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奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

暮らしとインテリアの融合と過ごし方の価値観を丁寧に設計デザインの付加価値でコーディネートする意味、上質な居心地を生み出すプロセスと過ごし方に対する家具の提案とレイアウト。

2023年04月04日 | 設計の事デザインの事

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※Molteni&C・家具インテリアショールーム

 

※Molteni&C・家具インテリアショールーム

 

住まいの設計を行う際には

具体的な空間づくりのために

色々な要素を複合的に考えます。

 

※Molteni&C・家具インテリアショールーム

 

※Molteni&C・家具インテリアショールーム

 

実際に「暮らし」が営まれることを

どこまで想定し、具体化するのか?

 

勿論「可変性」も持ちながら、

家具のレイアウトもそういう範囲。

 

模様替えや新年度などで

インテリアコーディネートのご相談も

多く寄せられます。

 

実際にマンションご購入者さんや

賃貸での引っ越しなどの方々も

やまぐち建築設計室・オフィシャルホームページから

お問い合わせをいただくケースは

非常に多いです。

 

なので、

改めて・・・特別なレトリックや配慮

という意味ではなくて

一般論的な家具レイアウトの大事な考え方を

少しだけ書きたいと思います。

 

基本的に僕は新築やリノベーションの

オファーをいただいている方々には

インテリアや暮らしの指南などの

コーディネートも施しています。

 

これはその一部ですが

家具はまんべんなく配置するよりも

空間に対して集中的に配置する事・・・・・。

これだけでも「空間」の認識は

大きく変化します。

 

どういう意味で変化するのか?

 

空間に対して集中して配置することにより

床がスッキリと

見えるようになります。

 

これにより「感覚」は変化して

床の見える面積に比例して

部屋が広く感じます。

 

同じ空間面積であっても

家具のレイアウト一つで「密度」は変化します。

 

建築空間を設計する際は

事前に家具の価値観や好み

使う方針をデザインに取り入れる為

間取り計画前に「家具ショールーム」へ

ご案内するのは「その為」です。

 

話しをもとへ戻すと、

家具をそういった意味で選択、

提案しながら空間をデザインし

まとまったオープンスぺースを確保。

 

家具の占有率が床面積の3~4割程度に調整が出来れば

ゆったりとした空間に

感じることが出来ます。

 

そこへ立体的な空間構成が付加され

また別の視点での構成要素で

デザインを整えると

さらに「空間印象」が良い価値を持つようになります。

 

色々な要素を緻密に考えつつ

ある程度の「余白」をデザインする事で

設計の付加価値による「過ごし方の密度」は

上質に整います。

 

空間の使い方と

過ごし方の要素をデザインする事。

 

家づくりは家本体だけではなくて

暮らし全般の行動と要素を含んで

検討することが大切。

 

意味を紐解き

丁寧な暮らしが出来るように。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

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暮らしの価値観と生活文化を良い意味で紐づけしデザインの付加価値を間取りと暮らしの空間に程よく馴染む設計デザインの感度を丁寧に、LDK+リビングアクセス階段のある家。

2023年04月02日 | 設計の事デザインの事

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※アイランドキッチン+リビングダイニングとしたシンプルなLDK空間の設計デザイン過去事例

 

 

間取りの要になる考え方としてLDKの存在。

 

名前がLDKではなくても

そのようなくつろぐ要素と

生活時間が長くなる確率の高いリビング。

 

※程よくLDKと距離感をつくったリビング階段

 

リビングは現代的な「家族時間」を過ごす場所であったり

個人の時間や就寝までの時間を過ごす

どちらかといえば

住まいの中心となりえる空間。

 

そんなリビングですが、

やはりどちらかというと

リビング、ダイニング、キッチンの間仕切りがない

ワンルーム形式の「オープンLDK」となるケースが多いかと思います。

 

そして時間や過ごし方にあわせて

変化させることが出来る工夫を設けたり

一体的な広い空間としての役目を持たせたり。

 

また家族構成によっては

必要性が異なる「リビング階段」も計画したりします。

 

その他には「和室が隣接したリビング」や「吹抜けリビング」など。

 

※リビング階段の下にアルコーブ(くぼみ)をつくりワークスペース兼スタディーコーナーを計画

 

 

リビング階段とは、

家族が集まるリビングの中に

階段がある間取り。

 

廊下やホールといった場所ではなくて

生活の主体となる空間に

一階から二階や三階など、

階を移動する為の場所としての階段を

レイアウトするプラン。

 

※リビング階段の下にアルコーブ(くぼみ)をつくりワークスペース兼スタディーコーナーを計画

 

単純な移動空間が

リビングなどにレイアウトすることによって

それは移動だけの空間ではなく

デザインや計画性によっては

多用途を持つ付加価値空間としても成立します。

 

子どもが学校から帰ってきたときや

遊びに行くときなど、

子どもの出入りが分かりやすく、

コミュニケーションが取りやすいというメリットがあります。

 

階段が環境の良い場所あることによって

くつろぐ場所や

階段をあえて広く計画することによって

セカンドリビングや書斎的な場所になる事もあります。

 

その反面リビングで暖められた

空気が2階に逃げるため、

暖房の効率が悪いというデメリットもあります。

 

これは吹抜けリビングも同様です。

 

「形」はもちろん大切ですが、

まずメリットとデメリットをよく理解して

しっかり対策をしておきたいところです。

 

ちなみに、リビングを考える上で

よくありがちなのは収納問題。

 

リビングは家族のくつろぎの場でもあるので、

それぞれが趣味や用事を持ち込みます。

 

放っておくとついモノが増え、

いつの間にか散らかり放題になりかねません。

 

リビングこそ空間を利用した

収納を充実させておきたいものです。

 

造り付け壁収納やデザインされた収納

又は「隠せる収納」など。

 

