暮らしを彩る心地よい家となるように。
(仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家新築工事の現場は
棟上げ(上棟)後の工事も順調に進み
徐々に家の外観、
カタチも雰囲気が
わかりやすくなってきたところ。
玄関の引き戸も設置され
家への出入りの雰囲気も
住まい手さんには体験していただきながら
この日は現場打合せを。
住まい手さんにも参加していただき
部屋を仕切る「間仕切り」の
位置関係や天井高さの状態も
イメージしつつ
プランや図面などではなくて
現地のサイズ感によって
意識できる内容を色々と吟味する段階。
リアルなサイズ感だから
認識できる様々な情報を一つ一つ
確認する打ち合わせを。
スイッチ類やコンセント
各種リモコンなどを現地で
サイズ感を確認しつつ
床・フローリングの向きと
その他の床材仕上げの「見切り」についても。
家の中では
空間ごとに床仕上げを
フローリングやクッションフロア、
タイルなど
いくつか種類を分けて
採用することがあります。
フローリングの向きが異なる部分や
異なる床材が隣接すると
繋ぎ目に段差ができて
端部が劣化したり
する原因にもなりますので
その心配を解消し、
それぞれの端部をきれいに納めるために
使う部材を「見切り」と呼びます。
今回その部分に採用する予定は
プランや設計段階にデザインしていた内容で
様々な打ち合わせを経て「真鍮」を。
実際の採用する床材サンプルと
真鍮部材を床に置き
床材を貼る前に雰囲気の確認中。
見切り材の真鍮は見える部分は薄くて
現段階では下地部分も見えるので
Lの形状がしっかり見えていますが
仕上げ材を貼るとスッキリします。
現場が動き始めると
住まい手さんを交えて段階的な打ち合わせを
色々と行いますが
建築は体感のなかで
イメージが育まれていくもの。
いつも考えていますが
住まいの空間構成を意識しながら
考える時間を大切にと思います。
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