写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

うたごえ新聞まつり 合唱団・豊年太鼓

2016年04月20日 | 写真日記
     [合唱団員舞台へ]

久しぶりに舞台公演の写真撮りにほぼ一日、体力の衰えを感じる時間でした。
午前中はリハーサル、午後は本番と失敗を許されないものだけに私も出演者と同じように緊張しっぱなしでした。
写真はリハーサルの最初に舞台への登場方法を確認する団員たちです。
すでに大きな舞台や海外での公演などの経験もある方たちですが、それでも緊張の表情でこれから午後の本番まで続く時間のことを考えながらの堅い表情で舞台への登場でした。

     [豊年太鼓]

こちらもリハーサル中の写真です。
今回はゲスト出演として開幕最初に登場し、賑やかで勇壮な太鼓の音で会場を一気に盛り上げる役割を受け持つ大変な役割です。
こちらも演奏経験は豊かな団体ですが、リハーサル中は入念な演出面の検討を続けていました。
オープニングは期待にたがわない胸をゆすぶられるような演奏でした。

 [うたごえ新聞まつりinいしかわ・北陸]
  ―うたごえ新聞創刊60周年記念授業ー
私も20歳台のころから「歌声は平和の力」というスローガンのもと大阪の地域の歌声運動に参加し、その後10数年平和運動などとも関連してかかわってきました。
歌声運動がこうして円熟した姿で世の中に影響を与え続けていることを嬉しく思う一日でした。

今日は舞台のリハーサル写真を二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。



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黄色のカタクリ エンレイソウ

2016年04月19日 | 写真日記
     [黄色いカタクリの花]

もう一週間ほど前の話ですが・・・、ある山里の農家の前にある林床で写真のような黄色いカタクリの花を見つけた。
暗い林を背景に黄色く咲くカタクリは見る人の目を覚ますような印象でした。
もちろん自生したものではなくて、どなたかが園芸種としての黄色いカタクリを植え付けたのでしょうね。
それにしても見つけた時の鮮烈な印象が今も残っています。
カタクリの花は昔から和歌にも読まれている花で、大伴家持という歌人は次のように詠みました

「もののふの八十(やそ)少女らがくみまがふ寺井の上の堅香子(かたかご)の花」
                                   万葉集

     [エンレイソウ]

ここ数年、カタクリの花が終わり山里の田で田植えの準備が始まる頃必ず立ち寄る林があります。
このあたりでは珍しい「エンレイソウ」の花が自生しているのでしょうか、毎年竹林のなかで落ち着いた雰囲気を纏って咲いているのです。
花期は4月から初夏にかけてと長い間咲くようですが・・・、私はやはり春の早い季節に咲いている姿を見るのが好きです。
花言葉は「奥ゆかしい美しさ」「叡智」だそうです。この花に良く似合う花言葉です。

今日も九州地方は揺れ動いて、震度5強という強烈な揺れも記録しながらの余震が続いています。
地震関連の死亡も続き、余震で崩れる建物や土砂崩れの被害なども広がっています。
過去に例のない揺れのなかで不安におびえる国民をよそに安倍総理は強引にTPP条約の国会審議にこだわり、消費税増税を実施するとの狙いから一連の大地震の被害を「激甚災害」との認定を避けています。

今日も珍しい花の写真を二枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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桜と瀑布 クリーム色のモクレン

2016年04月18日 | 写真日記
    [桜と雪解けの瀑布]

昨日のブログと同じ白山市、白峰町の手取川に落ちる雪どけ水が造り出す瀑布と川の岸辺で満開期を迎えた桜です。
桜の季節に通りかかると必ず目に入る魅力的な光景ですが・・・、肉眼で感じる魅力が私の写真ではなかなか伝えることが困難な被写体でもあります。
金沢からは車で一時間ほどかかりますが、ぜひ一度は見てほしい光景です。

    [クリーム色のモクレンの花]