大事な家族とのリラックスタイム又は

家族とは一緒の空間だけど

個人がそれぞれ快適で楽しい時間を過ごすことが出来る

居場所のあるリビングなど

それぞれの価値空間に沿うリビングの設計手法があります。

 

暮らしの価値観と照らし合わせて

過ごし方を考えることは大切。

 

リビング階段も

そんな手法の一つだったりします。

 

間取りと家で過ごす意味を紐解き

丁寧な暮らしが出来るように。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

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設計やデザインの方向性と暮らしと間取りの価値観を丁寧に紐解きながらそれぞれの価値観にとって大切な暮らしのテーマと選択肢をデザインするとこ、生活の意味を理解度高く思考する意味の大切さ。

2023年03月11日 | 設計の事デザインの事

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

※Molteni&C LDK空間展示 (dadaキッチン採用例)

 

注文住宅の設計デザインで

間取りを決めていく過程。

 

※Molteni&C LDK空間展示 (dadaキッチン採用例)

 

※Molteni&C LDK空間展示 (dadaキッチン採用例)

 

その中でも「キッチン」について

選択が変わるだけで

随分空間の質や周辺の使い勝手も変わります。

 

そしてよく使う場所だからこそ、

それぞれの家族での使い勝手の差が

大きく出るところ。

 

※トーヨーキッチンスタイル大阪 LDK空間展示 (キッチン採用例INO-at The Heart of Life)

 

家そのものもそうですが

使いやすいキッチンのポイントと

レイアウトについては千差万別。

 

※Panasonic大阪 LDK空間展示 (キッチン採用例L-class・Irori Dining)

 

※Panasonic大阪 LDK空間展示 (キッチン採用例L-class)

 

細かな内容はやはり枝葉のように

分かれていきますが

基本的な使いやすいキッチンの考え方には

3つのポイントがあります。

 

そんなキッチンをベースとした

考え方の方向性・・・・・。

 

家事動線に沿った配置。

 

例えば、

個室タイプのキッチンだと

壁やドアが家事動線をふさぎ、

スムーズに動きにくくなる傾向があります。

 

一方、オープンタイプだと、

生活感がでやすいものの、

開放的で動きやすいことがメリットとなり、

料理をすぐに運べるなど、

家事の流れがスムーズになりやすくレイアウトが可能です。

 

大容量の収納。

 

キッチン周辺には

食器や調理器具などが多く集まる為、

ある程度収納量を

確保しないと物で溢れ、

調理スペースを圧迫してしまう、

といったことになりかねません。

 

そこで、パントリー(食材や食器の収納スペース)を

設ける事が出来るように。

 

また、最近の「システムキッチン」には

シンクやコンロの下に

ある程度大容量の引き出し式収納が

計画できるようにもなっているので

ケースによってはそちらをメインに

有効活用することも計画性の中に・・・・・。

 

掃除がしやすい環境を整える

 

これはトイレや洗面、浴室(バスルーム)などの水回り

そして玄関や廊下なども含み

どのような部屋や空間でも大事なのですが、

汚れについて・・・・・。

 

特にシンク周りやワークトップは、

油などの汚れが付きやすいので、

汚れの落ちやすい素材を選ぶように。

 

また、必要なものだけを置くようにして、

整理された状態を保つようにすると

掃除にも取りかかりやすくなります。

 

ワークトップとシンクが

一体化したものだとより掃除がしやすい環境にもなります。

 

使いやすいキッチンのレイアウト。

 

最も一般的なレイアウトが、

シンクと調理機器、

冷蔵庫が一列に並べられた

I型キッチンレイアウト・・・・・。

 

横幅が広いと、

動線が長くなり作業効率が落ちてしまうため

ある程度コンパクトなキッチン向けのレイアウトになります。

 

I型に冷蔵庫を並べられない場合には、

冷蔵庫の配置によって

使い勝手が左右されるので、

よく考えて配置する必要が出てきます。

 

I型の次に一般的なのが、

シンク、調理機器、

調理スペースがL字に並べられた

L型キッチンレイアウト。

 

メリットとしては、

I型に比べ動線が短縮される点があります。

 

一方、I型よりも広いスペースを必要とするので、

食器棚を置くスペースが確保しづらい配置。

 

U字型キッチンレイアウトは、

L型よりもさらに動線が短く作業効率が高い傾向。

 

しかし、複数人で同時に料理をするには

あまり向いていないレイアウトとなりやすい配置。

 

上記の他にも、

シンクと調理スペースが分かれているレイアウトや、

キッチンが離れ小島のようになっている

アイランド型キッチンなどがあります。

 

それぞれのレイアウトにはメリット、

デメリット共に存在するので

両方を考慮したうえで

自分たちにとっての「最適解」を知る事が大切。

 

色々な情報が存在し

様々な主張がある「家」という構成要素。

 

使いやすいも人それぞれに

生活の文化が異なるように多種多様。

 

車や洋服、料理の味付けなども

好みの差があるように

絶対これが良いという主張もそれぞれに異なるものです。

 

自分たちにとっての最適解を見つける要素も

実は大変難しいものです。

 

家の構成要素となる設備や素材・建材等の

融合された状態が

初めて空間の認識になりますから。

 

単体での良し悪しではなくて

総合要素が融合されて「どうなのか?」というところの判別。

 

料理や洋服等と同じように

素材や色、範囲や状況により見え方が変わるように

選択の総合が重要。

 

同じ料理でも盛る器や

どんな場所でそのようなシーンで

どう食事するのか?

