無意識日記
宇多田光 word:i_
 




ベイビー、
あなたがプロポーズする前に
私に関して
知っておくべきことがある

もう長い付き合いになるけど
あなたが私を必要とする時は
いつでもあなたの元へ
駆けつけるように努める
でも常に用意万端ってわけじゃない
あなたが見てない時に
私はあなたのために支度をする

でも誤解されてるかもって
心配になる
あなたに伝えなきゃ、伝えたい
怠けることもあるけど、
そうならないようにがんばる
もしかしたら私はあまり
正直な人間じゃないかもしれない
今この瞬間のあなたは
私を愛してるって確信してるけど
私の全てを知ってると言い切れる?
私たち、上がったり下がったり
下がったり ...

ベイビー、
明日までに起き得ることは沢山ある

もう一服呑む前に
その痛みについて考えてみて
あなたにとって良い作用も
あるかもしれないから
あなたから何か受け取ったら
新鮮なお返しをしたい
もう咀嚼したことが
あるようなものじゃなくて
あなたが見てない時に
私はあなたのために支度をする
だって良い予感がするから

何があなたを悩ませてるの?
あなたに伝えなきゃ、伝えたい
意に反してクレイジーに
なっちゃう時もある
もしかしたら私はあまり
正直な人間じゃないかもしれない
まだ赤ちゃんは欲しくない
って言ったらどうする?
私がキュートでナイーブじゃなくても、
構わない?
私たち、上がったり下がったり
下がったり …

でも良い予感がするから
あなたに伝えなきゃ、伝えたい
あなたはなんだか怪しい時もある …
何があったの?
もしかしたらあなたはあまり
正直な人間じゃないのかもしれない
私への愛に確信があるって言うけど
隠し事ばかりしてるのはどういうこと?
形勢は逆転、
ぐるぐる回ってるだけの私たち

今この瞬間のあなたは
私を愛してるって確信してるけど
私をもっと深く知る心構えは出来てる?
上がって下がって下がって、
回って回って回って
私たちはどこへ行くんだろう


引用元: https://www.netflix.com/title/81590689

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してみようか、深呼吸
飛び立ってみようか、思い切って
ああ、なんとほろ苦く切ない
ずっと、これまでずっと

向き合ってみよう
私の中の不安と
向き合ってみよう
私が恐れている其れと
そう長くない、長くない
私はもうすぐ此処
ありったけの涙、流すでしょう

何もない、失うものは
空間、これは私の選んだこと
1マイル、私の靴で歩ける?
ずっと、これからずっと

向き合ってみよう
私の中の不安と
向き合ってみよう
私が恐れている其れと
そう長くない、長くない
私はもうすぐ此処
ありったけの涙、流すでしょう

(アレンジ)

向き合ってみよう
私の中の不安と
向き合ってみよう
私が恐れている其れと
そう長くない、長くない
私はもうすぐ此処
ありったけの涙、流すでしょう


引用元: https://www.netflix.com/title/81590689

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心だけ何マイルも遠くにあるような日
体は聞く耳持たず
どんなことも受け入れてきたけど
ここに来て付けが回ってきたみたい

思わせぶりな態度は良くないけど
彼らが去るところを見たくない
だって一人でいるのも好きだけど
毎日はイヤ、毎日はイヤ

だから気をつけないと
どんな人に愛情を分け与えるか
私が愛に辿り着くまでは
だって私は愛情を持て余してるから
欲求を駐車するつもりはない
私が愛に辿り着くまでは

私が愛に辿り着くまでは

今は恋愛よりカウンセリング
それと週3~5でヴィッキーとトレーニング
楽して強くなれるわけないじゃん

思い切って、脆い自分を晒してみようか?
全てのコントロールを失ったらどうしよう?
一人でいるのも好きだけど
毎日はイヤ、毎日はイヤ

だから気をつけないと
どんな人に愛情を分け与えるか
私が愛に辿り着くまでは
だって私は愛情を持て余してるから
欲求を駐車するつもりはない
私が愛に辿り着くまでは

焦らないで、急いでも
辿り着ける場所じゃない
努力の甲斐があるほどのことか、
確かめてやる
私の中のどこかにあるって
分かってる
ただ愛を見つけようと
してるだけ

ただ愛を見つけようと
してるだけ

思い切って、脆い自分を晒してみようか?
全てのコントロールを失ったらどうしよう?
一人でいるのも好きだけど
毎日はイヤ、毎日はイヤ

毎日はイヤ
Find love, til I find love, til I find love ...
毎日はイヤ
Find love, til I find love, til I find love ...
毎日はイヤ

思い切って、脆い自分を晒してみようか?
全てのコントロールを失ったらどうしよう?
一人でいるのも好きだけど
毎日はイヤ

思い切って脆い自分を晒してみようか?
全てのコントロールを失ったらどうしよう?
一人でいるのも好きだけど
毎日はイヤ

努力の甲斐があるほどのことか、
確かめてやる
私の中のどこかにあるって
分かってる
ただ愛を見つけようとしてるだけ


引用元: https://www.netflix.com/title/81590689

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2022年4月21日にNMEのYoutubeにアップロードされたヒカルのインタビューの書き起こしと翻訳です。聞き取り翻訳ともに幾つもあやふやな箇所がありますので「あぁ、大体こんな感じだったのかな」というくらいの感じで読んでうただければ幸いです。

なお、NMEとは「ニュー・ミュージカル・エクスプレス」(New Musical Express)の略称で、「イギリスの週刊音楽雑誌、週刊新聞。1952年から続く老舗雑誌であり、音楽メディアとして世界的な影響力があるといわれている。」そうです。(Wikipediaより)


***** *****


2022/04/21 the source was uploaded at https://youtu.be/OqkCe9mlwEE

NME: Hikaru Utada talks us through their musical first times, from the first artist they fell in love with, to the first thing they did after 'Bad Mode' was released.

NME:宇多田ヒカルが語る音楽的初体験の数々。そして『BADモード』をリリースして最初にした事とは?



My son wanted to get the balloons in the house and make the green cupcakes. So I went and got those things. I walked on like with the balloons like being blowing away by the wind
息子が風船を家に持って帰って緑のカップケーキを作ろうって。じゃあそれ買いに行こうかってなって。それで歩いてたら風船が風で飛ばされそうでした(笑)。

Hi ! I'm Hikaru Utada and this is my first for NME
こんにちは!NME初登場の宇多田ヒカルです。





Q: FIRST ARTIST YOU FELL IN LOVE WITH ?
The first artist I fell in love with could be probably my mom? She was a singer and an amazing artist but outside of the family, I say, maybe Mary J. Blige I sang to the most. I liked how much feeling,I mean, maybe I don't know if it's pain or just would be the emotions that come across and her voice is so, it just moves you and I sang to the My Life Album over and over. If it's played I can still sing all the riffs, my friends too.

