無意識日記
宇多田光 word:i_
 




【サインボール・ラスベガス版】 2010.1.31(Sun) 17:26 原文(PC


もう、(今日の)お客さんっどういうことっっ!

今ラスベガスのハウス・オブ・ブルーズのライブから帰ってきたところなんだけど、もうみんな強烈に盛り上がってさ。何コレがベガス・マジック??(笑)

(最初は)ラスベガスっていう場所に何を期待すればいいかわからなかったんだよ。どんなお客さんが来てくれるかわからなかったからね。だけど結局会場は(超)満員になったよ! 地元ラスベガスの人だけじゃなく、ラスベガス以外からも来てくれてて(アリゾナから7時間かけて車で来てくれた人もいたみたい)、もちろん日本からもね! いやいやみんなからもらったエネルギー(の大きさが凄くて本当に現実にあったことなのかどうか)、未だに信じられないくらいだよ!

この写真は、今夜のサインボールだよ! Kuma(くまちゃん)の夢を(ボールの絵の中で)叶えてみた! カジノのポーカー・テーブルに座ってるところ。彼は私にカジノに連れてって欲しいって言ってたんだけど、まだ年齢が足りないからね、って諭しました。そう、彼はまだ未成年なの。

今夜も素敵な夜になりました! 感謝々々でございますm(_ _)m



***** *****


訳者より:隣に100点の答案(直前にUPされた日本語メッセ()のことね)があるのに訳してみるって、ホント無駄だなぁ(爆) しかし、流石本人、うまいわぁ(当たり前じゃ)。

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カバーアルバムを作るとしたら、困る事が1ッある。オリジナルを全部聴いてみたくなってしまう事だ。iTSをはじめとした配信形態なら1曲ずつ買う事も可能だが、未々CDでの購入ニーズはあるだろう。ソコで、やはりレコード会社の枠を超えて原曲全収録のコンピレイションアルバムを企画して欲しい。そして例えば、各曲の収録されたオリジナルアルバム1枚々々に対する"200円割引券"を添付する。全作品を購入するとこのコンピ盤の購入代金をペイ出来る仕組みである(10~12曲収録を想定)。コンピの欠点は曲が重複してしまう事。その不満を解消しようというアイディアだ。もう誰かやった事あるかもだけども。

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又、懸案だったバックコーラスの復活も今回はなかった。光の喉のスタミナを維持する為には例えば(今回は未演だが)美世界やトラベのサビを任せてしまえれば嬉しい。が、実際はシーケンサ(?)で乗り切っていた(新加入のクック氏担当だったのかな)。出処の判り難い音が鳴るのはi_的には心落ち着かないのだが、今回は仕方無いか。只でさえ狭いライブハウスのステージに7人が居てうち4人は要塞状態なのだからソコにコーラスの人が入れる余地は少ない。予算だって現時点で大変な事になってるだろし(マットやタクの引く手数多ぶりを考えると実に恐ろしい)。まぁ、この点は次回のホールツアー迄待てばいいか。

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LIVEが好評過ぎるので苦言を1ッ。何故森クンはUU06に引き続きジョンセオドアのプレイ再現を放棄しているのか。本来のジョンの魅力の半分も出ていないスタジオバージョンから更に大幅にフィルインを削っては迫力不足甚だしい。彼の技術なら可能だと思うのだが。1ッ、森クンが光の歌を尊重し必要以上に切り込まず堅実な演奏に徹する道を選んだ、という考え方。もう1ッ、LIVEではスタジオと異なりハードなギターサウンドが入る為全体のバランスを取ろうと1歩引いた、という考え方もあるか。何れにせよi_的にはあのフィルインがあっての曲だと思うのでゆくゆくは彼にはもっと派手々々に叩いて貰いたい。

