定義如来(浄土宗極楽山西方寺)参詣に平成24年11月16日(金)、小春日和に誘われて仙台市大倉まで出掛けました。NHK テレビ大河ドラマの「平清盛」の嫡子平重盛に縁があると言うのです。平家が壇の浦の戦いに敗れた後、平重盛の重臣・肥後守平貞能(サダヨシ)が阿弥陀如来の宝軸を守り、源氏の追討を逃れるため名を「定義」と改めこの地に隠れ住んだのだそうです。
貞能堂の山門です。両脇の仁王像が眼を引きます。時季外れの平日にもかかわらず、仲見世の人の出入れは賑やかです。
お燈明と線香をうやうやしく手向け、この先の安寧を祈ります。
煩悩を祓いに思いっきり鐘を撞きます。歳迎えには早いのですが、クリスマスのデコレーションも目にするので「まっ!いいか」
安徳天皇の遺品を埋め、墓標として二本の欅を植えたそうです。成長するにつれ一本の樹として結ばれ「連理のけやき」と呼ばれるようになったそうです。縁結びの神木として信仰を集めているそうです。
一つの樹を挟んだ裏側が「天皇塚」として子授けの信仰となる珍しいものです。
ずうずうしくまだまだ長生きしたいと「長命水」を頂きますが、「下痢しないだろうな?」と他の心配をします。
開山より今日まで、庶民の寺「定義(ジョウギ)さん」として多くの方に親しまれた定義如来西方寺の本堂です。平成11年建立と意外に新しい建物です。
「子育て観音」だそうですが、子育ては終わったので「孫と仲良し観音」の方がいいな~
平和祈念の供養塔として昭和61年建立された「五重塔」です。意外に新しいお寺さんのようです。
遅い昼食に定義如来名物の焼きめし、肉巻きめし、三角あぶらあげを食べます。油揚げは厚揚げを焼いたものに醤油に唐辛子をかけたものです。ご飯はやっぱり「つや姫」が一番だな~定義如来探索はこれにてお仕舞い!釣瓶落としの日暮れを気にしながら家路を急ぎます。
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