そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

お見舞い!

2015-02-20 10:00:37 | Weblog

2月8日・19日

友人三人で入院中の友を見舞った。

基本、家族の見舞い以外はなるべく行かない主義。

例外は気心の知れた友人。中でもどちらかというと来てほしいと願ってる人の所へは

行く。言われなくても行ったこともあるが・・・

義理のお見舞いはしたことがない。

自分自身を考えると、入院したらこれからは家族以外はごめんなさいと思っている。

普段から周りにそう言っている。

今回入院した友人は、達人だ!

入院する前から来てね来てねと言ってるのだ。

前回初期の癌で入院した時もそうだったが、なにしろあっけらかんと「来てね!」と

言う。

そうならば、とても行きやすいし、役にも立ちたいと思う。

お見舞金は一切受け取らない。

玉に傷はグルメな点。何しろ病院の食事が食べられない。

まずいとノタマウ。私はお産でしか入院経験がないので分からないが、多分自分なら

貧乏育ちで我慢するか、鈍感で感じないかだと密かに思う。

まあ、病気ではなく、膝関節の手術なので食事は唯一の楽しみだから無理もないか。

根っから明るくよく喋る!殆ど独演会。自分でも自覚してる。

私の数少ない入院した友人三人は共通して明るくよく喋る人ばかり。

みんな恢復し、元気に暮らしてる。

彼女も元気に恢復し、また一緒に旅行が出来るようになるだろう。

楽しみだ!

 

 

 

 

 


文楽二月公演

2015-02-20 07:16:40 | Weblog

二月公演は三部に分かれている。

この頃、私も友人も夜より昼間の公演を選択するようになったので第二部を

選んだ。

 国立劇場(小劇場) 2時半開演 2/18

  演目   花競四季寿(はなくらべしきのことぶき)

       天網島時雨炬燵(てんのあみじましぐれのこたつ)

花競四季寿は春夏秋冬を舞踊を交えて表している。

人々の幸せを祈って踊る万才、夏は海女、秋は関寺小町、冬は鷺娘。

夏の海女はユニークだ!

なんと大ダコと絡むのだが、その大ダコがまるでダイオオイカ、いやいや

大ダコでユーモラス。笑ってしまった!

関寺小町は小野小町が年を取り、秋草の中で往年を偲ぶという今現在の我

が身を突然突きつけられるような場面。

そうか、どんな美人も同じく年を取ると気を取り直し、冬の鷺娘に見入る。

なのに、何ということか、いつの間にか微睡んでしまった。

やっぱり私も関寺小町?

古語で言ったら「夕惑い」か・・・若いころにはあり得ない

「天網島時雨炬燵」はいかにも文楽らしい内容。

紙屋治兵衛と遊女の小春の心中事件の一幕「紙屋内の段」。

女房おさんの健気さ、切なさが際立った部分なのだが、現代病(?)に侵され

いる私から見ると、なんでそこまでするの?と思ってしまう自分がいる。

古典を観る資格がないのか・・・困ったオバサンだ