住宅設計、暮らしのデザインイロイロと、
面積を広く感じる高低差で程よいバランスを考えるように・・・・・。
土地(敷地)の制約や状況により
広さを確保できにくいケースもイロイロとありますよね。
視覚的な効果を考える場合の
一つの方法としての「段差」の利用価値・・・・・。
面積を広げずに、
広く見せるスキップフロア。
意図的に演出する段差が
立体的な広がりを生み出すように・・・・・。
スキップフロアは、
1階・1.5階・2階のように、半階にフロアを縦方向に分断する
事で階段をつけて段差を行き来するような仕組み。
壁を設けずに意図的な仕切りとして段差を
使う事で「壁」による視覚的な圧迫感をなくし、
フロア間のつながりを「緩めつつ」と「繋げる」ようなイメージ。
立体的な「仕切り」なので天井との関係や
フロア間や段差の部分に「隙間」をデザインする事で、
適度な空きが生まれ「余白」・・・・・空間に
ゆとりを生み出す事ができますよ。
立体感によるゆとりは縦方向の「吹き抜け」とは
違ったゆとりの生み出し方となりますよ・・・・・。
フロアでの段差は立体の感覚と同時に
奥方向に対しての隙間と
心理的な「境界」が生まれるので
スペースの区切りも・・・・・・。
段差のイメージで暮らしのスペースも変わりますよ。
設計の手法で変わる住まいの空間の感じ方。
間取り図の「平面的」、「物理的空間」の価値を
より一層高める「立体」での思考は暮らしの価値を上質に
「ゆとり」を生み出す設計の手法イロイロと・・・・・・・。
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