Q:最初に好きになったアーティストは?
私が初めて好きになったアーティストは…ママ、かな?  彼女は歌手で素晴らしいアーティストでしたから。家族以外でいえば、一番歌ったのはメアリー・J・ブライジだと思います。とても好きで、痛みと言っていいのかな、聴いていると心にそれくらいの感情が浮かんでくるんです。彼女の歌声にはただただ感動させられます。『My Life』に合わせて何度も何度も歌いました。今でもアルバムをプレイしたら全部のフレーズが歌えると思います。

(※ Hikkiのお母さんは、言わずとしれた岩手県一関出身、1951年生まれの演歌歌手藤圭子。)




(※メアリー・J・ブライジは「クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル」の異名を持つNY出身、1971年生まれのR&B歌手。「マイ・ライフ」は1994年にリリースされた彼女の2ndアルバムのタイトル。当時Hikki11歳。)





FIRST BAND T-SHIRT YOU OWNED ?
I don't remember the first band T-shirt I've ever owned but I came today with my favorite one at the moment which is T-REX THE SLIDER great album

初めて買ったバンドTシャツは?
初めて買ったバンドのTシャツは覚えてないけど、今日はとりあえず今好きなT-REXの「THE SLIDER」のを着てきてます。いいアルバムです。

(※ T-レックスは主に70年代に活躍したロンドン結成のロック・バンド。「ザ・スライダー」は1972年にリリースされたアルバムのタイトル名。ジャケット写真はリーダーでVo.&Gr.のマーク・ボラン。ザ・ビートルズのドラマーであるリンゴ・スターが撮影したものとされている。)



https://www.amazon.co.jp/dp/B0007VLWVI



FIRST YOU SENT THIS MORNING ?
The first text I sent this morning was to Sean( Miyashiro) of 88rising. We were talking about how the structure making changes in the structure of the set. So it just worked. ... ...

今朝送った一通目のメッセージは?
今朝の一通目のテキストは88risingのショーン(・ミヤシロ)に送りました。ステージ・セットの構成がどう変わるかについて話してました。仕事の話ですね。

(※ ショーン・ミヤシロは音楽レーベル88risingのCEO。今回コーチェラ・フェスティバルにHikkiを誘った張本人)



https://www.nme.com/en_asia/news/music/88rising-collaborations-k-pop-future-shang-chi-soundtrack-sean-miyashiro-3061699


FIRST BAND YOU WERE IN ?
The first band I was in or musical project was with my parents. They were doing the thing. I was seven, eight I used to take me to the studio with them after school I did my homework there and took naps on the couch because they worked too late. And then occasionally they would say "Yeah, sing this part for us." "huh... ok..." And I sing and then the album came out afterwards. Yeah I would say that I don't know if it's the passion for music I'm sure that was also genetically and heretic but It's the family business, really.


最初に所属したバンドは?
私が最初に所属したバンド…音楽プロジェクトは、親とのものでした。両親がやってたことです。私が7歳か8歳の時、学校の帰りに両親と一緒にスタジオに行き、そこで宿題をしたりソファでうただ寝したりしてました。両親が遅くまで働いていたので。そんなだから時々、「僕らの為にこのパート歌ってよ、ひかる」とかって言われて。「ふわぁぁ、、、わかったよ…」って歌って。そうしてたらアルバムが発売されてました。そうですね、それを音楽への情熱と言っちゃっていいのかな、遺伝なのかもしれないし、あんまり普通じゃないかもね。でもこれは家業なんです、本当に。


(※ Hikkiが最初に所属したグループは1990年結成のU3。当時Hikki7歳。1993年にセンチュリーレコードから発売されたアルバム「STAR」で8~9歳の頃のHikkiの歌唱を聴くことができる。)



https://artist.cdjournal.com/d/star/1193110601



FIRST SONG YOU FINISHED WRITING ?
First song I finished writing that actually came out as on vinyl was the song calld "I'll be stronger" that I wrote when I was twelve. It's really scared that .. ... and what is like is

"Be together ~
Stay forever ~
I'll be stronger ~ "

That was twelve. it's like very much of sort I remember the song and I used to make the song just as a kid like all the time.

最初に書き上げた曲は?
最初に書き上げて実際にレコードになったのは、12歳の時に書いた『I'll be stronger』って曲で。どんな曲かというと

『Be together ~♪
 Stay together ~♪
 I'll be stronger ~♪』
 
これが12歳の時で(笑)。よく覚えてるな私w いつもこんな調子で曲を書いてました。こどもながらに。

(『アイル・ビー・ストロンガー』はHikkiがcubic U名義で1997年にリリースした12インチアナログ盤のタイトル・トラック。リリース元はNYのインディーズ・レーベル「リキッド・サウンド・ラウンジ」。)


https://www.discogs.com/ja/master/178972-Cubic-U-Ill-Be-Stronger
http://www.liquidsoundlounge.com/recordings/cubic.html



FIRST GIG YOU EVER PERFORMED ?
The First live gig I've ever played was right after my debut at sixteen years old in Tokyo. I don't remember the name of the place ... ZEPP? or maybe in Osaka. I just remember that it was super exciting. It was the first time you know I've been on a stage with lots of people that were so excited and the energy was just, I thought, crazy because I only sang in the studios before that. It's like totally quiet. I was just really moved by the energy that a group of people can create together and I was so, It's crazy but I had incredible musicians playing for me who's just like sixteen year old girl who's never done anything like this before. Incredible Japanese musicians. And also Vinnie Colaiuta was on drums, which looking back I'm like "How was that? Was it a dream?" ... ... so lucky


初めて出演したライブは?
初めてやったライブは、デビューしてすぐ16歳の頃、東京でした。場所の名前忘れちゃったな…Zeppだったっけ? そうだ、大阪かな? めっちゃ興奮したんだよね。ステージに立ったのはそれが初めてだったんだけど、大勢の人たちがやたら盛り上がってて、そのエネルギーはもうクレイジーとしか言いようがなくて。それまでずっと静かなスタジオでしか歌ったことなかったから。人が集まるとこんなエネルギーを一緒になって創れるんだって本当に感動しちゃって。その上、これもクレイジーだったんだけど、素晴らしいミュージシャンの皆さんが、16歳の女の子で、こんなことやるのは初めてっていう私なんかのために演奏してくれたんですよ。日本のミュージシャンはもちろんだけど、あのヴィニー・カリウタがドラムを叩いてくれて! 今となっては「なんだったの? 夢だったの?」って思います。とてもラッキーでした。

(※ Hikkiの初ライブは1999年4月1日(木)、Zepp OSAKAでの『Luv Live』。Zepp TOKYOでのライブは4月2日(金)で、『First Love -15th Anniversary Deluxe Edition-』で映像化されたのはこちらの方。)
cf. https://youtu.be/1QIylhJVcbs


https://rockinon.com/news/detail/93503


https://www.utadahikaru.jp/from-hikki/index_119.html


(※ ヴィニー・カリウタはペンシルヴァニア出身、1956年生まれのドラム奏者。Wikipediaの記述によれば「現代ドラム奏者の殿堂入りし、今を生きる最も重要なドラマーと評された」とのこと。)



https://www.paiste.com/en/musicians/vinnie-colaiuta



FIRST FESTIVAL YOU PERFORMED AT ?
I have not performed in any festival before. It's crazy right? But yes, the Coachella was the first and I don't know how many people could say that so I feel very blessed to be able to be doing this. Everyone asks "How are you excited?" Yeah I'm gradually, you know, getting feeling more into that I think partly because everyone keeps asking me. But I don't really know what to expect. So I'm just trying to not have any expectations and just get up there ... ... and just see what happens

初めて出演したフェスティバルは?
私は今までどのフェスティバルにも出演したことがなかったんです。おかしいでしょ? でも、そう、初めてがコーチェラ(のメイン・ステージ)って、そんな風に言える人がどれだけいるかわからないからこうして出演できてとても恵まれているなと思います。みんながみんな"どう?興奮してる?"って訊いてくるもんだから、私もどんどん気分が盛り上がってきちゃってて(笑)。みんないちいち訊いてくるんだもんだからさw でも、ステージでは何が起こるかわからない。一旦そういう期待とかは置いといて、ひとまずステージに立ってみてどうなるか見てみようと。

(※ コーチェラとは「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル」のことで、毎年米国カリフォルニア州で開催される世界最大級の音楽フェス。2022年4月16日に宇多田ヒカルが初出演。88risingの一員としてメイン・ステージに立った。)



https://www.vogue.co.jp/lifestyle/article/hikaru-utada-review-coachella



THE FIRST TIME YOU RELEASED A BILINGUAL ALBUM ?
The first bilingual album is, would be the one I just put out this year, in January, until then I had, I thought I have to separate English songs or English albums from Japanese albums. Then the part of it was from the fear that people wouldn't, no one would appreciate a bilingual song or an album that's bilingual unless they speak both languages and not many people in the world speak both Japanese and English. But I thought that's what I speak though, that's what I, that's how I live. So I just stopped worrying and just mixed the two languages as I wished and It's gone really good reactions and very happy I did it.

