高める。
運気を高めることも、
盛り塩の効果の1つです。
盛り塩は悪い気を吸い取ってくれるため、
悪い気を吸い取るだけでなく、
良い気を引き寄せるといわれています。
正しく盛り塩を置くことで
良い出会いや
縁も引き寄せていくように・・・・・・。
盛り塩は危ない
といわれる理由。
悪い気を吸い取り、
良い運気を運んでくれるとされる
盛り塩ですが、
時に盛り塩は危ないと
いわれることがあります。
間違った方法は
運気を下げてしまうから
盛り塩にはきちんと
手順が定められており、
その手順に則って行わなければ、
正しい効果を発揮しないそうです。
むしろ間違った方法で
盛り塩をしてしまうと、
運気を下げてしまう可能性があります。
仕事や日常生活でもそうですよね。
よしとされている事も
その方法、手順が間違っていたら
上手くいかないですよね。
結果だけではなくて、
何事にも経過や手順が重要
という事同じで、
何となく見聞きした知識で盛り塩をしてしまうと、
運気の下降にもつながりかねないため、
正しい手順を踏むことが
大切だという事です。
もとに話しを戻すと
盛塩は悪い気を吸い取ってくれる
効果があるといわれています。
しかし、正しい取り扱いを行わなければ、
悪い気がいつまでも
その場所に滞在してしまうことにもつながります。
悪い気を取り払いたい
と思っていても、
正しい取り扱いを行わなければ、
かえって逆効果となってしまうのです。
危ない盛り塩とは?。
盛り塩は正しい手順で行わなければ、
運気を下げてしまうそう。
では具体的に
どのような盛り塩が
危険といわれているのでしょうか?。
その特徴としては
正しい形に整えていない。
盛り塩は「円錐形」もしくは「八角錐形」で
作ることが基本です。
ただお皿に置いただけの盛り塩は、
正しい盛り塩とはいえません。
きちんと形を整えていない盛り塩は、
悪い気を吸い取ることができず、
かえって運気を
引き下げてしまうかもしれません。
鬼門と裏鬼門の対角線上に置いている。
盛り塩は、
置く場所にも注意が必要です。
風水でも家相でも気学でも
「鬼門」と「裏鬼門」と呼ばれる方角があり、
「鬼が出入りする方角」ともいわれています。
諸説ありますが、
盛り塩を鬼門と裏鬼門の対角線上に置いてしまうと、
家やお店の中の鬼が
外に出られなくなり、
運気を引き下げると考えられています。
盛り塩を置く時は、
しっかりと方角もチェックして、
鬼門と裏鬼門の対角線上を避けるように。
盛り塩は、
枕元のすぐそばに置くことも
おすすめできません。
盛り塩は悪い気を吸い取るものであるため、
その周囲には
悪い気が滞留しているそう。
ですので、
枕元のすぐそばに盛り塩があると、
盛り塩が吸い取った
悪い気の影響を受けてしまうという事です。
そのため、
夢見が悪くなったり、
寝つきが悪くなったりすることも
あるのかもしれません。
ひどい場合は体調を崩すといった
原因になることもあるようです。
寝室に置きたい場合は、
枕元のすぐそばは避け、
ドアの近くなどに置くとよいかと思います
丑三つ時に盛り塩を作る。
盛り塩を作る際は、
時間帯にも注意が必要です。
特に、「丑三つ時」といわれる
時間帯は避けることがおすすめ。
午前2時から2時30分の丑三つ時は、
目に見えないものが
動き出す時間帯とされており、
この時間帯に盛り塩を作ると、
良くないものを
引き寄せてしまうことが
あるのかもしれません。
かえって悪いものを
引き寄せる原因にもなるため、
盛り塩の交換は
丑三つ時を避けて行うほうが良いかと思います
たくさんの場所に盛り塩を置く。
効果を得たいからといって、
たくさんの場所に
盛り塩を置くこともおすすめできません。
盛り塩はたくさん置くことで
効果が上がるわけではなく、
むしろ悪い気を
引き寄せやすくなってしまうかも知れません。
玄関にも置いて、
台所にも置いて、
寝室にも置いて・・・・・・・。
あちこちに置くのではなく、
厳選した数か所に置いていれば、
十分効果が期待できるはずです。
正しい盛り塩の置き方。
盛り塩の効果を
きちんと発揮させるためには、
正しい手順に則ることが大切です。
正しい盛り塩の置き方を。
定期的に新しいものへ。
盛り塩は
一度置いたらそのまま放置してよい
というものではありません。
定期的に新しいものへ
換えなければ、
邪気を吸い取る効果が
きちんと発揮できないとされています。
本来であれば、
神棚の供物と同じように
毎日交換することが理想的です。
しかし、
忙しくて毎日交換するのは難しい
という場合は、
週に1回でも・・・・・。
なるべくこまめに
交換することを意識したほうが良いです
盛り塩を置く場所は、
いつもきれいに保つことが大切です。
汚れた場所には
悪い気がたまりやすいといわれているため、
いくら盛り塩を置いても
空気を清めることができないです。
盛り塩を交換するタイミングで
掃除をするなど、
常に清潔な空間となるように
心がけると良いかと思います
玄関・入口に置く。
盛り塩を置く場所はさまざまありますが、
最も効果的な置き場所は
玄関や入口です。
家やお店の玄関・入口は
人が出入りすることから、
最も気の流れがある場所でもあります。
そこに盛り塩を置いておくことで、
悪い気が空間の中へ入ってくることを
防ぐ効果が期待できます。
その他にも、
台所や洗面所などの
水回りなどに置くと良いです
天然の塩を使う。
盛り塩に使う塩は、
なるべく天然の粗塩や
岩塩などがいいとされています。
より盛り塩の効果を高めるためには、
使う塩の種類にもこだわを持つことも
考え方の一つです。
普段気にしていなくても
家造りの際に
風水や家相、
気学等が気になる事も多いようです。
気持の問題が行動に出る事もあります。
朝のテレビ番組などで
出勤前に見た占い等で
気分が滅入る事もあると思います。
そういうところも人の生活に
良い結果をもたらしたり
逆に悪い結果をもたらす事もあります。
家の中だけではなくて
本当は土地が大切。
なので、家相や気学、
風水等ご相談をいただく際には
毎月土地のお清めもお話ししています。
気持が変わるという意味でも
信じる事をやってみるのも
良いか思います。
凡事徹底のように
何事にも
日頃の心掛けは大事です。
家造りのは
人生を考えるひとつのキッカケにもなります。
日頃の考え方や気持ちを
どう心掛けるのか?
という視点からも
感謝の気持ちが生まれる行動のキッカケに
そういう観点もあると思いますよ、
日常を丁寧に生きるように。
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建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
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