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575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

雑煮椀求めし古都の艶のあり  晴代

2021年02月04日 | Weblog
京都で買われたお正月用の雑煮椀。晴れの日の器の上質な塗りの艶が見えるようです。
選句された方のコメントご紹介します。

郁子さん:雑煮椀のこだわり。新年だからこそきちんと始めたい気持ちが伝わります。
千香子さん:お正月に出して使う、上等の漆塗りのお椀、買い求めた奈良の都の思い出とともに漆の艶の、今だそのままで、また今年も使うことが出来た。想像が膨らむ句でした。我が家の雑煮椀を思いながらの感想です。
紅さん:着物を召した美女が浮かびました。

私は勝手に京都と詠んでしまいましたが千香子さんのように奈良かも知れません。
我が家にもお正月の時だけ使うお椀があります。母が喜寿の誕生日の内祝いでくれたもの。
箱の熨斗も捨てずに置いてあるので、新年の朝、そこに母の名前を見る度にいろんな思いがこみあげて来ます。これからも毎年出して使います。

晴代さんはいつどなたと買われたのでしょうか?楽しい旅の思い出とともにこれからも晴代さんのお正月を彩ってくれますね。麗子

コメント
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