住まい造り・・・・・土地の法律的な制限や物理的な制約、
近隣の状況によって、建築そのものの面積・・・・・「広さ」には
制限がかかります。
物理的な広さに関して・・・・・・・。
それをどのように工夫して発展的な内容に整えていくのかは、
設計の工夫と価値観で変わりますよ。
空間の利用をどのようにするのか、生活の基盤の位置関係がどうなのかという事。
例えば、一日・・・・・・寝室で過ごすのかどうか・・・・・という事。
それを考えてみると、一般的には人生の三分の一は寝室で過ごす事になりますが、
眠る為、リラックスする為の質の良さは大事として
「広さ」がその「睡眠」の際にどの程度必要なのかという事・・・・・・。
寝室に他の用途を組み込まないのであれば、
最小の心地よいスペースを考えるという価値観で。
例えば子供室も同じように・・・・・・・。
個室の解釈として、ベッドと机を・・・・椅子などを置くスペースと収納。
逆算するように整理するとそのスペースの存在も変わりますよ。
6帖・・・・8帖という枠組みで考えるのではなくて、
その広さで、何をするスペースとするのか・・・・・・・という思考で。
そしてその家族、生活の基盤に合わせて不足分を共通のスペースで補うというプラン。
子供室近くやLDKに近い部分・・・・・見えるスペース、逆に、
壁などを使って死角をつくり隠すようなスペース・・・・・・・etc。
その部分にパソコンスぺースや図書室のようなライブラリーコーナー、
書斎コーナーを設ける事で、
スペースが生きてきますよ・・・・・。
勿論ですが、心地よい広さ、ちょうど良さを感じる設計の工夫を
個室には盛り込みながら。
空間の価値は、平面的ではなくて、立体的に高さ方向と視覚的効果も
手伝って・・・・・感覚的に広さのベースを計画しますからね・・・・・・。
状況に合わせての思考で、
最小にして機能と用途を共有する事で空間の価値も
生きるスペースも変わりますよ。
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