初めてバイリンガル(二ヶ国語の)・アルバムをリリースしたのは?
初めてのバイリンガル・アルバムは、今年1月に出したばかりのアルバムです。それまでは英語の歌や英語のアルバムと日本語のアルバムは分けて考えなきゃと思ってました。日本語と英語の両方を話せる人でもなきゃバイリンガルの曲やアルバムなんて誰も評価してくれないんじゃない?って不安もあったし。両方話せる人は世界でもそんなに居ないから。でも、それが私の話す言葉なんだし、私の生きる道なんだもの!って思い直して。それで悩むのをやめて、好きなように2つの言語を混ぜてみたら、すごくいい反応があって、やってよかったなと思いました。

(※ 今年1月に出したばかりのアルバム=2022年1月19日(水)に配信開始された8thアルバム『BADモード』のこと)



https://www.utadahikaru.jp/music/album/title_21.html



THE FIRST THING YOU DID AFTER 'BAD MODE' WAS RELEASED
The first thing I did after BAD MODE was released was that I went to Waitrose (it's super market in England) to buy ingredients for making green cupcakes and balloons, birthday balloons for myself because it was my birthday. And my son wanted to get balloons in the house and make green cupcakes. So I went and got those things I walked on like with the balloons like being blowing away by the wind. Yeah so that was it was really nice ... ...

『BADモード』リリース後、最初にしたことは?
『BADモード』がリリースされて最初にしたことは、ウェイトローズ(イギリスのスーパー)に行って、グリーンカップケーキを作るための材料と、自分用に風船を買ったことです。自分の誕生日だったので。その日息子が家の中に風船を飾りたい、緑のカップケーキを作りたいと言ってきたので、それで、風船とケーキを買いに出掛けたんですね。風船が風に飛ばされそうな、そんな日に。いい一日でした。

(※ ウェイトローズは1904年に設立されたイングランドのスーパーマーケットチェーンのブランド名。王室御用達。)



https://oyajitimes.xyz/waitrose-biscuit



***** *****

それぞれの発言の詳細に関してはまた平日の無意識日記で取り上げたり取り上げなかったりするかと思いますのでなんとなくお楽しみに☆ ■■


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Apple Musicの宇多田ヒカルインタビューラジオステーション

聴いてみよう、音楽が届けてくれる新しい体験。Apple Musicのストリーミングラジオステーション「宇多田ヒカルインタビュー」を聴こう。

Apple Music

 

落合健太郎(以下K): さぁJpop Now Radio On Apple Music、落合健太郎がお届けしております。今週はですね、僕も本当にお話ししたかった方、ゲストに宇多田ヒカルさんをお迎えしております。

宇多田ヒカル(以下H): こんにちは、はじめまして。

K: こんにちは、Hello, hello. はじめまして、よろしくお願いします。

H: はい、よろしくお願いします。

K: 宇多田さんは今ロンドンからね、リモートでのご出演となっておりますけども、先日Apple Music OneのThe Zane Lowe Showに、こちらもロンドンから出演されておりましたけれども。(H: はい) 今まで知らなかったような宇多田さんの話も聞けてですね、凄い楽しかったです。

H: あ、よかったです。

K: 今回はですね、日本語でインタビューさせていただきます。(笑)

H: そうなんです、日本語がちょっと、日本語のインタビューが凄く久し振りで、凄い久し振りじゃない?って思って急に緊張してきちゃったです。

K: 本当ですか? いやいやいやもういつも通り普段通りの、(H: はい)宇多田さんの話を聴けたらなと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

H: よろしくお願いします。

K: さて今回のインタビューではですね、アルバム『BADモード』、本当素晴らしいアルバムでした。

H: ありがとうございます。

K: もう大好きで。本当に聴く度に色々発見があるようなアルバムで、(H: 嬉しい) あの、今日はその『BADモード』についても色々お伺いしたいんですけれども、まず驚いたのが、みんな仰ってると思うんですけどもアートワーク?(H: はい) アートワークがこれまでと全然違うという。

H: そうですね、今までずっとアルバムのカバーっていうと大体私のドアップで、えっと…周りが真っ白の背景というやつが、なんかとても、あの、存在しない空間というかリアルじゃない空間?に、居るっていう……なんか無空間…無空状態の場所に居るみたいな写真、ジャケットが多かったんですけど、今回は意図的に、その、もっと、なんだろう…アル、音楽の内容とか歌詞も以前より、また またちょっと違ったベクトルの生々しさが出て 欲しいなと思って作った作品が多かったんで、アートワークも、私の…ホントただひとり生きてる、生活して生きて頑張って生きてる人間っていうのが伝わって、この、周りの取り巻く環境も伝わるような写真になった方が今までとちょっと違って、いいなと思ってたんで、結果こうなりました。

K: あの、息子さんの走る影とかね、(H: はい)奥の方に見える段ボールとか。

H: そうそうそうなんです(笑)。でもそれ全部が計算されてたことではなくて。

K: あれも偶然なんだ、はいはい。

H: 撮影スタッフが借りてくれたお家で私の自宅ではないんですけど、たまたま、あの、廊下でちょっと次ここで撮ってみようかって言ってる時に丁度息子がタタタターッてちょっと、写、走ってるとこ写ったらいいんじゃない?とか自分で言い出して、周り走ってて、「写り込むんだったら使えないかもしんないじゃん…」とか思いながらちょっと一瞬こう凄い素の顔になった瞬間だったんだと思うんですよね。「現場には連れて来たけどこれじゃ写真が使えないかも」とかちょっと一瞬考えて、で、なおかつたまたま後ろのドアがちょっと開いてて、カメラマンの人もそれを…に気づいてなくて、そして更にたまたま、そのお花とかなんかこう花瓶とか小物?小道具を会社の人たちが段ボールをたまたまそこに出してっていうだけのことで、寧ろカメラマンの方が後から「あれ全部消せますけどどうしますか?」みたいな。「段ボールも消しましょうか?」って確認してくれるぐらい、ホントに計算ではない写真だったので。「それがいいの! それがいいからそのままにしてください」って。

K: あの表情はそういう思いが出てた表情だったんですね(笑)

H: たぶんその瞬間かなって思いました。チェックしてる時に。

K: でも、仰るようにホントに自然体であったり、あの、ヒカルさんの今というものを感じたんですけれども、もちろんそれはアートワークからだけではなくて(H: はい)、サウンドからもそうなんですが、アルバム1曲目タイトルトラックである『BADモード』、このイントロで、あの、宇多田さんの「ふぅーっ」っていうあれ、溜息なのかな?

H: はい、溜息みたいなもんですね、はい。

K: から始まっていきますけども。あれもそういうところをちょっと意識して入れられたんですか?

H: いや、あれは単にその、歌を録ってるときに、ま自分で、あの、制作の後半ぐらいからは大体自分で、ラップトップで、あの、歌を全部録ってたんですけど。でそれをあの日本に送って、ボーカルのエディットをお願いしたり。で、こう自由に歌った部分とかも、いろんなパターンも入れてて、であの溜息みたいなの自然と歌う時の「よし! ちょっと頑張るぞ!」っていう「ちょっとリセットして、もうちょっと頑張ろう」って時にたまたま出たものをそのまま入れて送ったら、そのまま、あのエディットに入れて貰ってたんで、「あ、じゃあこれはこれでいい始まり方かな?」と。

『BADモード』

K: 今回アルバムを、今、作るときも自分の声をラップトップで日本に送ったりという、いわゆるコロナ禍の中で制作されたアルバムだと思うんですけれども、このアルバムのコンセプトであったりとかビジョンていうのは何かありましたか?

