お爺さんは山へ柴刈りに

東鳩会の開催概況

ころり観音に会いたくて・・・東照会観光班

2011年08月04日 10時40分54秒 | Weblog

 東照会観光班は平成23年8月2日(火)、山形市高瀬の風立寺にある‘ころり観音’に会いに行きました。ゴルフ班は既に出立していたようです。風立寺は慈覚大師(円仁)が山寺立石寺より早く開山されたという縁起があります。皆さん恋人に会うかのようにルンルンです。

 右の社に‘ころり観音’が鎮座します。左の観音様は‘べにばな観音’です。べにばな観音に負けじと顔を整えます。「ほら!ほら!あの辺が私が育ったところです」とヤスエちゃんが遠くを指さします。 

 

 袈裟の代わりにタオルを首に巻いた住職が説教します。「堂宇に鈴が吊るしてあったら、手を打ってお参りします。鰐口が吊るしてあったら手を静かに合わせてお参りします」「狛犬は口を開いてる犬と口をつぐんでる犬が対なっている。これを阿吽という。口を開いているのは人が生まれた姿、口をつぐんでいるのは人が死んだ姿、人の一生を表わしています。わかたが!」熱心に聞く姿は学生時代に見られなかった光景のようです。また住職の声です。「それでは胎内潜りをします。そこの賽銭箱にお賽銭入れて!」おもむろに床を開くと下り階段が現れます。中には一寸八分の阿弥陀如来の黄金仏が納められているそうです。一人ひとりそろりそろりと階段を降ります。漆黒の闇の中です。何も見えません。左手で壁をまさぐり、声を掛け合い進みます。一周して明るさを取り戻しホッとします。ヤスエちゃんとヤマミちゃんは「二周したよ!」と弾んでいます。きっと霊験新たかでしょう。教訓「特に男女は信頼できる人と一緒に入ることをお勧めします」

 次は、天童市の若松寺に足を運びます。別名‘縁結びの観音様’とも言われています。また、最上三十三観音の第一番札所霊場でもあります。タカヲちゃんは何を祈願しているのでしょう。縁結びは不要でしょうから無病息災でしょう。「ヨネちゃんを連れてくるんだったな~」とヤスエちゃんが呟きます。麓で蕎麦の昼食を取り夜の本番を待つだけです。「飴食べない!」「喉渇かない、水いらない!」「団扇いらない!」と昨日と今日私に声をかけてくれます。忘れていた女性の親切さが身に浸みます。ありがとうございました!


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