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森林ジャーナリストの裏ブログ

表ブログに書けない、書く必要もないドーデモ話をつらつらと。

再び川上村のチェンソーアート

2006-06-08 23:23:12 | ドーデモ体験談

吉野に行って、割り箸職人に逢ってきた。
この話は、ちょっと改めて書きたいので、今日は、わずかの時間に寄った、川上村の木工センターで見てきたもの。

 

ここのトントン工作館にブライアン・ルースの幻の作品があることは、ゴールデンウィーク中に訪問した時に記した。その際に、見逃した木工センター内の作品を見せてもらった。

いきなり訪ねて、チェンソーアート作品はないか、と聞いたら出てきたのが、写真のもの。間違いない。これもブライアンの作品だ。ちゃんと台座に「BR」のサインまである。小品だが、嘴などはさすがだ。素材はスギ。このスギは、川上村で提供したものだという。

 

肝心の職員は、この作品の作者のことを知らなかったので「アメリカの永久チャンピオンで…うんぬん」と教えたら、「そんな凄い作家の作品なら、もっと日の当たるところに飾ろうか」と言ってくれる。本当に日の当たるところだと、割れてしまうが(笑)。

 

「いや、ほかに幾つもあったんだけど、ほしいという人にあげちゃったよ」

あらら、もったいない。正式に買えば5万円以上すると教えたら、惜しそうだった。


カテゴリーの再編

2006-05-26 01:12:32 | ドーデモ体験談

すでに気がついている人もいるかもしれないが、カテゴリーを再編した。

 

木製品・建築」を追加したのである。 具体的には、木造建築はもちろん、割り箸関係もみんなコチラに移した。

 

これまでの記事もカテゴリーを分類し直していこうかと思っている。 だんだんどこに分類してよいか迷う記事を書くと、とりあえず気分で当てはめていたが、すると後で探し出すのに苦労する。案外、自分で書いたものなのに、後で読み返すことがあるのだよ。コメントもだけど。それを元に雑誌向けの記事のアイデアを練ったりもする(^^;)。ここで書いたことが、そのうちどこかに載るかもしれない。ほとんど論考実験室になっているのでした。


切り株アート

2006-05-07 01:08:29 | ドーデモ体験談

さて、黒滝への道である。

よく聞けば、洞川までは通じているという。最悪、洞川(天川村)経由で黒滝に行くことは可能だ。

そこで川上村の高原より林道に入った。昔は、すぐ舗装が途切れて山奥で行き止まりだったのだが、今では奥へ行くほど道がよくなる。途中には、林齢200年を越す巨木の森があるのだが、今回はパスして奥へ奥へ。たまに反対方向からの車とすれ違うが、これは洞川に通じている証拠だ。

 

とうとう尾根筋に着き、吉野山への分岐に出た。果たして「通行止め」の標識。迷ったが諦めて洞川への道を進み、大天井滝へ。せっかくだから見学しようと車から下りると、先客のおじさんと話した。すると、「吉野山から来た」というではないか。
「通れるんですか」と聞くと、「標識にごめんなさい、を言って走るんだ」とのこと。

 

すぐUターンして、吉野山コースへ。なるほど、ところどころ崩れているが、車一台通るくらいの幅はある。乗用車が行けるのに四駆が行けないわけない。途中、すんごい杉林の山々が見える尾根にも出た。
そして黒滝へ下る分岐へ。ここを下れば、黒滝村の槙尾だ。

 

ここで、ふと気がついた。「切り株アートのある場所を知らなかった」。
黒滝たって広いもんな。どうするか。
記憶をたどると、「赤滝」へ向かう途中だと聞いた気がする。

 

それだけを頼りに走り続けると……あった!
なんと「きららの森」というキャンプ施設の駐車場前ではないか。谷も広がっていて明るいし、これなら見学客も来やすいだろう。アピールという点では絶好のポイントだ。

 

さて、肝心の切り株アート。写真を1枚添えるが、もっと見たい人は、リンク欄の「出来杉計画」をクリックしてください。全部で20体くらいあるのかな?