これまたこの季節になると見たくなる花の一つ、金沢から白峰を通って福井に向かう国道沿いの民家の庭のなんとも静か雰囲気で咲くクリーム色の花木。
植えられてからもう何年たつのか、私が素の花に気がついてからでも10年近く立つので数十年の樹齢なのでしょうか、なんとも当たり前のような顔をして花の色だけ落ち着いたクリーム色なので通り過ぎながら目に入ってはいても花の色に気がつく人はほとんどいないかもしれません。
木蓮の咲く季節にこの道を通る時は必ず思い出してカメラに収める花です。

昨日は頼まれて9時半から17時近くまであるイベントの写真撮影を担当していました。
今日はその写真の現像作業に朝からかかっていますがまだまだ終わりません。
ということで今日のブログ[写真師の新カメラ日記]更新は写真二枚のアップだけということになります。



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離れ猿 高地のショウジョウバカマ 

2016年04月17日 | 写真日記
     [離れ猿]

昨日は白山登山口の町、白山市白峰町まで出かけました。
そこで野猿との出会いがありました。
白山市の手取川上流から中流にかけての山林などでは白山ニホンザルと呼ばれる野猿のいくつもの集団が生息していてその姿を見ることも時折りあります。
だから白峰町で猿の姿を見ることは珍しいことではないのでは?と思われる方もいると思いますが・・・。
実は手取川の支流である尾添川沿い、白山スーパー林道から金沢市へと下る周辺の山林などには猿の集団が生息しています。
しかし手取川の本流の上流、白峰町あたりには野猿は住んでいないといわれていますし、事実このあたりではクマやカモシカなどは見かけることがありますが猿を見たのは初めてです。
出会ったのは群れではなくまだ若い雄猿一匹だったのでおそらく孤猿、離れ猿だったのでしょう。
尾添川の集団から離れた猿が山を越えてこちらに来たのでしょうか・・・。
野生の強靭さを感じる出会いでした。

    [高地のショウジョウバカマ]

金沢市周辺の山里ではきれいに開花しているショウジヨウバカマですが、高山植物の咲くことでも知られる「白山眺望の山」として知られる白峰町の西山で咲き始めたショウジョウバカマにレンズを向けました。
まだ開いたばかりでこれから放射状に花を咲かせて美しい姿を見せてくれるのでしょうね・・・。
勝手に「深山猩々袴」とでも呼びたいような瑞々しい姿でした。

「離れ猿」と「ショウジョウバカマ」の写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。
ここ数日触れてきた熊本を中心とする九州の大地震の話題ですが、被害は広がるばかりですが・・・、本日はしばし遠ざかります。



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熊本大地震犠牲者が41人に 白山麓の朝

2016年04月16日 | 写真日記
  [熊本大地震の犠牲者数41人 稼動中の原発は即時停止に]
熊本大地震のこと、稼働中の原発のことを避けて通るわけにはいかない日々です。
毎日新聞のネットニュースによると、ついに死亡者数41人に達し、負傷者数や土地建物の被害はまだ正確な数字も出せない状況で震度5を越す大地震も含めて余震が続いているようです。
気象庁では「観測史上例のない事象か」との発表もあったほど予測不能の事態が進んでいます。
現地の今夜は深夜から夜明けにかけて風雨も強まるとの予報も出ていて被災者の皆様のことが本当に心配です。
こんな状況が続く中で全国の人たちが心配している稼働中の原発について担当大臣である丸川大臣は問題なく稼働しているというノーテンキな談話をだし、マスメディアも原発の問題はスルーしています。
5年前のフクシマの教訓から何も学ぼうとしない、新たな「安全神話」頼りの態度には怒りを禁じ得ません。

  [白山の夜明け]

今朝は例によって我が家の長寿猫に起こされ、天候も良かったので半年ぶりに白山の登山口にあたる白山市白峰の白山展望の山「西山」で夜明けを迎えようと出かけました。
到着時に丁度夜明けを迎えた「白山」は素敵に姿を見せてくれました。

  [西山は今朝も0度の世界、霜のなかでした]

