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575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

陽に溶けて氷柱明日の光あり  郁子

2021年02月09日 | Weblog
今朝はまた冷えました。明智光秀ゆかりの福地山でもまた氷柱が出来ていることでしょう。作者の郁子さんは、お正月にご主人のご実家のある福知山で氷柱を見たそうです。陽を浴びてキラキラ光る氷柱。いずれは水になるのですが、なぜか執着の象徴に見えたとか。光秀の執念??
真意はわかりませんが、いずれにしても、春を前にした光には希望がありますね。

選句された方のコメントです。
能登さん:氷柱の光に希望を託して・・・コロナ渦中の希望を込めて詠まれたのではないでしょうか。
亜子さん:氷柱の溶けていく様。細くなるが、明日の光が見える。
泉さん: 幼き頃は よく氷柱を見た。その頃を思い出した。

私は実際に軒先の氷柱を見たことがありませんが、想像しても美しい光景だと思います。いよいよ「光の春」の到来です。麗子

コメント (1)
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