これはやっぱり、アイデア賞ものだ。人を引きつける魅力がある。みんな、切り株アート前で遊んでるし(笑)。ストリートアートとしてのチェンソーアートの潜在力を感じた。切り株だと、割れにくいという価値もあるかもしれない。
チェンソーアートの一変種ではあるが、切り株ならではの別の意味もあるような気がする。単に丸太から作った作品を展示しているのとは違った感触である。より樹木を意識することができる、大地とつながったアート

 

今後のアイデアにつなげたい。


川上村のチェンソーアート作品

2006-05-06 10:38:50 | ドーデモ体験談

川上村の井光集落の奥にある御船の滝前には、チェンソーで彫ったと思われる木の灯籠型看板がある。(写真)
また某店の前にも、あきらかなチェンソーアート作品が置かれていた。
川上村名物の「達ちゃんクラブ」という山の生活に触れる会でも、講師の辻谷達雄さんは、チェンソーで椅子を作るのを得意としている。
さらにやまぶきホールのロビーには巨大な龍が。
『匠の聚(むら)』という芸術家村のギャラリー前にも巨大なフクロウ。
これらは基本的には手彫りのようだが、チェンソーも使われている模様だ。

 

そして川上村には、「杉の湯」というホテルがある。このロビーにある売店には、チェンソーアート作品が展示販売されていた。

 

見たことある。それもそのはず、出来杉さんのものであった(笑)。このプログにも時々コメントを寄せていただいています。彼は、川上村の隣の黒滝村在住。

そこで思いついた。ちょうど時間も余裕がある。チェンソーアート流れで黒滝村に行ってみるか。出来杉さんは、最近「切り株アート」と称して、地に根っこがあるままの切り株でチェンソーアートを試みて、大層な評判となっている。地元のテレビや新聞にも紹介された。
それを見に行こう。

 

そんな気になったのは、川上村と黒滝村を結ぶ道が完成していたからである。以前は行き止まりの林道だったのだが、延長されて天川村の洞川と結ばれたのだが、さらに尾根沿いに吉野山と黒滝を結ぶ道(林道吉野大峯線)も引かれた。
川上と黒滝は隣と行っても山があって、これまでだと吉野町から国道309号線を通らなくてはならないが、このルートならすぐだ。

しかも尾根から吉野の広大な人工林が一望できるかもしれない。
というわけで、帰り際に行こうと思ったら、
「尾根ルートは、崩落があって通行止めです」

 

……さて、どうする?(以下次号)

 

 


謎のチェンソーアート作品

2006-05-04 21:34:05 | ドーデモ体験談

連休中なので、ちょっとミステリーを。

川上村にあるトントン工作館の玄関先に、巨大なチェンソーアート作品が置かれている。
お見事としかいいようのない出来だ。木にオオワシ、ハチドリ、そして大輪の花。様々な意匠が組み合わせてあり、いずれも細かな細工が見られる。
不思議なのは、材質である。見たところ、米材だ。松のような樹皮だが、直径90センチ以上、高さ2mを超える大材。なぜスギの産地川上村に米材で作られた作品があるのか。この作者は誰なのか?

 

これまで川上村でチェンソーアートが行われたのは、そまびと選手権にカナダ人の林業家を招聘した時が最初と考えられている。90年代始めではなかったか。そこでチェンソーを扱って丸太から椅子などを作って見せた。それを真似て、村人の中でも少し広まった経緯がある。
だが、その作品は、現在のチェンソーアート作品と比べると、見劣りがする。村の林業資料館に展示されているので見てほしいが、もともと彼らはチェンソーアーティストではなく、余技として披露したもので、そんなにうまくない。

 

そこに、この作品である。レベルは第一級だろう。誰がこれほどの作品を作ったのか。

 

そこで浮上するのが、アメリカのブライアン・ルースの名である。なにしろアメリカの永久チャンピオン。日本にチェンソーアートを根付かせ、現在のように流行りだしたのも、彼が日本に伝えたからと言える。彼の作品だと聞いたのだ。
たしかに実物を見ると、一目で作者はブライアンだ、と思った。そのレベルでなければ作れないはずだからである。

 

しかし、ブライアンが日本にチェンソーアートを伝えたのは、2000年の愛知県東栄町である。これはどうしたことか。
実はその前にも、イベントなどに出演するために、彼は日本を幾度か訪れていたのだ。1997年にも静岡に来ている。それが縁で東栄町にも招かれたのだから。しかし、それと川上村の作品がつながらない。とにかく、ブライアンの作品に間違いなければ、幻の作品であり、日本に初めて伝えられた本格的なチェンソーアートの技と作品ということになるだろう。

 

これは、日本チェンソーアート史に残る大きな謎である。
その解明のために、私は立ち上がった(笑)。

 

まず作品をチェックした。残念ながら署名などはない。ただ台座にローマ字で「HANARANMAN」と削られていた。そして「95」とある。1995年の意味だろう。そこで、川上村の図書館に行ってみた。開いていたが、連休中だからほかに訪問者はいない。それでも「広報かわかみ」を見つけ、1995年のバックナンバーを調べた。