白山眺望の山として知る人ぞ知る存在の「西山」、例年ならばまだ雪で林道は登れない季節なのですが今年の記録的な雪の少なさのおかげで車で一気に眺望ポイントへ。
もう雪はなかったのですが、さすがに日の出までは寒く、足元を見ると萌え出た草の葉が霜のなかで震えていました。

今日は熊本地震のこと、原発のこと、そして白山の夜明けの写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。



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熊本大地震 雪どけの滝とカタクリの花

2016年04月15日 | 写真日記
     [熊本大地震]

昨日、2016年4月14日21時40分すぎに「熊本県 震度7の地震」のテロップが流れました。
今朝現在で死亡が9名それ以外にも心肺停止をはじめ多くの方が負傷したり避難しているということです。
この一報を見たとき8年前の「能登半島大地震」の現地の惨状を思い出していました。
一人でも多くの方が助かり、1日も早い復興のために本気で国や行政が取り組むこと、きめ細かいボランティアの手が届くことを願います。

     [雪どけの滝]

金沢市の南部を取り巻く丘陵の一番高い位置を走る林道「犀鶴林道」の状況を見ようと林道入り口の熊走りから入り雪で林道がふさがれたところで雪解けの季節だけ姿を現す春限定の滝を見ました。
「滝と山桜と雪渓」というなんとも贅沢な風景を堪能しました。

     [斜面にはカタクリの花が]

幻の滝に至る林道の斜面には平栗憩いの森ではそろそろ終焉を迎えるカタクリの花がひっそりと瑞々しい花を見せてくれていました。



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春の里を彩る ハクサンシャクナゲ

2016年04月14日 | 写真日記
     [ハクサンシャクナゲ]

一昨日金沢市の南部に広がる山里を巡っていて目についたピンクの花たち「石楠花」です。
「威厳・荘厳・警戒・危険」と、花言葉は近寄りがたい言葉が続きます。
シャクナゲは高地のイメージがあるので初夏の花と思っていられる方たちもいますが、金沢の山里などでは4月後半に入ると咲き始めます。
ただ自生しているものはかつてのブームの時の乱伐がたたってほとんど目にすることがなくなり、山里の人たちに保護されているものを私は目にしています。
自生している花はこの歌に歌われるように人の近づきがたいところにほんの少し見ることがあります。
  
 石楠は寂しき花か谷あひの岩垣淵に蔭うつりつつ 島木赤彦

     [咲き始めは濃いピンクに]

花が咲いてしばらくすると急速に花の色は白に近づいていきますが、蕾のころは「ピンク」どころか「朱色」に彩られています。
見事に彩られた若い花を見ると胸が躍るような気がする豪華さです。
しかしそれもひと時、やがて大きな花ビラは虫食い状態になり地上に落ちますが、咲く花は次々と続きあでやかな雰囲気に包まれる日が続きます。

 かなしきは喜劇役者の横顔に紅くにほへる石楠の花 北原白秋

 石楠の花にしまらく照れる日は向こうの谷に入りにけるかな 島木赤彦

一昨日の山里で撮った石楠花の写真二枚と花を詠った和歌3首をアップしてのブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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山里のギフチョウ 枝垂れ桜とカタクリで遊ぶ

2016年04月13日 | 写真日記
     [枝垂れ桜とギフチョウ]

金沢市南部のカタクリの群生地として良く知られている「平栗憩いの森」、開花が比較的早いところで昨日訪れてみるともう花は最終盤に向かっていました。
雪どけの林で可憐に咲き誇るカタクリの花を巡って飛翔する「春の女神」とも呼ばれるギフチョウ。
山里に最初に姿を現す絶滅が心配されるチョウですが、今春はカタクリの開花が早すぎたのか、まだ産卵もできないまま飛び交う個体もいるようです。
そんな山里で今年は珍しい光景を見ました。丁度満開を迎えた枝垂れ桜の花の蜜を吸うギフチョウです。
パートナーとの出会いと無事の産卵を願います。

