奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

暮らしのこと、デザインのこと、設計で生み出す環境のデザイン、過ごし方の価値観に付随する暮らしの空間と構成要素を検討する時間、照明計画と照明の採用選択も空間をデザインする精度につながる部分。

2023年01月28日 | 設計の事デザインの事

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※KOIZUMI照明・営業K氏とアトリエにて打ち合わせ(外構計画を含む)

 

暮らしの空間をデザインする時間に

照明メーカーさんを

アトリエに呼んで打ち合わせ。

 

※既存建物部分の内観CGによる復元・増築範囲がテラスから見え、見える範囲も心地よくデザインし「中庭」化する予定

 

既存の建物に平屋を増築して

既存のLDK空間から庭を見た時に

その増築範囲によって

中庭のある家に変化する暮らしの環境を

良い意味で変化させるための増改築プラン。

 

間取りの話しや

使用する建材や素材と同様に

大切な照明計画について・・・・・・。

 

住まい手さんにも

照明の計画は空間を

生かしも殺しもする・・・・という内容、

照明で建築空間の価値も

大きく変化する事をお伝えさせていただいたうえで

その重要性を担う照明器具を

メーカー「KOIZUMI」からの選択提案で。

 

いつも担当してもらっている営業の「K氏」に

空間の方向性と内観CGで伝え

数値だけの明るさは求めない旨も・・・・・。

 

明るさ暗さについては照明器具の性能が

関係してきます。

 

※増築範囲の室内空間ラフイメージ内観デザイン(壁が白い場合・天井を化粧とした場合)

 

※増築範囲の室内空間ラフイメージ内観デザイン(壁を一部板張りとした場合・天井を化粧とした場合)

 

天井の高さによりその差もあるのですが

メーカーさんの示す「数値」だけでは

それは決まらないんです。

同じ間取り、同じ窓のサイズ、窓の位置

そして同じ天井高さだったとしても

家の方位や敷地の状態

空間の仕上げとなる素材の

テクスチャーや色等により

同様に照明器具が同じ高水準の明かるさが

備わっていたとしても

数値がOKでも実際の感じ方は異なります。

 

勿論、どのような照明器具とするのかで

レールライトやスポットライト

壁付けブラケットや天井に埋め込むダウンライト

大きなスタンド照明で壁を照らす

間接照明で周辺を明るくする・・・・・etc。

どのような使い方をするのかで

雰囲気も変わります。

 

これらは温熱環境や騒音のレベルにも言えることです。

性能の数値は大切ですが

繊細でありつつもおおざっぱな「人間」が

どう感じるのか?

という問題は「数値」では計測できないところ。

 

皆さん・・・・感覚は異なりますよね。

そういうところ、

建築だけに限ったことではありませんけど

重要です。

 

人の感度と周辺から受ける影響

濃い色、薄い色で変化する

印象と明るさのレベル・・・・・etc。

 

音や温度感覚、広さ狭さ、明るさ暗さ

見える範囲、見えない範囲・・・・・。

 

そういった影響しあう範囲を

どこまで「デザイン」として

考えて取り入れるのか?

という部分の差は空間の結果にも結び付きます。

 

感度と人の感覚、

そして数値を結び付けてデザインする事。

 

暮らしはそういうった

複合要素の集合体。

単体の性能だけでは

感じ方は計測できないところを

意識できるかどうかです。

 

単純に明るいだけではなくて

どのように感じる空間として

設計すべきか?

 

そういったところの「暮らしのデザイン」は

経過として大切です。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

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やまぐち建築設計室
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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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