 

答が見つかった。この作品は、1995年の大阪・鶴見緑地で開かれた「国際はならんまん博覧会」で作られたものであった。阪神大震災直後に、こんなイベントがあったとは記憶になかったが、ようするに花博の後釜のような園芸博だろう。
4月1日から5月21日まで開かれ世界85カ国が参加したが、その期間中にブライアンは招かれたらしい。

その最終日にそまびと大会が開かれた。川上村は、日本代表ということで「やまびこ太鼓の披露」を行ったとある。
そして大会終了となったのだが、その際にブライアンが作った作品数点を譲り受けたらしい。このトントン工作館のものは、もっとも大きなものである。ほかに小さめのハチドリなどがあるようだ(寄贈したのは、大阪市)。

 

数奇な運命(笑)を経て、ブライアンの日本初作品が、川上村にある。これが日本に伝えられたチェンソーアート作品の第1作とすれば、林業のメッカ吉野にとっても意義深いのではないか。

 

まてよ、と思った。チェンソーアートと吉野と言えば…(以下、続く)

 


川上村のお土産

2006-05-03 23:43:40 | ドーデモ体験談
川上村から帰って来ました。ちょっと、疲れた…。

走行距離300キロ。ガソリン代が値上げされたので、エコドライブに務めた。すると、驚くほど燃費がよくなった。ほとんど山の中ばかり走っていたのだけど、意外。生駒の中を走っている方が燃費が悪いのか。

せっかくだからお土産を紹介しよう。
川上村のおかきとくず餅である。実は、もらいもの。●○村さん、ありがとうございました。皆さん、川上村を訪れた際には、杉の湯泊まって、このお菓子を買ってください。といいつつ、私は、このホテルに泊まっていないし買っていないのだけど(~_~)\(-_-メ;)。

ちなみに、今日はフェスティバルをやっていて、ほかにも手作りコンニャクとか、丸太の寄せ植えプランターとか、いろいろ買ってしまった。吉野杉の端材を1キロ100円! というのもあって、思わず欲しくなったけど、我が家で大工仕事できないしなあ。
観光客は、地元で土産を買うべし。それが地域貢献の第一歩だ、なんて。

ブログタイトル&デザイン変更

2006-04-06 00:35:49 | ドーデモ体験談

『田舎で暮らす!』も出版したことだし、ブログのタイトルを変えようと思い立ちました。

そこで考えついたのは、「だれが日本の「森」を殺すのか」から
だれが日本の「森」を殺すのか&田舎で暮らす!

安直でしょ

 

もともと森コロの出版記念として発作的に始めたブログで、期間限定のつもりだったのが、なにやら長引き、とうとう次の本の出版までに至りました。ほぼ毎日更新するのはきついけど、いろいろ得るところもある。基本的にブログですから、あまり煮詰めて書いていません。思いつくまま、です。でも、記すことで意見がまとまり、それを実際の記事にすることもありました。
今や、このまま行き着くところまで行ってやろうか、と開き直っています。

 

もっとも今後記す内容は、森と木と田舎。今までと変わらないでしょう。本当は、それらのテーマ全体を包含したタイトルが思いつけばよいのだけど、ねえ。気に入ったのが思いついたら、いきなり変えるかもしれません。

 

それにしても、もし次の本が出たら、そのタイトルも加えるのか…?

 

ちなみにタイトル変えるならと、デザインも変えました。見ればわかるだろうけど。


宮崎より帰宅

2006-03-28 23:57:42 | ドーデモ体験談

宮崎より帰って来ました。
宮崎では、杉と桜ばかりが目につきました。でも、桜は散りかけ。
奈良は、これからが桜の本番です。

風邪引いていたのと、飲み歩き?、それに数多くの視察のせいで、ちょっと疲れ気味(^^;)。

でも、ためになりました。ご報告は、また。


今だ完全復旧ならず…

2005-10-15 14:11:33 | ドーデモ体験談

パソコン、完全にクラッシュしました…。

泣きそうになったここ数日でした。いかなるリカバリ─も受け付けず、パックアップデ─タさえ取り出せず、とうとうパソコンを買い換え。今は、新しいパソコンでアクセスしていますが、白紙からセットしている状態。まだ環境は完全に復旧していませんが、とりあえずネットに接続できるようにはなりました。文字変換がまだおかしいので、打ちにくいのだけど…。

ともかく、少しずつ復活しますので、今しばらくお待ちください。