奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

素材、色の検討は大切、暮らしの雰囲気や佇まいにも色々な効能の違いが生まれます、設計デザイン提案の深さをイメージする時間を大切に、提案の背景には暮らしの充実度と質感の存在。

2021年10月28日 | 素材・建材・打ち合わせ・検討

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※黒色を意識してモダンに外観を整えた場合(どちらも同じ間取り・外観)

※数寄屋のイメージを優先してソフトな外観イメージにと整えた場合(どちらも同じ間取り・外観)

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

 

新築やリフォームの

失敗例でありがちなのは

こんなはずじゃなかった

という仕上がりイメージのズレです。

 

中でもズレが

起こりやすいのは「色選び」。

 

屋根や外壁にはじまり、

床、天井、壁紙など、

家づくりではたくさんの

色選びが必要になります。

 

完成を想像しながらの

色選びは楽しい時間でもありますが、

完成後に仕上がりのイメージがどうなのか?。

 

色選びで失敗する

原因のひとつは

サンプルブック(色見本)の

見ている状態・・・・・。

 

例えば、

同じ色でもハンカチとベッドカバーでは

イメージが大きく異なります。

 

また、太陽光で見るか

蛍光灯の光で見るかによっても

印象は変わります。

 

色のイメージは「面積」と「光」に

左右され、

面積が広くなるほど

明るい色はいっそう明るく、

逆に暗い色はいっそう暗く見える

そんな傾向にあります。

 

そのため、

小さなサンプルのイメージを

想定してる状態とは異なる

位置関係でそのまま

仕上がりをイメージすれば

こんなはずじゃなかった・・・という風に

なりがちなのです。

 

「色」には人それぞれ好みがあり、

落ち着く色というものがあります。

その落ち着く色であっても

配色が変われば、

色が持つ空間の意味も異なります。

 

色々な素材や色が重なって

うまれる空間が持つ意味はとても複雑。

 

実際の環境に近い状態で

色や素材の合成状態を視野に入れる事、

確認することが大切・・・・・。

 

ついついデザインや機能に

気を奪われて

うっかり見落としがちな「色」ですが、

打ち合わせの際、提案の内容で

ここでしっかりと「吟味」

しておくことが成功のカギです。

 

外装や内装などのイメージで

同じ間取り、

同じ外観であっても

採用する色や素材で

雰囲気も居心地も変わりますから。

 

住宅計画での

思考の範囲は

暮らし全体から・・・・・。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office

 

 


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