
それにもまして不可解なのが、公明党。初めての大型選挙に、ぼろ負けしたオオタさん。責任を取る気もさらさらなく、我々の主張は支持されている、と居直りの総括。支持しているのは、創価学会員のうちの狂信者だけ。
つまり、寝食を忘れて選挙運動に励んだ、学会員へのおわびの気持ちしかない。他の有権者への配慮は、全くナシ!祈って祈って、「F」票稼ぎにかけずり回っても、比例区で100万票近くも減って、選挙区でも落ちて・・・。
自民党のぶざまな選挙にとことんつき合って、ふんだりけったりのはずなのに。「連立優先」の一言で、すべてを無に帰して、次の選挙(いつになるやら)に巻き返そう、くらいの反省しかしていない。
自民党もそれをすっかり見越して、こちらの方針に最初はあれこれ文句を言うけど、結局は、こちらの言うとおりに従う連中だ、と足元を見られてしまっている。 「愛国心」に反対していながら、結局、強行採決した「教育基本法」。1円から領収書を、と言っていて、結局、強行採決した欠陥「政治資金規正法」。防衛庁から防衛省も、すぐに賛成。「国民投票法」も何もかも、全く自民党右派の言いなりとなっている。
それでいて、自民党からは、本当は、バカにされているのにも気づかないフリ。俺たちが自民党に投票しなければ、受からないヤツもいるぞ、ということをうたい文句にして、学会員には、自民党にほぼ100%近く投票させる。あげくに自民党からは票を貰えない結果となった。
これでは、何のための自民党へのスリ寄りか。
ただただ創価学会を守るため、イケダタサク(太作が本名らしい)のため。それにしかないの? (自民党や民主党からの政教一致攻撃を避けるため。会館の非課税など、宗教法人としての権利を守るため。イケダ先生の「総体」革命を進めるため。イケダ大先生を守るため・・・。)
これじゃ、何のことはない。国民の未来・生活のことなどまるで考えていない団体にすぎない。その証拠に、あの奇妙な「アカ・アオ・キイロ」(これを交ぜると黒色になる)の三色旗を、後生大事にして、学会員はどこに行ってもなびかせている。この間、甲子園に向かう創価高校送り出しの時にも、三色旗を手に持っている学会員がたくさんいた。これは、日本国内に別の国家をつくっているのではないかとも。(フランスでは、公の組織から、「カルト教団」としてレッテルが貼られ、フランス国民からも指弾されてしまっているらしい。)
老齢化と若者離れは、どの組織にもうかがわれるが(その顕著なのは共産党と組合)学会もその例に漏れず、高齢化と若者離れ、組織離れ(手弁当で選挙活動する婦人組織・・・)が進んでいるのではないか。結党精神に立ち返って平和・福祉・生活の党として自民党との連立をここで考え直せとも思うが・・・。
イケダさんが死なない限り、いや死んでも、自民党にべったり、身も心もなげうって自民党についていくしかないようです。、実に哀れな(日本の将来には憂うべき)政党は、早く完膚無きまで、叩きつぶす必要がありますね。