H: ん~、その、パンデミックの中で、っていうのと、は関係ないんですけど、あの、アルバムの制作がその前から始まってたので。その、最初の頃からあったイメージは、えと、前のアルバム、と前の前の2作で、生楽器やミュージシャンを含むアレンジを今までより多く、ま試してたというかやってたんですけど、なんかそれもちょっと飽きてきたなぁって思ってて、もうちょっとベッドルームポップに立ち返るような、こう、もうちょっとこうエレクトロニックな音を……多用した、まメインの、音楽にまた一回ちょっと戻ってみたいな、意識的に戻ってみたいな、っていうのと、えと、ま後は……セルフケア、セルフラブみたいなことについて凄く考えていたので、自分で頑張ってたので、音と内容でいうとその2つのテーマ、ですね。で、、ま、コロナの状況が始まってからはもうそれが作品に反映されているとするとそれはただただ自然に私の生活や経験が出てるだけで、もうただ、あの、こどもと周りの大事な人たちと自分や、その、知らない人たちのことも含めてどうやってみんなで、こう、頑張っていけばいいんだろう、っていうのに割と、みんなみんな結構必死、必死に頑張ってたっていう感じだったと思うんで、自然と何か出てるとは思いますそれも。影響が。

K: ん~んんんん。そうですね、まぁもうほんとサウンド面でいうと本当にエレクトロの洗練されたサウンドとそれから意表を突くようなビートであったりとか、その中で響くオーガニックな音色が凄く面白いなっていう風に思ったんですけれども。今回共同プロデュースにフローティング・ポインツであったりA.G.クック、それから小袋成彬さんとかスクリレックスなどなどもう本当に沢山の方の名前がありますけれどもこういった多くの人達と作っていくっていうのも初めてのことだったと思うんですが、それは如何でしたか。

H: そうですね。えっと、それもそのエレクトロニックなサウンドに、で、こう攻めたいと思った時に、ま基本的なアレンジはあたしが出来ても、ま曲によってはあたしがそのまま作ったようなトラックのものもありますけど、あたしは、その、いっぱい、色んなサンプルを集めてて色んな機材持っててこのエフェクター、ってかマニアックなそういうとこまでやりたいタイプではないので、それに特化してる人と、一緒に、こう、わたしのいい所とその人のいい所を持ち寄って、いい結果が楽しみながら、こう、なんか自然と無理なく出来たらいいなって。また話をしてみて、ま若しくは友達として知り合ってっていう流れで「あ、じゃあこの人と話しやすいし気が合うし音楽のこともなんかわかりあえそうだし」とかそういう所を重視で、あると。音楽を作ってみるかって決めていって、いい感じになりました。楽しかったです。

K: 宇多田さんが仰るように初め僕は『BADモード』を聴いた時にとにかくサウンドが大変かっこ良くてもう最初音に耳を奪われてですね、(H: 嬉しいです)この音はどういう風に作ってるんだろう?ですとか、『君に夢中』のあの美しいピアノの旋律と迫り来るようなベースサウンドとか、これどうやって作ってるのかな?とかいう風に感じてました。

H: そうですね、『君に夢中』で言うと、えと~、トラックに入ってるものは全部わたしが入れて持ち込んだ、持ち寄ったデータで、1個ずつの音をA.G.クックがそれぞれをこう、もともとあったあたしがこう入れてたベースの音でもっともっとゴリゴリな、なんか凶、凶悪な感じにしたい(笑)って言ったら、じゃあじゃこれでどう?みたいな。ひたすら全部のトラ、音に色んなプラグインとかエフェクターとかを掛けてくれて。でそれをまたあたしが、ぁちょっと編集して、あの、レイアウトっていうか構成を考えてとかの遣り取りで。二人ともただパソコンを二台並べてお互いの(笑)お互いのラップトップを並べて、ただ…(笑)…おしゃべりしながら1個ずつ試して「あ、いいねー」とか言いながら。うん。そんな感じです。

『君に夢中』

K: 曲を作る時は、今回は生楽器から入って作っていったとかそういうことはあまりないんですか? 大体Logicとかで作られてた?

H: そうですね。まそもそも大体そうなんですけど、生楽器を多用して るような曲でも、あの、デモは、その、サンプルを使ってあたしが打ち込んだもの があって、それを元にミュージシャンに「じゃあこういう感じで」とか別の伝え方を それを参考に?えっと、覚えて貰うという感じ なんですけど。

K: 聴いていると最初はそうやってサウンドに耳を奪われてたんですが段々段々今度は宇多田さんの言葉?というものにハッとさせられることが凄く多くてですね、歌詞についてちょっとお伺いしたいんですけれども。今回その先程宇多田さん仰ってましたけどアルバム全体から感じるのが、「他者」との関わり合い方だったり繋がり方っていうのをとても大切にされてるのかなっていう風に思いました。例えば『PINK BLOOD』の歌詞の中で『私の価値がわからないような人に大事にされても無駄』であったりとか、『キレイな人』では『自分の幸せ 自分以外の誰にも委ねない』という、自分であることの価値の大切さも歌われているのかなっていう風に感じたんですが。

H: えっと~、そうですね、自分が自分であることの価値というか。ま みんな自分であるじゃないですか。自分を偽ったり周りの環境に合わせて いるような状態もそれをそうしてるのも自分だし、どういう風に存在してようと自分では自分らしく、ある意味、ある意味自分らしいくしている結果?そうなってる、っていうことだと思うんですけど、自己肯定感とか最近多分よく目にするんですけど、言葉として。基準がわからないっていう。ま人と較べちゃう、とかっていうのよく聞く表現なんで、なんだろう?他の人に いくら、「君は価値がある人間だよ」って言われても 結局、ま自分で自分の価値を決めるのは自分、っていうのがわかるまでが、それが大事なこと?かなと。今言ったからそれがすぐ出来るかっつったらそうじゃないんですけど。自分で自分に与えるもの?という、ことですかね。価値は。

K: この、宇多田さんの曲を聴きながら自分自身に当て嵌めてみたりとか、あぁ確かに自分てなんか、今仰るように人と較べて…人と較べて自分が幸せだなって感じることが幸せじゃないのに、どうして人と較べてしまうんだろうかとかそういうことをちょっと考えてしまいましたね僕も。(H: うんうんうん。) でも凄く優しいアルバムだなと思います。『きみのこと絶対守りたい』っていうフレーズであったりとか『大好きな人にフラれて泣くあなたを慰められるOnly Oneである幸せ』とかそういう、ほんと断片的な所を切り取って申し訳ないんですけれども、そういうところからも感じました。

H: ありがとうございます。

K: 宇多田さんの中でそういう人との関係性とかっていうのは、なんかこう、変化して…年々変わっていってる事とか感じたりしますか?

H: えっとぉ~…自分との関係 は、変化していってるなと思いますね。意識的にやってるんで、いい方向に? 自分との関係が一番大事な人間関係であって、自分との関係がよければ、周りの人達との関係にもいい影響があるし、自分と折り合いがついてなかったり自分との関係性がよくわかってなかったり、よくない状況にあると自覚するのは難しくてもそれが理由で周りの人間とうまくいかないというか、無闇に傷つけちゃったり傷つけられた気持ちになっちゃったりとかそういうことがあるなとは思います。

K: それは自分の中にあるものと対話していくような感じなんですかね?

