の"クラシック化"である。世にある所謂"クラシック"は数世紀前の管弦楽やオペラ等を指す事が多いが、Jpopの音楽性がソチラに傾くという意味ではなく、USのラジオに"ロッククラシックス局"が出来て若者の音楽だったロックが大統領ですらソレを聴いて育ったと云う程に高年齢層のリスナーが楽しむモノになり昔の曲が主体になる、という状況を指す。クラシック化したシーンでは新曲という発想が傍流に追いやられる。市場は供給されたモノからしか取捨選択しない受け身な面があるから、新曲がないならないで回ってゆくだろう。定番の曲ばかり持て囃される状況は、今の宇多田ヒカルにすら既に顕著なのだから。
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