すっかり春めいた時節。昨日は突然の大雨、そして虹がかかった晴れ間。今日は、北海道を中心に猛烈な低気圧による寒波。一昨日は、福島、宮城で大きな地震、もう少し浅ければ大津波が襲った、とも。2011年の「東日本大震災」の余震ですから、まだまだ予断が許せません。
そして、今日2月16日は日蓮聖人の生誕800年(数え年)の日。当時、天変地異飢饉疫病が次々と起り、人々が塗炭の苦しみにあえぐ。そうした時代にあって、現世を逃れて来世を願うのではなく、今世の苦楽の中にこそ「立正安国」という願いと行動があると説いた、という。
コロナ禍の中で、人々はどう処したらいいか、そんなことをふと思う、今日この頃。
隅田公園の梅の花もいよいよ咲きそろってきたか?
2月13日(土)晴れ。隅田公園。遅ればせながらその記録を。
隅田公園。
枝垂れが見事。
ちょうど満開。
小ぶりながらも花をいっぱい咲かせて。
ユリカモメの群れ。
スカイツリー。
「隅田川」に架かる「東武線」鉄橋脇に新設された「歩道橋(SUMIDA RIVER WALK)」を渡って墨田区側へ。
下流を望む。「吾妻橋」、「駒形橋」と続く。
「アサヒビール本社」、「墨田区役所」。
すぐ脇に「東武伊勢崎線(スカイツリーライン)」。
と、橋の手すりに「恋人の聖地」。
南京錠を付けるのが慣わしのよう。
愛の南京錠(Love padlocks)
恋人たちが永遠の愛の象徴として南京錠をフェンスや門扉、橋などの公共設備にかける儀式である。その対象となる場所は世界中で増え続けており、鍵をかけるためのモニュメントが特設された土地もあるが、景観を損ねるだけでなく安全性に問題が出る恐れもあることから、世界各地で撤去作業が行われている。1990年代から2000年代の初めにかけてみられるようになった現象で、その起源については定かではないが、セルビアやイタリアなどでは発祥となった伝説や作品まで遡ることができる。
そういえば、「房総往還」の旅の途中、木更津港の「中の島大橋」で見かけました。・・・
狸のカップル像。右手に南京錠がたくさん。
「中の島大橋」が「恋人の聖地」に選定された、とか。さすが木更津。タヌキですね。
・・・
隅田川で見かけるとは思いませんでした。
恋人の聖地
特定非営利活動法人地域活性化支援センターが主催する「恋人の聖地プロジェクト」により選定された観光スポットである。
自然に囲まれた場所、夜景の綺麗な場所、記念品が作られる場所などが選定され、最初の発表は2006年4月19日にされた。
「少子化対策と地域の活性化への貢献」をテーマとした『観光地域の広域連携』を目的として恋人の聖地プロジェクトが始動し、2006年より、「全国の観光地域からプロポーズにふさわしいロマンティックなスポット」を「恋人の聖地」として認定している。また、主旨に賛同する企業・団体が管理する場所のうち「恋人の聖地」としてふさわしいと判断した物も、同様に「サテライト」として認定している。
今後の展開としては、「既存の観光スポットのリノベーションを図り、新たな観光スポットとして訴求力を高め、新たな来訪客層の開拓」をかかげ、また、「恋人の聖地」認定地同士の連携による情報発信力向上等も視野に入れている。観光庁およびJTBが後援している。
2019年6月時点、埼玉県、沖縄県など一部を除く日本各地に選定箇所が存在している(サテライトを除く)。島根県にいたってはサテライトとしての認定を受けている場所もない唯一の都道府県となっている。
選定委員
(この項、「Wikipedia」参照)
- ヴィーナスフォート/パレットタウン大観覧車
- 六本木ヒルズ展望台/東京シティビュー
- 日比谷松本楼
・・・
2020年!それぞれ年間3,000万人以上が訪れる浅草と東京スカイツリータウン®の2大観光拠点をつなぐ水辺に新たな「聖地」が誕生。すみだリバーウォークは、既設の隅田川橋梁に対して新たに設置した歩道橋。カラーデザインは東京スカイツリー®とおそろいの「スカイツリーホワイト」を基調とした色に。昼景はもちろん、夜間のライトアップもロマンティックに。東京の代表する隅田川、浅草、東京スカイツリー®を一手に見渡せる水辺の風景は、まったりのんびり散策デート、気分を盛り上げるためのロケーション、思い出づくりのフォトスポット、などなど、二人の間に様々な演出を提供してくれる東京随一のパワースポットだ。(「恋人の聖地PROJECT」HPより)
それにしても「南京錠」という呼び名が面白い。日本における南京錠という名は、近世において、外国由来のものや、珍しいものや小さいものが「南京」を冠して呼ばれたことに由来するようですが。
対岸の台東区側を望む。