H: そうですね。対話…んー、あと、自分…自分との…ま自分とのコミュニケーションですね。うん。

『PINK BLOOD』

K: でなんかこう忙しくしてるとついつい「あれ?自分てなんだろう?」みたいな、"Who am I ?" みたいな感じになる時が僕も含めて多くの人はあるんじゃないかなっていう風に感じるんですけれども。えーそれからですね、ちょっとアルバムを聴いていて、あのこれちょっと宇多田さんにお訊きしたかったんですけれども、

H: お。なんでしょう?

K: 色々不思議な音に出逢うんですが。あの例えば『PINK BLOOD』で最後の所? (H: はい) 言葉が逆回転してるように聞こえる、(H: はい)「ファー~アー」っていう箇所があるんですけど。

H: これね、なんだか覚えてないんですよねこれ。でも、あの、逆再生してるし、デモの段階で、歌詞…なんかちょっと適当に仮の歌詞をなんか歌っ てるデモのボーカルを多分、こう、切ったり逆再生させたり、なんか切ってなんか使いどころないかなって遊んでるうちにあのピースが出来て貼り付けてたのはわかってるんですけどなんて言ってた箇所だかは覚えてないんで気になる方が居たら、逆に再生してみればわかるはずです、はい。

K: 逆再生してみれば(笑)。僕あの、あれ…アニメ「不滅のあなたへ」の主題歌だったじゃないですか。僕あれ凄い好きなアニメで、よく、あの、観ていて、その、主人公のフシが言葉を覚えてる様子と、あの逆再生の感じが自分の中で勝手にマッチして「あー!これそうなのかも!?」なんていう風にね、はい、興奮しておりました。

H: (笑)

K: そこで言うと今回のアルバムでは息子さんのあのバイオリンの音色が(H: はい)『BADモード』で聴けたり、『気分じゃないの(Not In The Mood)』では歌声も今回入っておりますけれども。

H: そうですね、これもジャケット同様意識的にやった 訳では…「息子入れたろ」とか思ってやったことじゃないんですけど、ほんとたまたま『BADモード』っていう歌の、珍しくその…珍しくっていうかこのアルバムの中では少ない、その、バンド・サウンドが入っている曲、なんですけどそのバンドのレコーディングをする日に、えっと、ま こどもも学校の帰りにスタジオに、こう、収録に行ったんですけど、そしたら、あの~…『バンドのレコーディングだよ』って言ったら自分の、最近学校で習いだしたバイオリンを持ってくって自分で言い出して、『ちょっと、収録する時間わかんない、やる時間あるかわかんないけど、ま持ってくのはいーよー』っって言って持ってったら、その一緒にプロデュースをしていたあのフローティング・ポインツのサムにも言ったら「あぁいいじゃんいいじゃん!やろうよ! ちょうどいちばん簡単なEの弦をただ、長く弾いてくれればちょうど間奏のインストゥルメンタルの部分に丁度ハマるし」って言ってちゃんと指示したら、ちゃんと言う通り『あの、ストップって言うまでやってて』って言ったらちゃんとずっとEを頑張って弾いてくれて、そんで使ぇ…まぁ使えたっていう。やっぱちょっといい感じでトラックに収まって。で、『気分じゃないの』は、えっと~家で作業して、スピーカーから曲を流してたら、ちょうど作業部屋に入ってきて『あ、聴いてみる?』って言って聴かせてみたら、あの「あ、これは?」って自分でアイデアを歌い出したんで。で、なんか、ぶっちゃけ『結構いいフレーズかも?』って思って『録っておく?』って、『録音しておく?』って訊いたら「うん!」って言うんでちゃんとマイクで録って。まそれも曲の中で使えた、という流れです。

K: うわぁ、滅茶苦茶いい話ですねなんか。もう、微笑ましいというか、なかなか、ね、そういう環境っていうのも…やっぱロンドンでの制作環境っていうのが凄い宇多田さんにとってなんか自由な感じなんですか?

H: う~ん、家で大体作業する事が多いので、どこに、作曲とかデモ作りとか、どこに居てもあんまり作業の流れとかは変わんないんですけど、何て言うんだろうな…えっとぉ、普通な感じで、ある意味距離、距離感、その音楽自体というか、その音楽制作をするプロセスを、例えば日本に住んでてレコーディングをするとしたら、レーベルのディレクターさんとか、ま他の人がスタジオをブッキング、もちろん、スケジューリングを考えてくれて、ミュージシャンに声掛けて、スタジオをブッキングして、みんなのスケジュール調整してじゃあこの日に何時にじゃあ楽器はこれ、とかこういう系のを持ってきて下さいとか、デモを渡したりとかそういうことをもちろんやってくれる人が居るんですけど、ロンドンで、のばっかりのレコーディングになった今回は、もう、時差とか考えると他の人が、ミュージシャンやエンジニアやスタジオのブッキングやるよりも、あたしが直接遣り取りした方が早いし楽?っていう状況だったんで、わたしがもう直接ミュージシャンに声掛けて、『この日空いてる?』とか『今ロンドン居る?』とか全部その、そういうのを手配するっていう意味ではこう、もっと、メジャーレーベルのアーティストというよりはホントなんか普通な生活の延長に、よりあるなとは、感じました。

K: もホント、音楽が好きな人たちが「じゃちょっとこの時間あるから一緒にじゃあレコーディングしようよ?」みたいな、ノリ的にいうとそういう感じ?

H: そうですね。あの、「いいよいいよ。じゃあ今どこ?行く行く」みたいなそういう。『ちょっと今パーカッション入れにちょっと来てくれない?』とか、そういう流れでしたね。

K: それはでもすごく素敵な環境ですね。なんかある意味今思った事をすぐ音にしてそれを届けられるっていうのは、うん、健全というか、そういうスタイルが出来ているのはほんと素晴らしいと思いますね。

H: はい。楽しかった。


『気分じゃないの(Not In The Mood)』


K: 今回のアルバムなんですけれども、ちょっと今までと違って日本語と英語というね、もしかしたらロンドンっていうことも関係しているのかもしれないですけども、日本語と英語の歌詞というのは境界線無く自然と登場しているなという風に思うんですが、(H: はい)これは宇多田さんの中で何か変化があったりとかしたんですか?

H: そうですね。えっと、今まで、寧ろ今までなんで、こう、気にしてたんだろう?そこまで気にしてたんだろって思うぐらい、ま日本語の曲を書くんだったら、ま日本、日本語メインの人が聴くっていう想定であんまり英語が多いとわかんないっていう人もいるだろうし、ま実際そういうことも言われるし、まぁ、わかりやすい英語を少しだけ入れるみたいな。意識的に、なんか、日本語メインじゃないといけない!とか、そういう風に思ってたんですよね。で、今回は、もうなんかそういうの、なんで、なんでそんなことを寧ろそこまで気にしてたんだろうって、思っ…て、ま やりながらですけど、あっ、なんか凄い気にしてたんだ、そのバランスが英語の比重が増えることによって、ま、英語と日本語半々みたいになっちゃうと、英語圏の人も日本語圏の人も両方とも疎外感というか、ま距離感を感じちゃうんじゃないかっていうのが多分怖くて、曲によってどちらかに多く応える、メインで応えていく、っていう、意識があったと思うんですよね。でも、まぁ、私自身、私の世界でいうと日本語と英語が同じくらいの比重で、寧ろ、この2年殆ど日本に行ってなかったんで、あんまり日本語を喋る相手が息子ぐらいだったりして、基本的に日常的に(笑)。で英語の比重の方がホントに多かったんで、そんなに気にしないでいいかなぁと思って。それに、言語というか、例えば日本語で、ま歌詞、詩や歌詞っていうのは、新聞記事とか、なんかの記録とは違って、じゃ、日本語がわかるからといって日本語の詩を読んでその詩の意味が総て汲めるかといったらそうじゃないじゃないですか。だから、ま、歌詞においてはそんなに気にしないで、寧ろその英語の部分を訳して日本人の人が例えば日本語を話す人は英語の部分はちょっとわからないけど調べてみようって思って調べてみたら、よりそこが理解できるというか、要するに他の日本語の部分よりも逆にわかりやすい何かが伝わるかもしれないし、そこはまぁあたしがあんまり気にしなくても、やりたいように、もうちょっと自由にやってもいいかなぁと思って。少し実験的ではあったんですけど、あの、なんかそこも凄い好評で、いいね!って言ってくれてる人が英語圏に於いても日本語圏に於いても、今回目立つので、凄い嬉、やってみてよかったって思ってます。