でいろいろなものが変わりますよね。

 

洋服もコーディネートしても

玄関で靴を履き、

バッグを持ち帽子等をかぶったりすると

一気に洋服のイメージが変わったりしますよね。

 

住まいもそれらと同じ・・・・・・。

 

総合要素の理解度の高さを

検討する事が重要。

 

性能だけでも品質だけでも

使い勝手だけでも雰囲気だけでもなく

融合の状態が大切という事です。

 

プラン・間取りは、

暮らしをそこにデザインする事が重要。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

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サロン・美容室経営の付加価値デザインと質的な改善で空間の魅力と拡張する美容室の多角経営空間・会員制利用の「時間を購入する空間」への設計デザイン、リノベーションの生み出す魅力。

2023年03月10日 | 設計の事デザインの事

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

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※昨年の初夏・プランの打ち合わせがスタートした頃の計画・イメージデザイン

 

 

昨年の初夏にホームページ・オフィシャルサイトから

お問い合わせ(面談希望)をいただき

相談が始まったリノベーション計画。

 

※最終決定となった「サロン・サードプレイス空間」の平面詳細図その他図面と工事詳細見積もり資料

 

昨年約7か月の密な打ち合わせ後、

工務店選定と見積もりを終えて、

現場がスタートしました。

※サロン・サードプレイス空間のオーダーキッチンは「キッチンハウス・ベーシックセミオーダー」で最終決定

 

キッチンハウスオフィシャルホームページ

 

ご相談者さんの経営する

美容室と重ねる事業の多角展開での計画。

サロン・サードプレイス空間提案。

 

新しい屋号は未定なので

コンセプトの範囲で・・・・・・。

 

美容室オーナー Mさま

設計監理 建築家 山口哲央

施工管理 株式会社 伊勢田工務店

 

今回は空きスペースとなっている

二階部分に「それら」を計画するので

事前にいろいろと既存調査は行っていましたが

先ずは二階の「既存部分」解体からスタート。

屋根裏や一部解体して調査していた状態とは異なり

見えなかった範囲も見える状態で

徐々に骨組みの状態へ近づいているところ。

 

建築当時の面影がそこにはある「例のもの」も

キチンと祀られていました。

 

次は異なる用途となりますが

サードプレイス的な空間が

多角的な事業展開の「コア」となるよう、

場所が時間を変え時間が気持ちを変える、

そんな空間を机上の計画から

現地でのリアル化へ・・・・・。

 

場所の価値と空間の意味を底上げする質的改善が

リアル化での昇華がスタート。

 

 

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東西南北の方位と建物の建つ条件と風景を間取りと外部の工夫にどのように反映するべきか?例えば北側に窓を考えるという設計デザインの方向性にも周辺と土地の環境の取り入れ方を上質に。

2023年03月03日 | 設計の事デザインの事

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※落ち着いて安定した方向に大開口(大きな窓)を設けてきれいな風景を眺めるデザインのLDK

 

住まい造りで窓を考える際に

日当たりの良い部屋と言えば、

やはり南からの光が

入ってくる窓がある部屋ですよね。

 

明るさと採光を考慮して

南に大きな窓を設けることは多々あります。

 

一方で、北側に窓を設けることを

理想的に考える人は少ないのかもしれません。

 

日中は、南側にシフトした状態で

太陽があるので仕方が無いことです。

 

※対岸の緑の多い借景を活用した暮らしの風景(道路と土地の段差を・視界を活用)

 

しかし、土地の状況や

ロケーション等によっても変わりますが

北側に窓を設けることによるメリットも存在します。

 

明るすぎない光を取り込み

落ち着いた雰囲気をつくりだすイメージ。

 

一部状況にもよろますが

北側に窓を設ける大きなメリットとしては、

一日中安定した明るさが

確保できるということや

風景がきれいに見える立地条件などの活用方法。

 

北側は、直接というよりも

どちらかといえば

太陽が間接的に関与するので、

採光できないと思いがちですが、

実際は、「間接的」なので

室内の間接照明と同じように

明るすぎない光を

取り入れることができます。

 

また、採光を考慮して窓を設ける際に、

南に大きな窓を設けると、

夏には室内温度を上昇させやすくしてしまいます。

 

その点で、

北側の窓は直接日光が入ってくるわけでは無いので、

比較的室内温度上昇も抑えることができます。

これも北側の窓のメリットです。

 

勿論「春夏秋冬」で環境は変わりますが

予防や対策ができる事での

範囲の違いがありますから・・・・・。

 

さらに北側に窓を設けると、

風通しの観点でメリットになります。

 

家の対角に窓を開けることで

効率よく換気を行えます。

 

夏の暑い季節の換気や、

冬の空気入れ替えのための換気に

一役買ってくれるという価値はあります。

 

北側に窓を設ける際には

注意するべきポイントも存在します。

 

ある意味住宅密集地の場合などでは

隣の土地からすると、

南側なので「大きな窓」を見ることになるかもしれません。

塀や壁などで近隣も対策などを考慮するかも知れませんが

ロケーション(風景)によっては、

曇りガラスにする

又はステンドグラスやガラスブロック等

特殊な素材・建材を活用して

生活の配慮をすることになるケースもあると思います。

 

それはどんな方位でも同じことで

住宅間が近いと、

相手の家の中が見えてしまいます。

 

道路の場合は道路からですし、

住宅や他の建物の場合はそちら側から見えますから。

 

それぞれの方位や立地環境によって

良し悪しを読み取り

間取りや建築の構成に

どのような仕掛けや工夫を配慮できるのか?

 

それらによって

暮らしの雰囲気や質感は

様々に変化します・・・・・。

 

土地の性格や特性を程よくデザインに

溶け組む理想の状態は

外構(庭)の計画と建築の計画による

融合の質が大切・・・・・。

 

個別の単体による「それ」だけを見るのではなくて

どれだけ広い視野で

状況をデザインできるのか?