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次はベガス公演。シスコが雨だったとかで連続晴れ公演記録は途切れたのかもしれないが(未確認)、もう関係なくなったのかも。光自身が太陽であればよいのだ。最も輝く者が向き合う相手は然し闇しか居ない。自らより眩しい存在が居ないのだから。光が唯一見上げた光といえるフレディマーキュリー、彼がゲイなのは有名としてもバンド名のQueenが当時からの隠語でゲイの意味を持つ事は余り知られていないのか。日本語版Wikipediaにも載ってなかった様な。まぁゲイかどうかってのにいちいち引っかかってるのも煩わしい。"チキンorビーフ?"位気軽に訊ける世界になればと希望する。

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余ッ程ライブハウスツアーが楽しいのね。さてチャンクマがゲイとのカミングアウト。性別から不詳だったので突如設定が2ッ加わって吃驚。水戸黄門観てても由美かおるはスルーなのか。兎も角、今迄の言動からすると後付けの設定かな。然し、この前ノメリ感は買いたい。ゴシップでアクセス集中の日に皆コレを読む。光のセンスは実によい判断をした。歯車が回り始めた感がある。この渦には、乗り遅れるという事はない。いつでも飛び込んでみればいい。ループから抜け出したのだ。光の27歳は正に勝負の年となるだろう。ソレで作るのがカバーアルバムってのが、やや腑に落ちないが。終わってみれば分かる事だな多分。

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終演後客に投げるクマサインボールにプラカードちっくに書かれていたフレーズ(場所はLAかSFか)。『同性婚合法化を』という旨だが、記述の真贋は兎も角(まぁそんなイタズラは、ないか)光はゲイの知人友人も多い事だしこう思ってはいるだろう。コチラからすると自分の利害と全く関係なさそうな他者の同性婚にソコ迄強硬に反発できるエネルギーに隔絶を感じるが歴史のあるイシューだけに無闇な事はいわない。i_的には推進派と反対派の狭間で存在感の薄い「前例の少ない事だからどんな社会的影響が出得るか確り検討してみよう」という"穏健な慎重派"の声をもっときいてみたいかな。

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TiTOの曲はLIVEで実に強い。ショウケースやUU06での経験を踏まえた上でツアーを意識した曲調、というのに加え、何より光の歌唱力に大きく依拠するバランスの基にプロデュース&編曲されている点が大きい。即ち、歌えれば非常にLIVE映えする一方歌えなければgdgd必須という諸刃の剣。今の所完全に前者の模様。他作の濃密なプロダクションの曲もTiTOのアッサリ味な曲もLIVEとなると同じバンド編成制約下の編曲に落とし込まれサウンド濃度が均される為余計TiTOでの歌メロ&歌唱のよさが光る。同作から8曲(10曲か)も唄うのはコレが最初で最後だろうから何が何でもLIVE盤を出せLiveNation!

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UITF10ではPoLを唄っていない。他にも唄ってない曲は沢山あるが、特にこの曲はLIVEで唄うのが大変そうだ。ブレス地獄ともいえる高音連続スタッカートは喉を酷使する。キーを下げてたTV出演でもかなりキツそうだった。最近日本語曲に英語詞をつけるのも吝かでない発言があった気がするが、PoLが該当曲になれば面白い。然し実現すると益々LIVEでの歌唱を希求される。何より、QVの存在は"DISTANCEのジレンマ"の再現だし。LIVE毎に進化して神どころか大界王神並に昇華している(然もフュージョン済みの)Passionの様なぶっとんだ解決策がこの曲にもいつか生まれてくれるのかな。

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『"売切続出だからもっと大きな会場で"ってリクエストもあったけど(念願のライブハウスツアーだから)親密なまんまでやりたかった』旨述べている(10/1/20)。何とも感慨深い。10年超ファンだぜやっと地元に来てくれるぞヨシチケット奪取してやるッ!…アァ、モウナカッタ…、というファンが続出するのを承知で光がワガママを云ったのだ。余程ライブハウスツアーがやりたかったのだろう。今迄周囲の大人に気ばかり遣い己が欲求をオモテに出す事のなかった愛娘が誕生日を前にして漸く『あれ買って』と口にしてくれた父親みたいな心境だ。嬉しい。ウタダヒカルノワガママ。まるで宝石の様だ。コレからももっと言ってね。