K: しかもそれが、シームレスに日本語です英語ですじゃなくて本当にサーッと自然に繋がっている感じがするのが素敵だなという風に思っていましたし、ただ今回アルバムの中で日本語で歌っている曲と英語で歌っている曲、例えば『Find Love』と『キレイな人』、それから『Face My Fears』、これ、英語と日本語バージョン、という言い方でいいのかアレですけど、あるじゃないですか、これはすごい大変だったんじゃないかなと思うんですが。

H: 大変ではなかったんですけど、その、同じメロディで、例えば楽譜にメロディを書き起こしたら、ほぼ同じメロディをなぞってる部分でも、なぜか、その言語が変わると、ノリ方が変わるっていう。あたしの歌い方が変わるのか、その、言語自体が持ってる、なんかノリが違うからだと思うんですけど。例えば母音と子音の、強調されるバランスとか、そういうのだと、そういうのが理由だと思うんですけど、こんなに違うんだぁって、っていうのが、あたし自身も発見でしたね。ま前から、日本語と英語で同じメロディに乗せても、あんまり良くない場合があって、全然違うメロディにしたこともあったんですけど、今回は敢えて、ちょっと無理があるような感じがしても、もう押し通しちゃおうって、つもりでやりました。あんまメロディ変えないで。

K: 歌い方でいうと、僕、宇多田さんの、あの、言葉の区切り方っていうのが面白いので凄い昔から感じてるところがあって、今回のアルバムでいえば例えば『One Last Kiss』で『なんてことはなかった・わ』とかそういう、あの、何て言うんでしょうかね、この言葉の捉え方って言うんですかね、ここで区切って、あれは、どういう風な感覚なんですか? 自然なんですか? 全然。

H: あたしは、逆に、何をそんなに言われてるのかがよくわかんないんですよね。

K: へぇぇ!

H: えっと、区切ってるって言われることが、なんでそんな特筆に値することなのかがよくわからなくて、ずっと不思議に思ってることなんですよね。

K: 例えば『Automatic』の歌い出しとかもそう、『な・なかいめの』っていう歌い出しとかの時からも、あ、これがもう、ビートで捉えてるのかなとか、思ったりもしたんですけど。

H: ま例えば、英語で今回のアルバムの中でいうと、「あ英語でもそういうことやるんですね!」っていうコメントを見掛けたんですけど、えとマルセイユ、『Somewhere Near Marseilles ーマルセイユ辺りー』っていう曲で、冒頭の方で英語で『Maybe I'm a - fraid of love ~♪』って、"afraid"っていう、「怖がってる」という言葉を"a-fraid"って区切ってる、んですけど、そういうことをすると、英語だと1つの言葉の中で、その、syllable ? えっと、音節で一瞬こうブレスを入れたり、声が途切れたりすると、あ間(ま)が空いたっていう感じはするんですけど、私からすると日本語って、1音節1音節が、そのひらがな、おんひょうもじ?であるひらがなとカタカナっていうその、1音節がひと文字、っていう言葉に於いてはどこで区切っても大丈夫じゃん?って思っちゃってるのかもしれないです(笑)。実際その字で書くときに間(あいだ)が、こう空いても大丈夫っていうかその、ひらがな、ひと文字ずつで、1箇所ずつ区切れるとこっていう風にどこか思ってるのかもしれないです。

K: いやぁ面白いですね。改めてきくと確かにいわれてみればホント日本語って1個1個、なるし、

H: 逆に他の日本語で歌を書く人というか歌う、ま書く人若しくは歌う人で、そう、あたしそういうことして ないの?っていうのが逆にビックリでした。

K: んーそうですね。まぁしてなくはないと思いますけれども、でもそれは多分宇多田さんの、その影響が大きいんじゃないかなって思います。これはアリなんだ!とか。昔はもっと日本のアーティストが例えば日本語を英語っぽく歌おうとかするとこう敢えて逆に今度は言葉を切らずに歌っていた人たちも結構多かったと思うんですけど。

H: ん~なるほどぉ。

K: それは、一言一言区切られてるっていうのは新しかったんですよね。

H: ま、速く歌えば、間(ま)が空かないものもゆっくり歌ぇ…ゆっくり歌えば間が空くってかその間が空くってことがなんでその変わってることなのかがよくわかんない。音楽って、間が寧ろメロディを作るじゃないですか。だから、うん、間で遊ぶのが好きなのかな? グルー、グルーブ、例えばグルーブってのは、間から作られると思うんですね。どこで区切るかとか、次のフレ…次の音の前にどのぐらいの、空間が、間が空くか? あの、どこで始めるかより。だから、自然と、自然とそうなった時ですね、私は。メロディ重視で書いてるから…ま そですね、結論でいうとメロディ重視でメロディからまず作ってるからだと思います。んー。

『Somewhere Near Marseilles ーマルセイユ辺りー』

K: や、凄い、貴重な、腑に落ちました今。なるほど!っていうね(笑)。あの~アルバムラスト、本編ラストに収録されている、今もちょっと話に出た、『サムウェア・ニア・マルセイユ~マルセイユ辺り』、この曲が本編の、そのあとボーナストラックが収録されておりますけれども、この曲がラストに収録されていますけれども、これは、凄く僕はコロナ後の希望が見えるように感じたんですが、(H: はい) この曲順とかは、宇多田さんは今回どういう風にこだわったりとかされたんですか?

H: 曲順は大体、他の、その、スタッフというか、チームに考えて貰って、プロデューサーの三宅さんとか、日本の、あの今まで一緒にやってきた人たちに考えて貰って、で私がちょっとそれを叩き台にこうしてみたらどうなんだろうとか試、まちょっと、試して貰ったり意見言ったりもするけど、基本的に最初のその案でよかったねっていう風に今回なりました。ま曲順はあんまりあたし考えるの得意じゃなくて。

K: あぁ、そうなんですね。

H: はい。自分から最初からワーッて考えたことあんまないと思います。ただ聴いてみて『あぁ、いいじゃん』って思ってオッケーしたっていう感じですね。

K: や、この曲がホントにラストで最後のこの「予約」と「漸く」、「予約して、漸く行けるね」っていうような感じが(笑)

H: そう、それ記事で見て『あ、なんか、ホントだ』って

K: あ、そうなんですか?www

H: ホント、全然、ハイ気づいてなかったです。

K: そっかw

『Somewhere Near Marseilles ーマルセイユ辺りー』

H: ただ予約っていう言葉の、なんか、リアルさと、ふざけてんだか切実な…なんか、ちょっとしたその、それが歌詞になってる違和感…が凄く好きであとあの歌う時に、『よ・や・く』っていうのがあの凄く、口の動かす……なんて言うんでしょう……動かし方と、どれだけ、その、舌をどういう風に動かすかってのが凄い面白くてそこに凄い集中して。歌うのが楽しかった言葉ですね。

K: あ、そうだったんですね。今日もインタビューで冒頭に『余りコロナに対して向けて作った訳ではない』という話をされてたんであれなんですけど、でも、音楽ってのは面白いですね、そうやって読み取る環境とか、自分の心境によって「あーこれはもう行きたいなぁ俺もマルセイユへ」って思いますもんね(笑)。因みに宇多田さんが今どこか行きたい場所とかあったりしますか?