     [カタクリの花とキフチョウ]

平栗憩いの森から海抜の少し高い山里にゆくとまだまだ綺麗な花を見せてくれている場所がいろいろあります。
そんな山里のカタクリの花の咲く場所にゆくとようやく咲き始めた花の周りで日本でも石川県でもレッドリストで準絶滅危惧種の指定を受けているギフチョウが飛び交っていました。

今日は絶滅が心配されるギフチョウの写真を二枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]を更新しました。



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金沢花の名残 山下さんから小池さんへ

2016年04月12日 | 写真日記
     [名残の花を楽しむ ママといっしょに]

カメラにこだわった数組の若いママたちのグループが小さなお子さんたちと撮影会をしていました。
昔の二眼レフに似たこだわりのカメラでいろいろなアングルからの、素人離れした撮影を楽しんでいる様子でした。
少し言葉を交わし、数枚写真を撮らせていただきました。
散る花ビラを捉えようとする幼子とその姿を愛おしそうに見守る母親、素敵な光景でした。

     [名残の花を楽しむ 記念写真]

4月11日、例年ならば兼六園の桜が終盤に向かうころに見ごろを迎える金沢市の卯辰山公園。
夘辰山でも比較的遅く見ごろを迎える「400年の森」の桜も今年は何故か早く終焉を迎えつつありました。
そんな「名残の桜」を楽しむ老人施設から来た一行は風に乗って散り遊ぶ花吹雪を大声を上げて愉しみ、やがて記念撮影の後去っていきました。
きっと楽しい時間を過ごされたことでしょうね。

     [新書記局長に小池晃氏]
日本共産党第5回中央委員会総会が10日・11日の2日間の日程で開催され、「新しい歴史的局面 野党共闘の成功と当躍進へ」向かう方針とその方針を確かなものとする新役員体制を決定しました。
山下書記局長は健康上の理由から副委員長へ、新書記局長には小池参議院議員を選びました。
新副委員長として山下氏とともに田村智子参議院議員が選ばれました。
また政策委員長には北陸信越ブロック選出の藤野衆議院議員が選出されました。
総会では参議院選挙で野党共闘を成功させ、比例代表を軸に8議席の絶対確保と9議席への挑戦のための全国の共産党の奮闘を誓いあいました。
ちなみに、新しく副委員長となった山下氏は私と同郷、田村氏は若い頃に北陸の民青同盟の援助に入ったころしばらく我が家に逗留していた縁もある方です。
新しい共産党の息吹が感じられる期待の体制で歴史的な闘いに向かう日本共産党の動きから目を離せません。


昨日の金沢市の名残の桜を楽しむ方たちの写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。
日本共産党の中央委員会総会で決まった新体制にも少し触れました。



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京都丹後の撮影会 伊根舟屋の春

2016年04月11日 | 写真日記
     [丹後半島 伊根舟屋の春]

今回の撮影旅行の主要な撮影ポイント、舟屋の独特の風景で写真愛好家に良く知られた丹後半島の伊根港を取り巻く漁港の風景を撮影してきました。
天候もよくてまだ桜の花も残るという好条件で伊根の漁師町を歩きながら楽しんできました。
地元の釣り人と会話を楽しみながら対岸にある舟屋と満開の桜を狙った一枚です。

     [旧国道先端近くの伊根漁港の舟屋群]

伊根の町に入りこんだ湾の周りを取り囲む舟屋の連なり、道の先端部がそのまま海に届いているという珍しい道の海側に連なる舟屋群です。
先ほどの写真とは逆方向の岬につながる舟屋群、もう少し右にゆくと赤い灯台が印象に残る防波堤になっています。
どの家も現役の漁師の家としての興味深い暮らしぶりを現地の人たちに聞きながらときには船の出入りの様子も見せていただきました。

昨日に引き続き「日本リアリズム写真集団かなざわ支部」撮影会の写真、メインの伊根の舟屋の写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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