というところが重要です。

 

その一つに「窓」という要素。

 

暮らしは家としての間取りだけではなくて

窓の外側と連動する計画と

暮らしに対しての価値観を紐解きながら

存在の意味を大切に。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

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家と庭を融合する事・・・暮らし始めてからの居心地に風景となる庭のある暮らしの価値、窓の外側と佇まいとしての外観が生み出す過ごす時間の優位性を丁寧に設計デザインの付加価値を。

2023年03月02日 | 設計の事デザインの事

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※数寄屋をモチーフに設計を施した過去事例・(おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家・令和元年末竣工)

 

庭の存在が、住まいの価値を高めるという事。

庭屋一体という考え方・・・・・・。

 

※数寄屋をモチーフに設計を施した過去事例・(おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家・令和元年竣工)

 

外観の雰囲気を最も左右するもの、

それは庭(エクステリア・外構)です。

※軒下テラス・屋外回廊の風情

 

※軒下テラス・屋外回廊の風情

 

家づくりにとって、

ある意味で庭とは建物予算を圧迫し、

打合せの時間を必要以上に長引かせる

「厄介者」とされることも多く、

業者のなかには、

顧客が工事を望んでも、

自らの利益が増えることから「庭よりも建物にお金を掛けましょう」。

外構はどこか安価なところにでも・・・・・・。

というトークを展開する

営業マンもいたと聞きます、

全てではないと思いますが。

※玄関から眺める坪庭のある風景

 

周辺を眺めてみてください。

 

建築が良く出来上がっていてたとしても

その周辺の構成が不成立だと

どんな風に見えますか?

 

勿論「価値観」の部分もあります。

 

程よい程度に融合しつくられた庭と比較して

それらのない殺伐とした景観に、

果たして「心豊かな暮らし」が

望めるのか・・・・・。

 

それに過去を振り返れば、

名だたる建築物や

居心地のよい著名な旅館等には、

必ずと言っていいほど「素晴らしい庭」が

存在しています。

 

外から「どう見えるか」だけでなく、

室内にとっても「庭」は効果的です。

※外側にゆとりを生み出す和室からの庭の眺め

 

※プライベートな畳エリアと個室とをつなぐ外側の風景

 

植えられた木々は

外部からの視線を遮り、

窓からの美しい景色を作り出し、

建築そのものの価値と暮らしの空間を

より高めてくれます。

※程よくナチュラル感を持つ和モダンのLDKから庭を眺める空間(坪庭は玄関と共有)

 

例えば毎日の朝食時、

窓から豊かな庭が眺められるのと、

車のお尻しか見えない、

もしくは人目を気にしてカーテンを閉めっぱなし

という状況では、

気持ちに与える「潤い」が

大きく変わりますよね。

※程よくナチュラル感を持つ和モダンのLDKから庭を眺める空間(坪庭は玄関と共有)

 

そもそも「家庭」という言葉は、

「家」と「庭」で成り立っています。

 

新芽が膨らみ、春の訪れと共に新緑に色づき、

たくさんの花を咲かせて、

秋の深まりと同時に少しずつ、

裸木の美しい樹形が、

その姿を覗かせていくように。

 

日本の環境の中で、

四季の移り変わりに寄り添う暮らしは

暮らしの環境として

人の心を・・・感性を「ある意味豊かさより」に育ててくれると思います。

 

とはいえ可能な限り、

庭の手入れにかかる負担を

軽くすることも重要です。

 

そのためにも冬囲いが不要で、

自然な樹形そのままで

鑑賞できる樹種を選び、

雑草対策として

グランドカバーとなる灌木や

下草を繁殖させることも考え方の一つ。

 

群栄美装の設計では、

庭(エクステリア)を必須工事として捉え、

「庭屋一体」の家づくりを

基本コンセプトとしています。

 

窓を通す開口部緑化率を最大限に

窓に映る豊かな緑や花々は、

本当の意味で心の「ごちそう」だと考えています。

 

周辺環境を含めた佇まいを観察して、

借景となる庭・山・林があれば

拝借することも。

 

境に配慮 外観において、

硬い印象が強くなる角(カド)の部分に

多少でも植栽を配置すれば、

見た目が自然と和らぐという風に。

 

これらは外観の視点から考えても

優しい印象を与え、

美しい街並みにも寄与する価値観。

 

ランドスケープデザインとして

設計においては、

プランの初期段階から建物と庭の

ゾーニングを同時に行うことが、

本来なら「当たり前」であるべきです。

 

計画が不確定でも

ある程度の見込みと

暮らしが不幸にならないような

建物のレイアウトを計画的にイメージする手法は大事。

 

しかし、上で述べたように

どちらかといえば

疎かにされてしまっているのが現状です。

 

室内と庭の繋がりを大切に考え、

長い時間を過ごす内部スペースと、

そこに続く外部スペースを一つの視点から

構成していくことで間取りに必然性が生まれ、

「外」の存在が、

より「中」の質を高めてくれます。

 

そして自然な植栽作庭の際、

絶対に忘れてはならないのが、

そこに住む家族の「管理意欲」を確認することです。

 

積極的に手を加えて楽しもうとする人と、

できるだけ管理が不要な庭を希望する人で、

計画は大きく変わります。

 

恐らく多数であろう後者の価値観に向けては、

自然な樹形そのままに

鑑賞できる素材を中心に

構成をデザインするべきだと思います。

 

暮らしは家としての間取りだけではなくて

窓の外側と佇まいとして

外観を意識しつつ

外側の間取りとして庭の持つ意味を

計画の中に・・・・・。

 

暮らしに対しての価値観を紐解きながら

存在の意味を大切に。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

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設計と間取りの相互関係をイメージしながら良い家とは何か?キチンとデザインする思想と思考を上質に対話できるのかどうかの差は大きいと思いますよ、提案が持つカタチの意味。

2023年02月27日 | 設計の事デザインの事

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※暮らしと価値観をデザインする間取りとイメージ提案(バスルームと連動したウォークインクローゼット提案事例)

 

これから家づくりを

始められる皆さんは

家を設計する際に一番大切なことは何か?

