中川の一つ上流にある「吉川橋」。
大正6年 「古利根橋(2代目吉川橋)」・木造の橋。この先で、「元荒川」が「中川」に合流します。
左手が「元荒川」、右手が「中川」。
付近は、工事中。
左手に「中島橋」。正面に、「河川管理境界標示 ←元荒川 →中川」。
越谷市内のマンホール。
「越松水消火栓 消防士ガーヤちゃん」。越谷特別市民「ガ-ヤちゃん」が消防士にふんしたデザイン。
元荒川の最下流に架かる「中島橋」。
中川方向を望む。
上流に向かって歩き始めます。
左右両岸に「元荒川緑道」がありますが、右岸を歩きます。
「飯島排水機場」からの流れ。
その先に「大成スポット公園」。
緑道には、休憩ベンチ・簡単な運動器具・トイレなどが整備されています。
左手に土手状の盛り土が続いています。
この付近の今昔。
(1880年代)元荒川沿いの微高地で自然堤防が形成されている。
(現在)住宅地や畑地などになっている。土手沿いに水路。
対岸のようす。
国道4号線・「大成橋」。
「水道管橋」
その先に、「大相模調整池」・ 水源。
※ 埼玉県越谷市が推進する地区整備事業の越谷レイクタウン事業の一環として施工され、「新しく水との共存文化を創造する都市」をスローガンに、事業区画のほぼ中央に39.5haという広さの水害対策を視野に入れた調節池(調節容量120万立方メートル)として建設された。地域住民の憩いの場として池の一部を開放し、自由に利用出来るようになっている。
元荒川流域は比較的低地が多く、特に越谷市は水路に囲まれ、洪水に多く悩まされてきた経緯がある。そのためニュータウンの建設にあたり、洪水時に元荒川から導水・貯水し、豪雨が去ったあとに中川へ排水する巨大な調節池を建設する計画が推進された。面積は約40ha、深さ最大約5mの貯水池が完成し、120万立方メートル(東京ドームと同程度)の水を受け入れることが可能となった。
完成翌年の2015年9月に台風18号による平成27年9月関東・東北豪雨が発生し、埼玉県内で最も被害を受けた越谷市内では、最多の床上浸水が175棟、床下浸水が584棟に上った。調節池より北側の地区に集中しており、河川の排水機能が追い付かず、せんげん台駅周辺など、場所によっては1m近い水深になった。越谷市の至るところで冠水が発生したものの、その際越谷レイクタウンでは、周辺より嵩上げされた地盤であることや、容量いっぱいまで貯水したことによって浸水被害はなかった。また、調節池より下流域での浸水被害は少なく、被害軽減の効果が実証された。
※「大相模調整池」。(写真は、「Wikipedia」より)