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おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

読書29「ニッポン『もの物語』」(夏目幸明)講談社

2009-09-12 20:41:44 | つぶやき
 物書き。人が書かないものを書いて当たる、これはたいしたもの。発想の新鮮さというか、目の付け所から始まり、内容も読者のつぼに見事にはまる、売れる!
 一方、今まで他の人が書いたに違いない、ある種の陳腐と見なされていることがある。別のいい方をすれば、そんなことわざわざ調べて書かないだろう、そこに書き手の触手が動き、あとは行動あるのみ。
 それもコンセプトが肝心、ただ誰もが納得することを書くだけではなく、へ!と目から鱗の内容があれば、鬼に金棒、となる。
 特に本の装丁、インパクトがある書名とデザイン・・・。ちょっと今回は、負けました!つい最後まで面白く読んでしまった!
 日本の企業の原動力、模倣と発明と改良・・・。大企業から中小企業までの日本の工業力の底力、世界に雄飛する日本企業の、従業員の、並々ならぬ努力に敬意を表しつつ・・・。 
 その思想。「ものづくり」ニッポンの企業人たち。そこに焦点を合わせ、取材した成果がここにある。少しその浅い質疑応答・感想ではあったが。
コメント
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