そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

江東区文化祭参加、翌日「二紀展」へ。

2010-10-27 09:35:48 | Weblog
10月24日

私の所属しているもう一つのコーラスグループは、月一回日曜の練習だけなので、一年に一回文化祭に出演するだけの合唱団。
その文化祭が今日なのだ。

ところが、一大事勃発!
困った事になった。
何時もの練習会場に2時に集合すると、指揮者が見えてない。
「なんで? 先生どうなさったの?」

先生は81才。この頃調子を崩してはいたけれど、やる気充分で「今度の演奏は成功させましょう!」と意欲的だったから、よもやこういう事態になるとは思ってなかった。

前日、委員長には知らせがあったので指揮者無しでもやりましょうと決定。
こういう時ピアノ伴奏のある曲だと安心である。アカペラだったら大変!

ピアニストのO氏にお願いし、指揮無しの練習を1時間やってから会場へ移動。
本番では、なんとかうまくいったかな?

何時も出だしでうまくいかないソプラノがすんなり入ったので、テナーもスムース。
曲は「メサイア」の中の12番。
メリスマ部分が私には難しいので、苦手なのだけれど、何とか乗り切った。
あっという間の7分間だった!

終わって、打ち上げに出席。
お腹がすいてたので、誰よりも早くパクパク食べてしまい、「あらッ、もう食べちゃったの?」とお隣さんに言われる始末。

それにしても、先生早く快復してくださるようみんなで願った!


10月25日

あっという間に25日の月曜日。
二紀展の最終日になってしまった。
今日行くしかないか・・・

先日の個展と同時期になり、なかなか暇がなく友達とも約束できず今日になってしまった。
さっさと行って、とっとと帰ってこよう。
毎年見てるので、行かないとなんか気がすまない感じになる。

六本木に10時到着。
先日行ったゴッホ展には人が集まっていたが、二紀は空いていてゆっくり見られる。
委員、会員の室から順繰りに観て行き、彫刻も面白いのでゆっくり楽しんで観た。
会員のいつもの定番位置に板倉画伯の絵はあった。
いつもの人体、美しいがちょっと今回は寂しい感じがする。
この頃は、まわりにトケイソウを描くのが気に入ってるようで、確か個展でもみた。

観終わって帰ろうとしたが、早いので気が変わり上の階へも行ってみる事に。
2,3階は主に同人の絵。並べ方が2段になってるのでしっかり観ると疲れる。

少し休憩と中の椅子に腰をかけると、同時に隣りに座られた方が「疲れますよね~」と。
品の良いご年配のかたで杖を持ってられる。
会話の進んだ所で「日展には行かれますかな?」と聞かれ、
「いえ、あまり。作品が多すぎて疲れますから」と正直に答える。
「それでしたら、是非観に来てください。招待券差し上げますから」
「えッ、出展されてるんですか?日本画ですか?」
「いやいや、洋画です。」とチケットを下さった。
「ありがとうございます。でしたら、お名前をお伺いしてよろしいですか?」
「○○です。この苗字は一人しかいませんから」

「29日からの展覧会、必ず拝見させていただきます。」
と申し上げて、ちゃっかり頂いて来てしまった。

一期一会、必ず観させてもらいましょう!