H: 行きたい場所…日本に行きたいです!(笑)

K: あーっ! 待ってます!

H: 行きたいです…

K: 暫く帰ってないですもんねきっと。

H: はい。えっと、去年の1月から2ヶ月間くらい実は帰れたんですけど、ちょうどあの、こどもの学校も、もうロックダウン中でホームスクーリングになってて。で家で勉強するんだったら日本に行って勉強するのと変わんないなと思って。思い切って3日間のホテル隔離とかも、こどもと頑張って。そんときに行けてよかったです。その後ね、6日間のホテル隔離に戻ったり、他の人見てて大変そうだったので。それ以降行ってないので、是非、早く、日本に、行きたいです。

K: や~ホントにあの~アルバムがリリースになって、僕らも今度はね、ライブ、生の宇多田さんの歌声とかも聴きたいですしね、そういう日が早く来ることをホントに望んでおります。

H: 出来るといいですね。ありがとうございます。

K: 因みに、あの、これ全然音楽とは関係ないんですけども、(H: はい)何か、宇多田さんが音楽以外でチャレンジしてみたいこととかって、あったりしますか?

H: チャレンジしてみたいこと…えぇっと、何かあったかなぁ…なんか、勉強、勉強したいです。いずれ…大学も中退しちゃったから…ま いつか、ま中退を決めた時も、あの生物学のクラスに結構年配な女性がクラスメイトに居て、『あそっか、今やんなくても、いつか、別にあの幾つになっても大学、勉強って出来るんだ、大学も戻りたければ戻れる』って思って、ちょっと踏ん切りがついて、『よし今は音楽に専念しよ』って思って中退したんですけど、それは、ま大学にフルで行くか、コースを取るだけとかになるかはわかんないですけど、したいですね。あの、フローティング・ポインツのサムも脳神経学?を学んでた人で、ま お医者さんになる途中で、でも最初からやりたかったのは音楽ってわかっててそっちの道はやめて、音楽に行った人で、話(はなし)してても凄く楽しくて、心理学か、そもそも昔やろうと思ってたのは彼と同じ神経学か脳神経学だったんで、やれたらいいなぁとは、ぼんやりは思ってるんですけど。まだちょっと先の、先になりそうです。

K: そうですよね、きっとね。

H: はい。

K: 僕としては、今度、アップル・ミュージックで、宇多田ヒカルさんの、番組というか、なんか、音楽をセレクトしてどんな話をしてくれるのかなっていうね、なんかDJも楽しみですけれどもね。

H: 私の、番組、ってことですか?

K: もう、聴いてみたいです。

H: ラジオは好きなので、はい、そゆこともできたらいいなと思いますね。

K: 今色んな場所からね、今宇多田さんロンドンに居て僕は日本の大阪に居て、そして他のスタッフは東京に居たりとかしてこういう事が出来る世の中っていうのは、(H: そうですね)ちょっと前までは想像していなかったので、はい、これからどんな未来が待っているのか、楽しみです。

H: はい、そうですね。

K: ということで今日は朝早い、ロンドンね、朝早い時間から宇多田さんどうもありがとうございます。

H: いえいえいえ。

K: 今度は是非日本で、若しくはマルセイユ辺りで(笑)、この番組を収録できたら最高だなと思っております。

H: はい(笑)。経費で、行けますねそしたら。マルセイユに。

K: ホントですね、はい。またお会いしましょう!

H: はい、ありがとうございました~ノシ

K: "J pop Now Radio"、今日は宇多田ヒカルさんをお迎えしました。どうもありがとうございました!

H: ありがとうございましたっ。


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昨晩Twitterで教えてもらった動画。若き日のお母さん、藤圭子のインタビュー動画わずか20秒足らず。しかし、これがなんというかもう宇多田ヒカルの母でしか有り得ない20秒なのだ。喋り方といい、少しハスキーな声質といい、落ち着きのない仕草と絶え間なく脳を動かしているであろうことを示唆する眼球の動きようといい、少し尖らした唇といいまさに母娘。更に、喋っている内容・哲学も「いきあたりばったり」を標榜し続けたヒカルとまんま一緒。流石に笑ったので、貼りつけておこう。そして、いつ消えるかわかんないので文字でも起こしておく。



『やっぱり、お父さんお母さんが歌を唄ってて、で自然に歌を唄うようになっただけでさ。』
『アタシはもう物事はなんにも考えない。人がこうせえああせえってとかそういうものがあるときはそうパッとするけど、自分からすすんでこうしようとかさ、ああしようとかさ、そういう気起こんないの。』




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本日8月28日火曜日FMヨコハマ(今日BWを4回かけてくれました♪)の
帯番組「tre-sen」のコメント出演の文字起こしです。

「ここだけの話」ということですが、、、いやはやw
どうぞお読みくださいv


***** *****



DJの光邦さん : 「tre-sen」にはニュースを声で伝えたいというアーティストの為に留守番電話が常備されております。その名も「tre-den」ですw 宇多田ヒカルさんが「tre-den」にメッセージを残してくれたようです。では、早速「tre-den」聴いてみましょう、


peeeeeeehhhh !!!!(※ 留守番電話発信音)


もしもーし! 光邦さんですかぁ? お取り込み中でしょうか?
こんばんは、宇多田ヒカルです。

え~~・・・留守番、、、基本的に残すのニガテなんですけど、
まぁ今日は頑張って、、、残しましょう!(苦笑)

え~、「ここだけの話」っていうことで、まぁこの際だから、、、。
今、あたし、ぁの~デッカイ、すごくおっきいクマのぬいぐるみをすごい大事にしてて。
“kuma-chang”て名前つけて、すっごい、こう、いとしい存在なんですが!

もうわたしの“変態っぶり”が、どんどんどんどん加速して、
kuma-changに対する想いがあまりに熱くなって、
なんかもう『kuma-changになりたい!』って思うんですね。

こう、なんて?「同一化現象」っていうんですかね?
あの~「子が母親と一体化したい」みたいなそういう心理現象あるでしょ?
それに近いのかな、って思うんですが。

あの~もう全身にぁの、クリーム色の体毛が生えてきたらいいのに!とか、思う、し、
それが昂じて、こう「そうか! なれる方法があるやないか!」って気付いたんですよ最近w

そぇで、、ぁの、あたしが着れる、
kuma-changソックリになれる巨大な着ぐるみを、え~制作中なんですよ実は。

まぁ全然まだ完成してないんですが、
え~~いつか、それ、ホントに今ココ初めて話したんだけど、
いつか、たぶんブログとかで、なんか紹介、するかな?(笑)
んもう、すんごい楽しみで、今それでもう浮き足立ってる状態です、ワタシはっ☆


そういえば!ところで!(笑)

ちな!みにw8月29日にニュー・シングル発売します!ww

「ビューティフル・ワールド」という歌と、あと「キッス・アンド・クライ」という歌、
新曲2曲が入ってて。あと、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」のカバーしたヤツも
まちょっと音を新しくして、何年か前にやったヤツを、また今回も入れてるんだけど。

あの~…いろんなタイアップもあって。ビューティフル・ワールドは
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序」のエンディング・テーマでもあって。
あの~~、ま、それ、の~・・・、ま、エヴァが好きな人にも見てもらいたいし、
エヴァ知らない人にも見てもらいたいし、聴いてもらいたいな、と。映画も歌も?
、、、と、思っております!w

、、、ま、別にどっちかだけでもいいんだけど。

え~ぇっとぉ、わたしは、まぁ絶対映画、見に行くと、思うよ☆
というか、絶対、多分。多分ていうか恐らく行くよ!(笑) うんw


え~~~、じゃあ、また、電話しまぁす!! 宇多田ヒカルでした・バイバ~イ!!