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LiveAtTheFillmoreの名で幾つもライブ盤がある40年超の歴史を誇る名所である(イーストやウェストもある為紛らわしいが)。ロックの歴史を黎明期から見続けてきたこのライブハウスは現在InTheFleshを主催しているLiveNationの運営らしいからブッキング自体は当然だろうがソレにしてもそのナダルたる、もとい、なだたる利用者リストに光も目が眩んでいる筈だ。ジミヘンもツェッペリンもこの地を訪れた(流石に舞台自体は改修されているだろうが)。遠い未来、光がAnimatoで唄った様に「フィルモアでUtaDAを観て」と唄う歌手が現れるかもしれない。まぁ歴史は兎も角今夜がよい夜となりますように。

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極端やねん(笑)。待望のクマチャン登場。常々気になっていた"クマチャンは電気羊の夢をみるか"じゃない、"クマチャンは英語メッセで喋るか否か"という疑問に、一旦1ッ答が出た気がする。中国出身だが生まれてすぐ日本に来てかなり長い間(例えばツアー中ずっと、だな)居た為、日本語で喋るのだ。確かに、クマチャンがバイリンガルだと…ソルはソレて面白いか。マァ兎に角、我々は日本語を解せてクマチャンに親しむ事が出来て至福である。英語を話すクマチャンは、Nuukサンの特権になるな。でも、今日投げたサインボールの様に、イラストやマンガの中のクマチャンなら吹き出しの中の字が英字でもイイかもしれない。今後に期待だなw

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UU06でも梅雨と台風が悉く道をあけた。ワンピースでもルフィが怒ると共に大波が打ち寄せる場面があるが、大物は何故か大自然とシンクロする。自然を味方につけるというより自然と機嫌が同じ、と言った方がイイか。真理を知った時総てがAutomaticに動き出す。本当の恋心は、どうしようもない感情だからこそ人に自分の言葉で話す事を強いる。光のオートマがLIVEでとても優しく響くのは、どんな言葉で歌えばいいかを彼女が知っているからだ。後は、恋が周りを何処まで巻き込めるか。古今東西、歌の力の色はその1点に集約される。音楽への愛が言葉と自然を結びつけるのである。

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模様だが、取り敢えず私は見ていない。記憶が上書きされちゃうからね。そもそも現場で見る方が情報は"不正確"で、カメラが捉えた記録の方が"正しい"。LIVEの妙味は本物をそのまま味わえる事より、現物を前にして個々の思い入れや妄想が丸毎受容される事の方にある。では、"実際にみないとワカラナイ事"は何かといえば、ソレは演者の心情だ。LIVEでは前提となる文脈をその時その場で共有しているから音を通じて舞台上の人の心が伝わってくる。Uploadされた動画は記録としては価値があるがソコにコミュニケーションはない。LIVEとは名の通り一期一会の生き物同士の対話なのだ。

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光が曲を作らない期間が随分と長くなる。ホノルルで魅せたLIVEシンガーとしての成長ぶりは頼もしいが、トレードオフで創作意欲が衰えているのかな。インタビューでは曲作りから唄う事迄の一連が1ッの纏まりだと従前通りに強調しているので単に今はその長い過程の後半に過ぎないとも捉え得る。問題は、今後そのプロセスがどこ迄広がるかだ。作曲家が創作意欲を出す環境を整えよう、とか出来た曲のニーズはどこか等純粋に音楽的といえる以上の場面に踏み込んで自身をトータルプロデュースする方向にいくか、或いは一音楽家としてのスタンスを貫くか。まぁ光が元気ならどっちでもイイんだが。

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