徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(1月12日)

2014年01月13日 | 日記
  歳を取ってくると、「年賀状」は一年に一度の生存確認の証でもある。
  年の瀬に「若いお知り合い」から「喪中」のお知らせのハガキを受け取ると
  亡くなった方の年齢が気になる。
  それによって、自分も「近いな~~」とか考えるからだ。
  だから、数年も音信が途絶えていた知人からの「年賀状」は
  まさに「生存」の証でもあるのだ。
  ま、それは「お互い様」だ。

  東京の「実家」の家主さんから、ワタシ宛に届いた年賀状をチェックし
    「なになにさんが携帯の番号を教えてくれ」
    「なになにさんは会いたい」
    「なになにさんは声を聞きたい」と言っているとのメールが届く。
  「隠遁生活」を送っているワタシにとって、
   このような要望が一番困る。
  もっとも、
  「時候の挨拶として」軽い気持ち一行書き足しているかもしれないし・・・
  だから、めったなことでもない限り、こちらから積極的には動かない。
  電話は普段でもしないし
  深夜電話など来ると、身内の不幸の知らせかと「ギクリ」とする。
  午後10時過ぎの電話には絶対に出ない。
  もう寝ているからだ。(笑)
  今朝起きたら、留守番電話にメッセージが入っていた。
  20年くらい会っていない山形のYさんからだった。
   「声を聞きたい」と言われても
  こちらから、何時頃電話をすればよいのか分からない。
  先方が手を離せない時間に電話はしたくないし、
  寝た頃には電話したくないし、その頃はもうこちらはとっくに寝ているが、
  結局、午後九時頃電話した。
  で、お互い20年も会っていないので、「なになにです」と名乗っても
  分からない。(笑)
   「昨夜電話いただいたなになにです」と名乗り
   「あ~~~、なになにさん」
   「昨夜はすみませんでした。もう寝てたもんでから」
   「そう思ったよ」
          と、前ふりが長くなってしまう。
   お互いの近況を知らせ合っていると、
   あっと言う間に10分も20分も経ってしまう。
  そうすると、今度はいつ電話を切るかの頃合いがむずかしくなる。
  む~~~、人付き合いはなかなか難しいな~~~。
  あっ!、今日、そう言えば70歳過ぎの妙齢のご婦人からナンパされそうに
  なった。
  午後からジョギングに出て伊豆長岡の国道135号線の横断歩道を
  渡ろうと立ち止まった。
  すると右側からウォーキングしているご婦人が丁度やって来た。
  まっすぐ通り過ぎるかと思ったら、「職務質問」(笑)されてしまった。
  ワタシの行く方角は海岸線を通って熱海市内から熱海梅園
  ご婦人は山の方の行くようだ。
  「一緒に歩きましょう」と誘われてもね~~~~。(笑)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする