徘徊老人のひとりごと 熱海日乗（令和２年９月７日、月曜日、雨時々止む）

　　　　台風１０号の影響で、このところ毎日雨だ。
　　　今朝も雨だ。
　　　テレビでは九州地方の台風の様子を伝えている。
　　　安全上及び人権を配慮してか、最近のレポーターは
　　　「安全を配慮して屋内からレポートしています」とか
　　　「ホテルの部屋からレポートしています」と言う。
　　　確かにレポーターの安全を配慮すれば、こうあらねばならない。
　　　だが、昔のレポーターのように雨風の激しい屋外で吹き飛ばされそうになりながら
　　　レポートする姿に臨場感を感じたものだ。
　　　時代錯誤、人権無視と言われればそれまでだが。
　　　そこでどうだろう。
　　　ＡＩロボットを使ってレポートさせるのは?
　　　ＡＩだから学習能力もあるはずだし、人間型ロボットに屋外でレポートさせるのだ。
　　　何回もレポートさせられると学習して
　　　「風速４０メートル以上は怖いですから勘弁してください」
　　　とか
　　　「海岸沿いでのレポートは勘弁してください。私は塩に弱いのです。
　　　　錆びたら大変なんですね」
　　　なんて弱音を吐いたら
　　　「馬鹿言ってんじゃない!部品交換すれば問題ない!」
　　　「勘弁してくださいよ。ＡＩ知能だから人間と同じ感情があるんですよ。
　　　　ロボットにも人権、いやロボ権があるんです。そんな人使い、いやロボ使いの
　　　　荒いのは勘弁してくださいよ〜」とさめざめと泣いたらおもしろい。
　　何でも今やメイドロボットもいるらしいからその内現実になるかもしれない。
　　そうなると今度は「体当たりレポート」で生計を立てているフリーのレポーターが
　　黙っていないだろうな〜。（笑）

　　NHKの防災アプリで雲の移動をチェックし、止んでいるうちに買物に出掛けた。
　　買物を終え、外に出ると激しく雨が降っていた。
　　スマホで雨の降る時間をチェックし時間潰しを３０分ほどしていたら雨が止んだので
　　止み間を狙って戻ったので、結局雨の被害はなかった。

　　　　　　　
　　　　　　　路地の「シシトウ」だった実は真っ赤な「赤唐辛子」に代わった。
　　　　　オクラは大きく育っているが花が咲かないので実が付かない。
　　　　　なんでかな〜?