ということに、

高い関心をお持ちかと思います。

 

皆さまが設計者や建築会社に対して

「自分たちに相応しい家を建ててほしい」と思われるように、

僕も建築家としては「幸せに暮らせる良い家を建てたい」と考えています。

 

そして、「どのように設計すれば、良い家になるだろうか」と

日々探求しています。

 

しかし「良い家」とは?

というところです。

 

ひとそれぞれに価値観があり個性があるように

すべての人に対して「良い家」とは

やはり存在しないと思うんです。

 

個々に違いがあるように

価値観の違い・・・・・。

 

良い家を設計するために

大切なことは一体何でしょうか?

 

良い家を設計するために

大切なこととは?

 

それは、まず人としてどうか?

という面があり

家づくりを進めていく中で、

大切にするべきところの一つが

「同じ価値観・異なる価値観を共有する」ことです。

 

価値観の差を違いを理解したうえで

共有することが可能かどうか?

家族でもそうですよね。

違いませんか?

 

同じ家族だけどそれぞれに考え方も違いつつ

様々な価値観の捉え方で生活していますよね。

 

要望をそのまま図面に反映するだけの人は

ただのご用聞きで

設計はできてもYESマンほど危険なことはありません。

 

価値観の共有も方向性も重要なのですが

同じ価値観だけだと

YESマンの可能性が高いという事。

 

多角的な視野を持つかどうかが重要。

 

設計士は要望通りに図面を描けばOK

という姿勢では価値の低下や不良化を招きます。

暮らし自体を「YES」のみで仕上げると

どうなるのか?

 

想像しただけでもどうかと思います。

 

価値観の違いを考えつつ

多角的な範囲から

共有がとても上手な設計者は

しっかりと考え抜いた上で

設計している場合が多く、

思考の周辺と外側まで家づくりの範囲として

とりまとめするかと思います。

 

しっかりと対話してくれる設計者であれば、

あなたが何を重視していて、

どんな価値観を持っているのかは、

ご要望を伺う中、

またはその周辺の日常的な会話の中で

汲み取ってくれます。

 

それは雑談中でも、

ヒアリング中でも同じです。

 

例えば、

繰り返し出てくる言葉は、

潜在意識の中で「気になっていること」だったり。

 

LDKでどのように過ごしたいか?

〇〇帖のLDKがほしい・・・・etc。

など、叶えたい暮らしのイメージを

話すことで、

設計者はそのイメージに意味を求めながら

その発端がどこにあるのか?

キチンと整理整頓しながら

設計材料として捉えるのか否か。

 

皆さんが対話の中で

設計者の様子を見ていても

分かると思いますよ。

 

YESマンや暮らしの経験の無さが見える怖さが。

 

家と暮らし全体とその周辺要素、

全体のバランスやコストなども踏まえた上での

最適解を出すことが住まい造りでは本当に大切。

 

 

間取りの中で暮らすことにより

様々な変化が生まれますから・・・・・。

 

暮らしとの関わりがどの程度か?

大切な範囲を考えることが

良い家への道筋です。

 

暮らしに対しての価値観を

丁寧に紐解きながら

過ごし方の提案から生まれる日常の上質な時間。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

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暮らしのデザインとコンサルティングにもつながる様々なコンサルティングを含むデザイン提案のカタチ、設計とデザインは形を作るだけではなくて、その周辺要素を生み出す手段。

2023年02月03日 | 設計の事デザインの事

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

少し前といっても

昨年の初夏・・・西大寺エキナカ。

※オープン時の様子

 

融合するエキナカ・タイムズプレイス西大寺の

リニューアルオープンにあわせて

実は「エキナカショップ」のデザインを手掛けていました。

 

テイクアウトがメインのショップ

■味のかけ橋 下関・當麻 橋本商店■が展開する

NERITEN BAR

※ブランディングを開始する前のオーナーのお話しを聞いただけの状態でのプランイメージ

 

最初の漠然としたイメージから

徐々に方向性とブランドイメージを

明確化して

場所の優位性を

カタチに仕上げる過程・・・・・。

 

※売り方のイメージと商品イメージ、ターゲットを細かく掘り下げてデザインコンサルティングを始めてからのテナントイメージCG

 

※色の持つイメージとサインを具体化しながら

 

※ブランドイメージを昇華させて最終的な方向性は背景のカラーとのバランスをカタチに

 

※お祝いの花でロゴと厨房の窓は隠れてしまっていますが、商品が引き立つ透明度をと商品を補足する店舗デザイン

 

商業施設や売り場には

その業種やブランディング

同じ商品でも「違う見え方」が必要な

デザインの意図と「商売の持つ意味」が存在しています。

 

人と場の関係性で「商品」の売り方も変わります。

 

店舗設計には

その意味でのデザインの奥行きと密度を大切に。

 

暮らしも仕事の空間も

コンサルティングでの差は大きいです。

勿論「計画する場所」の持つ意味も。

 

 

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暮らしのこと、デザインのこと、設計で生み出す環境のデザイン、過ごし方の価値観に付随する暮らしの空間と構成要素を検討する時間、照明計画と照明の採用選択も空間をデザインする精度につながる部分。

2023年01月28日 | 設計の事デザインの事

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※KOIZUMI照明・営業K氏とアトリエにて打ち合わせ(外構計画を含む)

 

暮らしの空間をデザインする時間に

照明メーカーさんを

アトリエに呼んで打ち合わせ。

 

※既存建物部分の内観CGによる復元・増築範囲がテラスから見え、見える範囲も心地よくデザインし「中庭」化する予定

 

