奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

暮らしの趣を丁寧に設計デザインするという事、玄関の存在意義を原点から考えつつ過ごす日常の風景と建築が生み出す日常的な感動のある過ごし方へのアプローチ。

2023年01月20日 | 家 住まい 間取り プラン

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※和の趣を上品に数寄屋のイメージをモチーフにデザインを施した玄関設計事例

 

「玄関」は家族の出入りだけでなく、

お客さまを迎える

大切な「場」でもあります。

※天井にはオリジナルデザインでの光天井を提案

 

勿論、暮らしの空間となる場でもあるので

過ごし方のイメージや

日常的な空間として

家の資質にもつながる空間。

 

住む人自身も

玄関で感情が変化する事、

イメージできますよね。

 

充実感で満たされる場所、

帰ってきてホッとする玄関の存在

帰りたくなる空間の入り口。

 

勿論家そのものが

そうであるべきだと思いますし

でも空間の構成が折り重なり

融合して住まいが形づくられる訳ですから

空間の融合を視野に入れながら

単体空間での検討も大切に・・・・・。

 

そのため、

家造りでは玄関についても

十分に検討したいものです。

 

特に次の2つは要チェックだと考えています。

 

まず1つ目は「光」。

玄関は毎日使用し、

お客さまが最初に目にする所、

そして家族も毎日を過ごす際に

必ず出入りとして考えるべきところ。

 

そういった空間でもある為

家全体のイメージに合わせた

雰囲気づくりも大切。

 

その時に光の存在を

どのように扱うべきか?

 

一般的には

窓を設けるなどして

光を取り込むのですが、

光だけを取り込むべきか

風景をともに取り込むべきかにより

優位性も暮らしの趣も変化します。

 

敷地や間取りの状況によって

それが難しいこともあります。

そのような場合には、

吹き抜けを設けてトップライト(天窓)や

天井に近い空間に

ハイサイドライトと呼ばれる

窓構成などから光を入れたり、

光を呼び込むを壁構成を考えて

玄関ドアを光の取り込みやすいものにする、

窓を設けやすい空間構成をデザインする

といった方法を・・・・・。

 

2つ目は「収納」です。

雑然とした玄関にしないためには

適切な収納が必要。

 

そしてそのために最も大切なことは、

靴は何足程度ある?

ベビーカーはどこに置く?

ゴルフバッグは?

スリッパは?

自転車は玄関に入れる?

それとも外部物置を間取りに構成する?

といったことを

事前にしっかりと検討することです。

 

これを省略して

成り行きで暮らすと結果「・・・」なことに。

 

少なくともこの2点を

間取り構成、

検討時にどれだけ丁寧に

実用と実情と理想を融合させるのか?

によって暮らしの心地よさは

大きく変化します。

 

暮らしも住まいも

木を見て森を見ずにならないように。

 

理想だけではなくて

暮らしの現実と

家と全体をデザインすることが

住まいには大切。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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