写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

蝶も花も種の特定は難しい

2020年07月04日 | 写真日記
    [コムラサキという蝶]
数年前に白山の麓でガイドの方に名前を教わったのが「コムラサキ」というこの蝶でした。
そのときは名前の小紫という美しい色のイメージとは程遠い色合いに見えたのでその後出会うこともなく忘れていました。
ところが先日山里で再会してこの名前を思い出しました。

    [ノリウツギとチャバネセセリ]

ノリウツギの花に止まって吸蜜をしているチャバネセセリという蝶。
上の写真に比べて「コムラサキ」という名前から遠ざかっている感じです。
コムラサキのオスの翅の表面には紫色(瑠璃色)の部分があり広げた羽に当たる光の角度で瑠璃色の美しい色を見せます。
公開後にコムラサキとして説明した二枚目の写真を見た方から、「2枚目の蝶はチャバネセセリではないですか?」との指摘をいただきました。
ご指摘のとおりだと思いますので文章を訂正させていただきました。

    [ノリウツギという花]

低木林や林縁など、山地の日当たりのよい所では普通に見られるガクアジサイに似た花です。
これまでは山で見かけることが多いので「山紫陽花」として記憶していましたが今回ネットで丹念に調べてこの名前にたどり着きました。
花も蝶もその種類の多さから名前を特定するのはなかなか難しく、よく写真に撮るものでもいまだに正確にわからないものが少なくありません。
それでも日々そんな花や蝶、植物や生き物にカメラを向け続けています。

先日山里にでかけて、みかけは平凡なもののそのなかにとんでもない美しさや特徴を持つ蝶や花との出会いがありました。そんな蝶や花の写真3枚を公開してブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。

ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー

コメント (2)
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