奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

住まいの設計と暮らしの環境デザインの事色々と猫や犬たちと暮らす家、ペットと共存する暮らしの提案は人にも家族にも同様にその付加価値の恩恵、程よい暮らしの提案設計。

2019年12月30日 | 暮らしの事イロイロ

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

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やまぐち建築設計室ホームページ

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※居場所となる土間から外の眺めを楽しむように

 

暮らしの価値観と多様化する暮らし方。

家の設計デザインと

生活環境のデザインにも

様々な考え方の角度がありますよね。

 

今では4分の1から3分の1の世帯が

犬や猫をはじめとするペットを

飼っていると言われていています・・・・・。

※リビングと庭をつなげるウッドデッキで寛ぐように

 

実際に相談に来られる住まい手さんも

今は飼えないけど、

将来的には飼いたいというケースや

ペット不可のマンションに住んでるから

会うのは仕事が休みの時だけ、

でも家を建てたら

一緒に住みたいと考えています・・・etc。

 

将来犬や猫に限った事

だけではありませんけど

ペットを飼うことを見越して

ペットを意識した間取りや

暮らしの環境を持った

注文住宅を

お考えの方も増えています。

 

しかしながら、

一体どのような内容に

注意すればよいのか?

というところですが、

ペットと暮らす家づくりについて。

※窓から風景や外の様子を眺める環境

 

そういった事を

考えた家の間取りでは

ペット専用スペースを

計画する事も大切ですよ・・・・・。

 

犬や猫は、

いつも人間に甘えている様子を

想像しがちですけど、

同時に自分の時間・空間も必要です。

 

人もそうである様に・・・・・。

 

専用のスペースは

ある意味安心できる場所となり、

ストレスを溜め込みにくくなります。

自分の居場所がある家と

そうではない家を想像すると

分かりやすいですよね・・・・・。

 

そのため、

ペット用の小さな空間を

間取りに組み込むと

家族同然のペット達も

快適に過ごせやすくなります。

 

飼うつもりだったけど

事情がり「そうではない」環境になったとしても

小さな収納スペースとして

使うことができるため、

ある意味では無駄にはなりませんよね。

 

移動しやすい仕組みを作る事も大切。

限定した話しではありませんけど

犬も猫も家の中を動き回ります。

 

そのため、

移動しやすい環境を整えてあげると

ペットは家の中で

ストレスをためにくくなりますよね。

※中庭のデザイン環境で寛ぐスペース

 

人もやっぱり同じで

移動しにくい空間、間取りだと

生活するのにも不便ですよね。

 

例えばですが、

一階と二階をつなぐ階段にも

人目線も含めた動物目線で

負担がかからない緩やかな階段を

計画するとか、

滑りにくい床材にする、

といった工夫・・・・・。

 

実は、滑りやすい床だと

余計な力が加わり、

ペットにとっても

大きな負担がかかってしまいます。

 

また硬すぎる床材も、

走り回ったりジャンプで

着地したりする際に

脚を痛めたりする事、

傷ついてしまうことがあります。

 

無垢材やクッションフロアなど、

ある程度柔らかい材質の床を

準備できると良いです。

 

他にも、中庭を利用して

気兼ねなく走り回れる

ドッグランのスペースを

犬のために作ることや、

ジャンプして移動できるように

猫の為にキャットウォーク等を

設けることもできますね。

憩いの場所が家のどこかにあるという事。

 

安全が確保されている

場所となる様に、

例えば、階段はしっかりと

壁・柵があって

落ちないようになっている、

入ってほしくない場所には

ドアがあり、猫や犬の出入りに関して

対策をきちんと練っている等です。

 

特に浴室は、

ペットが自由に入って浴槽に落ち、

そのまま溺死してしまったという

事故がよく起こるため、

簡単に入れないように

しておく事が得策です。

 

家の通気性をよくする

という事も・・・・・。

 

空調が機能することには

2つのメリットがあります。

1つめは、ペットが持つ

ニオイに悩まなくて良いという点です。

 

もう1つは、

ペットが熱射病になる

可能性を下げられる、

ということです。

 

ペットは暑さに弱く、

夏の気温には注意が必要です。

そのため通気性が良いと

換気で涼しい風を入れられます。

 

専用スペースや移動しやすさ、

安全性に重点を置き、

ペットにとって

快適な間取りの注文住宅を

計画するということは、

暮らす人にとっても

快適性を持った環境を

計画する事にもつながりますよ。

 

意識に働きかける空間づくりで

日常に少し「デザインの効能」を

感じてみませんか?

 

イメージから始まる

住む場所、暮らす時間で変化する

気持ちよさの違いを実感するように。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

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<<<Yamaguchi Architect Office


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