奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

暮らしと住まいのデザインにガレージの存在・日常的な車の出入りと車庫入れの重要性、暮らしがストレスにならないようにデザイン設計の思想と思考の範囲を拡張するように。

2023年01月21日 | 設計の事デザインの事

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※シャッター付きビルトインガレージの設計デザイン事例(道路との出入りに建物計画時に外構計画を踏まえ配置・広い回転広場が必要)

 

家づくりで見落としがちなのが

「外構(エクステリア)」かもしれません。

 

内装やインテリア、建物のレイアウトから

庭を含めた

家の外観や外回りの使いやすさを

考えておくことは重要

 

外回りの中でも特に

駐車スペースは

注意が必要です。

 

「車庫」とは屋根や壁などがある

車を入れる建物のことで、

「ガレージ」も同様に使われることが多く、

住宅と一体化したものは「ビルトインガレージ」や

「インナーガレージ」と呼ばれます。

 

一方、エクステリア部材などで

簡単な屋根が

付けられたものを「カーポート」、

柱や屋根はなくて

車を置くだけの場所を「カースペース」と呼びます。

 

国産車でもある程度の車種になると

車単体の寸法(サイズ)で

全長約4.9m、幅約1.8m程度になります。

 

これはあくまでも「車」のサイズです。

 

この大きさに、

乗り降りなどをするときに

必要なドアの開閉、

死角の生まれる範囲、

荷物の出し入れ、

前後左右のスペースを考えると、

自動車置き場(駐車スペース)の範囲は

想像より大きなスペースが必要になります。

 

実際にどれぐらいのスペースが

必要なのかは、

駐車する向きや台数、

進入路の状況や

車種などいろいろな要因を

考慮する必要がありますが、

あらかじめご自身が

どの程度のゆとりが車の出入りの際に

必要となるのか?

 

また道路との出入口の関係性はどうなのか?

自身の車庫入れなどの得意不得意は

どうなのか?

という事の情報整理を

予め行っておくのは

大切なことです。

 

建物の配置(レイアウト)と

玄関や勝手口、

そして通路などは

ある程度までは建築計画の時点で

ある程度の予測は重要。

 

家づくりを考え始めた際には

日頃から、

利用するスーパーマーケットや

コンビニ、

パーキングなどで「駐車しやすい」もしくは

「駐車しにくい」と感じる駐車場が

どの程度の広さなのかを知っておくと、

これからの家づくりの検討時に

役立ちます。

 

外部の駐車スぺースや車庫になるのか?

またはインナーガレージ・ビルトインガレージなのか?

 

そして重要なのは、

設計者自身が、

車の運転を日常的に「行っている」人物なのか?

ペーパードライバーの感覚や

自身の感覚を

住まい手さんに

移し替えることが出来るか否か。

 

そういった能力の有無によっても

設計時と計画時での

考える範囲の差は大きいです。

 

感度をリンクさせる能力値のことは

何事にも重要だと思いますよ

特に住まいの計画では・・・・・。

 

理想だけではなくて

暮らしの現実と

家と全体を生活のスタイルを

デザインすることが住まいには大切。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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