6月29日に見た映画「レスラー」
私はプロレスやボクシングなどの格闘技は見たくないタイプ。
なのに我が家は私以外は男三人。全員格闘技が好きときてる。
従って、以前はいやでも見せられる羽目になっていた。
最近は息子は自分のテレビを見るし、夫も年のせいかあまり見なくなったので助
かってる。
いやでも見ていた頃、しつこくしつこく反則をして相手にダメージを与える悪玉
レスラーに、思わず「レフェリー何をしてる!やめさせて!」と叫んだ。
その度に息子達から「これはショーなんだから、お母さんはうるさいよ!」と。
その意味がようやくこの映画を見てわかった!
監督 ダーレン・アロノフスキー
出演 ミッキー・ローク マリサ・トメイ他
かつての超人気プロレスラーの物語。
今や、お金も名誉も家族も失いトレーラーハウスに住んでいるランディ。
迫り来る老いと孤独。その両方と戦いながらも未だ現役である。
しかし、トレーラーハウスの家賃さえ払えずに締め出されるランディ。
現役でいるということは、いろいろお金がかかるのだ。
怪我が絶えないので薬品や体力増進剤など、そしてこれは良く分からないが、人
工日焼けサロンに行く費用。
レスラー仲間はかつての人気者にとてもやさしい。
試合の前には、相手と打ち合わせをし、どのようにやるか決める。
体調が悪ければ、お互いにそう見せないように思いやる。
そこで私は長年の疑問を得心した。
いよいよ引退を考えるようになり、孤独に絶えられず、ズーッと昔に別れてしま
った娘に会いに行く。
娘は母を亡くし、何も面倒見てくれなかった父親を恨み、剣もホロロ。
それでもランディは諦めずにガールフレンドに相談し、娘へのプレゼントをみた
てて貰って、また会いに行く。
やっとのこと、束の間、娘と散歩をし懐かしい場所に行き、心通わせるシーンは
とてもいい。ジンとくる。
次の約束をしてくれる娘。素直に良かったなと思う。
試合で疲れ、ボロボロになって眠りこみ、約束に遅れてしまい、再び心を閉ざし
てしまう娘。見てるほうも切なくなる!
激しい試合のあとにとうとう心臓の発作を起こし、手術をする。
もう是までと、引退しスーパーで働く。
トレードマークの長い金髪を白い衛生帽の中に押し込み、哀しみまでもその中に
押し込んで働くが、そんな自分に嫌気がさす日がくる。
或る日とうとう爆発する。
やはり自分にはプロレスしかない、自分の居場所はそこにしかないと思い定め、
決然と復帰するランディ。
トレードマークの金髪をライオンのようになびかせて生と死の狭間へダイブする
ランディの姿には、胸が痛くなった!
80年代に活躍し、その後長くどん底を味わったと言うミッキー・ローク、彼そ
のもののような映画だった!
私はプロレスやボクシングなどの格闘技は見たくないタイプ。
なのに我が家は私以外は男三人。全員格闘技が好きときてる。
従って、以前はいやでも見せられる羽目になっていた。
最近は息子は自分のテレビを見るし、夫も年のせいかあまり見なくなったので助
かってる。
いやでも見ていた頃、しつこくしつこく反則をして相手にダメージを与える悪玉
レスラーに、思わず「レフェリー何をしてる!やめさせて!」と叫んだ。
その度に息子達から「これはショーなんだから、お母さんはうるさいよ!」と。
その意味がようやくこの映画を見てわかった!
監督 ダーレン・アロノフスキー
出演 ミッキー・ローク マリサ・トメイ他
かつての超人気プロレスラーの物語。
今や、お金も名誉も家族も失いトレーラーハウスに住んでいるランディ。
迫り来る老いと孤独。その両方と戦いながらも未だ現役である。
しかし、トレーラーハウスの家賃さえ払えずに締め出されるランディ。
現役でいるということは、いろいろお金がかかるのだ。
怪我が絶えないので薬品や体力増進剤など、そしてこれは良く分からないが、人
工日焼けサロンに行く費用。
レスラー仲間はかつての人気者にとてもやさしい。
試合の前には、相手と打ち合わせをし、どのようにやるか決める。
体調が悪ければ、お互いにそう見せないように思いやる。
そこで私は長年の疑問を得心した。
いよいよ引退を考えるようになり、孤独に絶えられず、ズーッと昔に別れてしま
った娘に会いに行く。
娘は母を亡くし、何も面倒見てくれなかった父親を恨み、剣もホロロ。
それでもランディは諦めずにガールフレンドに相談し、娘へのプレゼントをみた
てて貰って、また会いに行く。
やっとのこと、束の間、娘と散歩をし懐かしい場所に行き、心通わせるシーンは
とてもいい。ジンとくる。
次の約束をしてくれる娘。素直に良かったなと思う。
試合で疲れ、ボロボロになって眠りこみ、約束に遅れてしまい、再び心を閉ざし
てしまう娘。見てるほうも切なくなる!
激しい試合のあとにとうとう心臓の発作を起こし、手術をする。
もう是までと、引退しスーパーで働く。
トレードマークの長い金髪を白い衛生帽の中に押し込み、哀しみまでもその中に
押し込んで働くが、そんな自分に嫌気がさす日がくる。
或る日とうとう爆発する。
やはり自分にはプロレスしかない、自分の居場所はそこにしかないと思い定め、
決然と復帰するランディ。
トレードマークの金髪をライオンのようになびかせて生と死の狭間へダイブする
ランディの姿には、胸が痛くなった!
80年代に活躍し、その後長くどん底を味わったと言うミッキー・ローク、彼そ
のもののような映画だった!