既存の建物に平屋を増築して

既存のLDK空間から庭を見た時に

その増築範囲によって

中庭のある家に変化する暮らしの環境を

良い意味で変化させるための増改築プラン。

 

間取りの話しや

使用する建材や素材と同様に

大切な照明計画について・・・・・・。

 

住まい手さんにも

照明の計画は空間を

生かしも殺しもする・・・・という内容、

照明で建築空間の価値も

大きく変化する事をお伝えさせていただいたうえで

その重要性を担う照明器具を

メーカー「KOIZUMI」からの選択提案で。

 

いつも担当してもらっている営業の「K氏」に

空間の方向性と内観CGで伝え

数値だけの明るさは求めない旨も・・・・・。

 

明るさ暗さについては照明器具の性能が

関係してきます。

 

※増築範囲の室内空間ラフイメージ内観デザイン(壁が白い場合・天井を化粧とした場合)

 

※増築範囲の室内空間ラフイメージ内観デザイン(壁を一部板張りとした場合・天井を化粧とした場合)

 

天井の高さによりその差もあるのですが

メーカーさんの示す「数値」だけでは

それは決まらないんです。

同じ間取り、同じ窓のサイズ、窓の位置

そして同じ天井高さだったとしても

家の方位や敷地の状態

空間の仕上げとなる素材の

テクスチャーや色等により

同様に照明器具が同じ高水準の明かるさが

備わっていたとしても

数値がOKでも実際の感じ方は異なります。

 

勿論、どのような照明器具とするのかで

レールライトやスポットライト

壁付けブラケットや天井に埋め込むダウンライト

大きなスタンド照明で壁を照らす

間接照明で周辺を明るくする・・・・・etc。

どのような使い方をするのかで

雰囲気も変わります。

 

これらは温熱環境や騒音のレベルにも言えることです。

性能の数値は大切ですが

繊細でありつつもおおざっぱな「人間」が

どう感じるのか?

という問題は「数値」では計測できないところ。

 

皆さん・・・・感覚は異なりますよね。

そういうところ、

建築だけに限ったことではありませんけど

重要です。

 

人の感度と周辺から受ける影響

濃い色、薄い色で変化する

印象と明るさのレベル・・・・・etc。

 

音や温度感覚、広さ狭さ、明るさ暗さ

見える範囲、見えない範囲・・・・・。

 

そういった影響しあう範囲を

どこまで「デザイン」として

考えて取り入れるのか?

という部分の差は空間の結果にも結び付きます。

 

感度と人の感覚、

そして数値を結び付けてデザインする事。

 

暮らしはそういうった

複合要素の集合体。

単体の性能だけでは

感じ方は計測できないところを

意識できるかどうかです。

 

単純に明るいだけではなくて

どのように感じる空間として

設計すべきか?

 

そういったところの「暮らしのデザイン」は

経過として大切です。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

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暮らしと空間のイメージ提案途中、ご夫婦との打ち合わせ、増築を伴う空間リノベが生み出す過ごし方、どのような気持ちを生み出すのかというところから紐解く設計デザインの付加価値。

2023年01月27日 | 設計の事デザインの事

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※室内空間のイメージデザインCGで提案の打ち合わせ中

 

暮らしの部分的なリノベーションと共に

増改築のプラン。

 

暮らしの空間を増設しつつ

多様と空間と共に

味わいを生み出す過ごし方提案。

 

囲まれた空間での過ごし方のイメージ。

それぞれの空間に

相応しい在り方とは何なのか?

 

というところを

住まい手さんご夫婦と打ち合わせ中。

 

場所のイメージは大切・・・・・。

 

どんな空間に囲まれているのかで

人の気分も居心地も

変化します。

 

促す空間でどんな時間を過ごすのか?

 

その空間で過ごすことで

生まれる感情が「何処へ向かいたい」と思えるのか?

 

人は感情で行動が変わります。

 

多角的な意味で

過ごす場所がどんな未来を生み出すのか?

 

そういうところを包括的に

暮らしのイメージとして

考えていますよ。

 

どのような提案も

単純に居心地への紐づけだけではなくて

今回もそうですが

生き方に対して

価値観に対して

どうある空間であるべきか?

を提案しています・・・・・。

 

暮らしと価値観の共存を丁寧に。

 

理想だけではなくて

暮らしの現実と

家と全体を生活のスタイルを

デザインすることが住まいには大切。

 

暮らしの空間、

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暮らしと住まいのデザインにガレージの存在・日常的な車の出入りと車庫入れの重要性、暮らしがストレスにならないようにデザイン設計の思想と思考の範囲を拡張するように。

2023年01月21日 | 設計の事デザインの事

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※シャッター付きビルトインガレージの設計デザイン事例(道路との出入りに建物計画時に外構計画を踏まえ配置・広い回転広場が必要)

 

家づくりで見落としがちなのが

「外構(エクステリア)」かもしれません。

 

内装やインテリア、建物のレイアウトから

庭を含めた

家の外観や外回りの使いやすさを

考えておくことは重要

 

外回りの中でも特に

駐車スペースは

注意が必要です。

 

「車庫」とは屋根や壁などがある

車を入れる建物のことで、

「ガレージ」も同様に使われることが多く、

住宅と一体化したものは「ビルトインガレージ」や

「インナーガレージ」と呼ばれます。

 

一方、エクステリア部材などで

簡単な屋根が

付けられたものを「カーポート」、

柱や屋根はなくて

車を置くだけの場所を「カースペース」と呼びます。

 

国産車でもある程度の車種になると

車単体の寸法(サイズ)で

全長約4.9m、幅約1.8m程度になります。

 

これはあくまでも「車」のサイズです。

 

この大きさに、

乗り降りなどをするときに

必要なドアの開閉、

死角の生まれる範囲、

荷物の出し入れ、

前後左右のスペースを考えると、

自動車置き場(駐車スペース)の範囲は

想像より大きなスペースが必要になります。

 

実際にどれぐらいのスペースが

必要なのかは、

駐車する向きや台数、

進入路の状況や

車種などいろいろな要因を

考慮する必要がありますが、

あらかじめご自身が

どの程度のゆとりが車の出入りの際に

必要となるのか?

