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旅行 社寺

西国三十三所 第九番南円堂(興福寺)

2012-06-04 08:08:32 | 西国三十三所札所
2008.11.02 今日は奈良興福寺の南円堂が開帳されているので行く。

 興福寺は飛鳥時代から、奈良、平安時代にかけて、政治の中心で権力を

 ふるった、藤原氏の氏寺として創建された、文化財の宝庫と言われ広大な

 境内には国宝、需要文化財の建造物が立ち並ぶ。







 南円堂(重文)1789年再建 直径15mの一重本瓦葺、頂に宝珠がそびえる

 朱塗りも鮮やかな八角円堂です、入場すると、堂内中央には本尊が安置され

 「木像不空羂索観音菩薩座像」(国宝)1189年造立、康慶一門の作

 高さ336cmの巨像です、周りには「木像四天王立像」(国宝)が守護している
 
 堂内をぐるっと一周し全ての角度から拝見でき、鎌倉仏像を堪能致しました。





 五重塔(国宝)1426年再建 高さ50.1mで木造の塔しては東寺五重塔に次、

 日本で2番目に高い。塔内部を特別公開していたので、人々の列に並び

 見学した。



 東金堂(国宝)1415年再建 内部を拝観でき、本尊は室町時代に再興像

 銅造薬師三尊像(重文)脇侍の日光、月光菩薩立像(重文)は奈良時代の

 作である、

 また国宝の諸仏が多数安置されている。



 三重塔(国宝) 鎌倉時代初め再建の興福寺最古の建物。

 国宝館にも立ち寄り、有名な阿修羅像を含む八部衆立像(国宝)

 (天平彫刻の傑作)とも会う事が出来、その他多くの寺宝を見学できた。

 また中金堂再建を中心とする境内整備事業が始まっていた。