HARD HEAD

旅行 社寺

駿府城 散策

2012-06-21 13:41:46 | 
2011.09.18 所用で静岡市に昨日泊まり朝少し時間が取れたので

      日本百名城のひとつ駿府城跡を散策した。



 駿府城 巽櫓(たつみやぐら) 1988年復元、二の丸の東南角に設け

 られた、三層二重の隅櫓で、十二支の巽(辰巳)の方角に位置する

 ことから呼ばれている、城の櫓建築でも例の少ないL字型の

 平面をしている。



 鯱(しゃちほこ) これは1969年に二の丸整備工事の際に堀の底から

 発見されたもので、貴重な鯱などが城内に展示されている。



 駿府城 元々駿府には駿河の守護であった今川氏の城館がありました。

 徳川家康(幼名竹千代)も今川義元の人質として数え年8歳から12年の

 長きにわたり駿河で過ごしている。その後時が経ち、家康は1585年

 駿府城の築城を開始し、浜松城から駿府城に本拠地を移した。

 将軍職を秀忠に譲った後の1607年に、家康は再び江戸城から

 駿府城に移っています、この時に駿府城は大改修され、天下普請

 として各地の大名が駆り出された。

 駿府城の家康は「大御所」として実権を握っていましたので、
  
 江戸、駿府の二元政治だったのです。天下人として1616年75才で

 生涯を閉じたのも、駿府城で久能山東照宮に当初祀られました。



 本丸跡に建つ徳川家康の銅像 鷹狩姿。



 銅像の隣に家康お手植えのみかんの木 このみかんの木は静岡地方の

 みかんの起源をたどる貴重なものです。



 天守は現存していないが1610年再建時の天守曲輪は、五層、七階の天守が

 中央に建ち、天守台の石垣天端で約55m×48mという城郭史上

 最大の天守台であった。





 東御門 1996年巽櫓の隣に復元 二の丸の東に位置する主要な出入口

 でした、この門は二ノ丸堀(中堀)に架かる東御門橋と高麗門、

 櫓門、南及び西の多門櫓で構成される枡形門です。



 東御門櫓門 1996年復元。





 東御門橋と二ノ丸堀(中堀)


 



 弥次喜多像 静岡市出身である十辺舎一九の「東海道中膝栗毛」を記念して

 建てられている。二ノ丸の南側の堀と石垣が現存する。



 ワサビ漬け発祥の地  碑によるとわさびは370年前始めて安倍川上流で

 栽培され200年前、駿府のわさび商人によって考案され、明治以降の

 交通機関の発達により広まったそうです。



 駿府古地図。