 

また道路との出入口の関係性はどうなのか?

自身の車庫入れなどの得意不得意は

どうなのか?

という事の情報整理を

予め行っておくのは

大切なことです。

 

建物の配置(レイアウト)と

玄関や勝手口、

そして通路などは

ある程度までは建築計画の時点で

ある程度の予測は重要。

 

家づくりを考え始めた際には

日頃から、

利用するスーパーマーケットや

コンビニ、

パーキングなどで「駐車しやすい」もしくは

「駐車しにくい」と感じる駐車場が

どの程度の広さなのかを知っておくと、

これからの家づくりの検討時に

役立ちます。

 

外部の駐車スぺースや車庫になるのか?

またはインナーガレージ・ビルトインガレージなのか?

 

そして重要なのは、

設計者自身が、

車の運転を日常的に「行っている」人物なのか?

ペーパードライバーの感覚や

自身の感覚を

住まい手さんに

移し替えることが出来るか否か。

 

そういった能力の有無によっても

設計時と計画時での

考える範囲の差は大きいです。

 

感度をリンクさせる能力値のことは

何事にも重要だと思いますよ

特に住まいの計画では・・・・・。

 

理想だけではなくて

暮らしの現実と

家と全体を生活のスタイルを

デザインすることが住まいには大切。

 

暮らしの空間、

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設計する建築空間の要素をバランスよくデザインする事、暮らしの感度を丁寧に見据える持続性を間取りだけではなくて構成するべき尺度、例えばフローリングひとつでも。

2023年01月11日 | 設計の事デザインの事

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

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※床・フローリングメーカー朝日ウッドテックショールーム

 

美しいこと・使いやすいこと

快適であること・・・・・。

 

※床・フローリングメーカー朝日ウッドテックショールーム

 

勿論「それら」だけではありませんが

家を考えるときに

大切な要素。

 

何も無い状態から

色々な家に必要となる

周辺を考えて

真っ新から丁寧に設計をしていきます。

 

※床・フローリングメーカー朝日ウッドテックショールーム

 

膨大な情報処理がありますが

ひとつひとつの情報を「連動」させながら

丁寧に・・・・・。

 

対話でつくりあげるという事。

勿論「人」との対話もありますが

要素との対話も重要で

暮らしの価値にどのような意味を

持たせた空間とするべきなのか?

 

家というカタチを構成する「モノゴト」を

考えるときに、

デザインは恣意的でなく、

謙虚でありたいと考えています。

 

打ち合わせを重ね、

住まい手の人柄、要望、

敷地の条件、

暮らしてきた趣等

複合的に最適な答えを見つけ出していきます。

 

住まい手と場所の数だけ「解」があり、

その「解」を生み出す

プロセスを大切に・・・・・。

 

素材を活かす木、石、土など

自然の素材を

自然に近い状態で家づくりに活かしたり

逆にフェイクだけど

そのフェイク材特有の意味を

紐解き「活用する」事も。

 

コンクリート、鉄や真鍮での造作、

漆喰や珪藻土の壁なども

多く使います。

 

素材を選ぶ基準は

時間の経過とともに、

家と暮らし、

そして家族の価値観に

馴染んでいくものであること。

 

こういった素材を

質感を活かして使うことで、

月日とともに

暮らしに馴染み

魅力を増していく住まいとなるように。

 

同時に「人が暮らす環境」としての

場所の持つ意味を最大限に引き上げる事。

 

光と風の通る家、

太陽光や風を積極的に取り込み

活用することで、

趣はそれぞれに異なっていても

出来る限り人にやさしい空間となるように。

 

特に開口部の位置や大きさには、

外側からの意味と

内側からの意味を重ねて

細心の注意を・・・・・。

 

光の取り入れ方と

断熱性のバランス、

見たい景色、風の向き、

プライバシーの確保など、

多くの条件のバランスを考え、

一つ一つの開口部を丁寧に・・・・・。

 

そういった細かな積み重ねの集合体が

家というカタチの意味に

昇華されていく訳です。

 

 

バランスの良い食事と同じように

家のバランスと

住む人のバランスを

程よく整える事。

 

家づくりには

そういった「バランス」が大切。

 

暮らしの事を丁寧に仕上げる為に

必要な感度と観点を

大切に考えてみませんか?。

 

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暮らしのイメージと色と素材感のバランス、設計デザインで雰囲気をつくりだす要素の選択肢、同じ間取りであっても質感も居心地も空間の感じ方は変化します、車の内装カラーの違いでもそうですよね。

2023年01月10日 | 設計の事デザインの事

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

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※色のトーンを控え気味に明るさの反射を抑えて落ち着きと安定感を与えた空間

 

暮らしの空間には

様々な比率で

考えておきたいバランスの存在。

※柔らかい光の明るさを反射する事を意識してナチュラルカラーを取り入れた空間

 

例えば、数値的に表現すると

5・25・70等・・・・・・。

※和の風合いを残しつつ清潔感のある空間を意識したモダン性を残した空間

 

この数字は

住まいの色選びをするときに

知っておきたい「色の割合」。

※グレージュモダンを意識しつつナチュラルモダンと融合させた空間

 

住まいの新築やリフォーム(リノベーション)では、

屋根、外壁、

ドア、フローリング、クロス、壁、天井、

建具、キッチン・浴室・・・・etc。

実に多くの「色選び」と「素材選び」が

必要となります。

※モノトーンを意識しながらシンプルモダンにナチュラルな風合いを融合させた空間

 

上記はその一部ですが

それぞれに空間を構成する部材や素材の

一部となるのですが、

空間は素材の集合体。

 

その集合体をバランスよく整える比率。

 

まずは70%。

これは「 ベースカラー」の割合です。

 

ベースカラーとは

部屋の大部分を占める色で、

床や壁、天井などに使います。

 

この色で室内が明るい感じになるのか、

もしくはシックな感じになるのかが

決まります。

 

そして次が25%の「メインカラー」。

 

これは部屋の主役になる色で、

ソファやカーテンなどによく使うバランス。

 

ベースカラーとの

調和を考えながら選びたい比率。

 

最後は5%の「アクセントカラー」。

 

クッションや絵画、

ラグなどに使います。

 

アクセントになるように

メリハリのある色を選ぶ事も視野に。

 

住まいのカラーコーディネートのコツは、

色を「同じにそろえる」より

「調和をはかる」です。

 

そのために大切なのが

5%・25%・70%の

割合ということです・・・・・。

 

どのような調和空間で

満たされて過ごすべきなのか?

 

それぞれの暮らしの価値観を

整理しながら

注文住宅だから出来る

創造の範囲を模索するデザインと

間取りと暮らしの雰囲気を丁寧に。

 

暮らしの事を丁寧に仕上げる為に

必要な感度と観点を

大切に考えてみませんか?。

 

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数寄屋の佇まいを持つ和モダンな平屋の家・建築工事と外構(庭園)工事を終えて秋から冬の風情のタイミングで竣工写真(完成写真)の撮影を・設計デザインのカタチが居心地を生み出す夜景の佇まいに格子の効能。

2022年12月30日 | 設計の事デザインの事

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

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住まいを設計し工事が進み

完成した後には

竣工写真(完成写真)を撮影するのですが、

今回は四季といういみでの時期もあり

何度かに分けての

竣工写真の撮影を行っているのですが

秋~冬という

風情が残る段階での夜景を。

樹の幹と枝だけが残っている植樹も

あるいみ「外構のオブジェ」のように

夜景では「ライトアップ」が

効きますから。

まだ葉が残る植樹は

陰影が柔らかくなるので

また前述とは異なる風情を醸し出します。

今回の撮影は写真家は「大西 としや」氏。

※設計デザイン提案時の初期外観イメージパース

 

冬場は暮れる時間が早く

タイミングを逃さないように

その時間が来るまで「待機」。

 

毎回そうなのですが、

竣工写真は

室内も室屋外も

天候と季節に左右されます。

 

タイミングを逃さないように・・・・・・。

 

続きは来年の春から初夏の予定で

時間帯を調整して「日差し」も

程よい風情を生み出すタイミングで。

 

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暮らしの趣と価値観をデザインするスタートライン、間取りや家の基本を生み出す為の前段階に設計デザインの本質と共感できるかどうかの商品選定にメーカーを吟味したので打ち合わせを。

2022年12月28日 | 設計の事デザインの事

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※アトリエにてPanasonic living近畿の担当営業さんとの打ち合わせ・言葉の範囲を見渡す事の出来る2人です。

 

何を選ぶか誰を選ぶのか?

 

関わる物事も

デザインの一部ですから。

 

※今回採用候補に検討しているシステムバスルーム・Panasonic「BEVAS」WEBより

 

意図するところとあわせて

正確な商品情報は大切。

 

住まいのカタチをつくりだす

材料や素材、

設備関連の商品の検討打ち合わせ。

※今回採用候補に検討しているシステムバスルーム・Panasonic「BEVAS」WEBより

 

今回の住まいの計画では

建材設備メーカー「Panasonic」の

商品を採用提案で

検討している事もあり

パナソニックリビング近畿の

担当者さんとの打ち合わせ。

 

毎回丁寧な商品検討時のアシスト。

 

正確な情報で

商品採用精査が出来るので

フラットな感度で

検討が出来て尚良しです。

 

モノゴトに「関わる」人は大切。

現場で働いてくださる方々もそうですし

裏方で現場では見えない部分で

しっかり役割をはたしてくださる方々も。

 

関わる人々にも質を求めますし

現場を丁寧に考えてくれる

そして共感が出来る・住まい手さんとも価値観があう

そんなメーカーや業者(施工者)を

選定にはとりいれていますよ。

 

住まいは商品単品で

良し悪しが決まるのではなくて

商品や部材素材の

集合体として

融合の内容により

随分差が生まれます。

 

そういった全体像と質、

そして住まい手さんの

価値観との融合を

整理整頓して

設計とデザインで

コーディネートする事が

僕の建築家としての価値観による仕事。

 

ただ図面を描くだけの

建築家ではなくて

色々守備範囲の広いタイプの

建築家です・・・・・僕は。

 

なので設計以外の業務も

沢山行っていて

プロセスと結果もデザインしていますよ。

 

間取りに対しても実はそう。

 

生活に対する

デザインのカタチを

どのように考えるのか?。

 

実際に家で掃除をしたり、

キッチンを使ったり、

洗濯やアイロン掛け、

ゴミ出しを

最低限実験的にでも

やっている人と

そうではない設計者では

随分価値は違ってきます。

 

車の運転しない人には

ガレージ、車庫、

ガレージから

車道までのアプローチに対する感度を

質問してみると分かりますよね、

その差が・・・・・。

 

子育てした事のない人に

子育て相談しませんよね?。

 

住まいの設計デザインに関しても同じで

どんな人に何を求めて

何の相談をしますか?。

 

暮らしの事を丁寧に仕上げる為に

必要な感度と観点を

大切に考えてみませんか?。

 

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