、、、ツー、ツー、ツー、、、、、(※ 電話の切れる音)



DJの光邦さん: 、、、すごいですね(汗)。クマが大好きなのは知っていたけど、その、自分が入れるクマのきぐるみを作ってるというwww それを着てどうするんでしょうかねぇ?(笑) ホントにあの~彼女のブログは面白いですよねぇ。



***** *****


着ぐるみて(汗)。


ついにきてしまったという感じですね(^_^;
着ぐるみ自体は、地上波TV初仕事が着ぐるみだったので別に問題はないでしょうw
しかしそれをプライヴェートで作ろうとは、見上げた根性です。
(も、もしかして何か仕事で使うのかな??(汗) ジャケ写・・・シャケ写?;)

しかし。

前日「ワタシはオタクではない、普通のオシャレな女性です!」
力説していましたが、、、ここまでくればもう、

オタクなんぞとっくに通り越して
宇多田ヒカル見事変態確定です。(滂沱涙)


(、、、まぁ、個人的にはその程度で変態とは呼ばないですが、世間の目はどうだか、、、)

コスプレをするヲタクは数あれど、着ぐるみまでとなるとかなりのもんでしょう。
(居なくは無い、んだよなぁ、、、だから世の中広いんだけどw)

まぁ、ここまで来たんだ、もう開き直って行けるとこまで行けるトコまで行って貰いましょう!
どこまでだってついていきますよ!!(T∇T)


、、、これでファン減ったりするんじゃないだろうか、、、あぁいや、
また「ぼくはくま」のときみたいにちっちゃな子供たちが新しくついてきてくれるか、
それならいいか~~~・・・・・いや、いいのかヒカル!?(苦爆)




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本日8月27日NACK5(埼玉のFM局・ライオンズ戦の中継もやるよv)の夕方の番組、
NACK AFTER 5」にて6時10分過ぎくらいに
コメント出演がございましたv 以下のあんばいでございますm(_ _)m


***** ****



ナック・ファイブのナック・アフター・ファイブをお聞きの皆さん!
ケイザブローさん、佐藤多恵さん、こんばんは!宇多田ヒカルです。

え~~~まぁ、夏は寝不足をすると熱中症になりやすいとかだから
気をつけろ、ってお父さんに、ウチの父に、メールで注意されたりしたんですけどぉ、
あの~~~昨日の夜もなんだかんだで殆ど寝なくて、え~~かなり今眠いです、えへヘ(笑)。

あの~なんか、作詞をしてて、まぁ全然それは先の曲で、
あの、すぐ出すってものじゃないんだけど、なんか、作詞の合間に気分転換にヨガをやって、
で、まぁそういうのひとりで結構やるの好きなんだけど、
ヨガやったら、なんか、必要以上に目が醒めて覚醒しまくっちゃって、寝れなくなって。

そぇで、今あの~読んでいる司馬遼太郎さんの「空海の風景」っていう本を
ずっと読んだり、そぇで真言密教とかに興味をそそられて…ま・仏教の事は
前にちょっと色々勉強した事もあるんだけど、、ま詳しくじゃないけど。

そぇでネットで、ぁの空海とか、ぁの真言密教とかについて色々見てるうちに、
もう~・・・朝になってた、みたいなwですね。まぁよくありますそんなことww

まぁ、しかもすごいなんか、眠ぅ~~いような状態で調べものしたから、
全然今何も覚えてない!みたいな。そんなこともよくありますよね。(笑)

え~~~、面白いよ!「空海の風景」。ちょっと、、、ちょっと難しいんだけど、
まぁ、慣れるとスラスラ読めるよv オススメだよvv


え~~~そしてですね! 
新曲、ビューティフル・ワールド!が、もうすぐ、あさってか、出るんですが! 
これは、エヴァンゲリオンの、ぁの「新劇場版・序」っていう映画、の
リメイクみたいなヤツのエンディング・テーマにもなってて、
まぁ、エヴァとあわせてでも、エヴァと関係なくでも、普通に聴けるかなと、思います。
でもわたしやっぱエヴァ大好きだから、エヴァ大好きっコとしては
意識せざるおえなかった、んだけど、詞の世界。でもそれがいい風に出たかなっていう。
なんかちょっとした、勝手なコラボみたいな感じで、あの~、なったかな、と、思います。

あと~、ぁの結構前からテレビのCMで流れている
「キッス・アンド・クライ」っていう歌も入ってるし、
あと何年か前に出した、その~、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」のカバー、、、
、、、の、ちょっとだけ音をいじくって新しくした、ぁのバージョンも入ってて、
ま結構、盛り沢山ッスよw イイ感じのシングルになってますよww


え~~というわけで、よろしくねっ宇多田ヒカルでした!!



***** *****


この文字起こしで、どれだけ雰囲気が伝わったかはわかりませんが、

ヒカル、本当に眠そうでした(汗爆)。

、、、いや、文字起こしという作業は、ただ文章に起こすだけでなく、
言い回しや言い間違いまでも再現しておくものだったりするのです。
(そのあとでもう一度読みやすい文章にする必要があるところですが、
 Hikkiに関しては、ニーズも考えて、言い回しや言い間違いを
 極力残す方向で起こしっぱなしにしておいてあります)

なので、それぞれのコメントの息遣いや咳払い、ブレスの位置や鼻を啜る箇所に
到るまでいろいろとアタマに入っちゃう(それがまた嬉しい<変態確定(泣爆))のですが、
いやぁ、ろれつがまわってないというか、ホントに今何を言ってるかよくわからない状態で
それでもちゃんとコメントしているところがよかったですw

それでもやっぱり最後は面倒になって
「ま結構、盛り沢山ッスよw イイ感じのシングルになってますよww
 え~~というわけで、よろしくねっ」

、、、と半ば投げやりにコメントをシメていたところは笑えましたw
そんなだから、コメント終わったあとDJさんに
「このラフな感じがいいですね~! 
 なんか宇多田さんのおうちでね、2人っきりで話してるような、
 そんな気分になりましたが。(笑)」

、、、なんてこと言われてしまうのです。
この方の性格等存じ上げませんが、僕には
「おのれ、これ仕事やどっ。わかってんのか!(笑)」という皮肉にきこえましたwww
(それはワタシの性格がひん曲がってるからそうきこえちゃっただけ?(汗))

コメント収録って、一日で総ての局を終わらせるものだとばっかり思ってたのですが
(渋谷文化村スタジオなら、コメントの録音と送付くらいワケないでしょうに)
違うのでしょうかね~・・・であるならば、このNACK5宛のコメントは、
一番最初か最後の収録順だった、とかかな? まぁどうでもいいですかwww


「空海の風景」、僕i_は読み終わってたので、「オススメだよv」と言われたら、
「もう読んだよv面白かったぜw」と返せてちょっと嬉しかったです(すげー私情(笑))。
「ま詳しくじゃないけど」なんてのを付け加えるのは、
僕みたいな種族から濃いツッコミのメールがやってきたりするから
そのための先んじたエクスキューズなのでしょうか。(泣きながら)

そんなに心配しなくても、
空海と最澄の立場の違いについてミニ論文なんか送り付けないから安心しなHikki~♪

、、、い、いや、おいらならやりかねないか。(汗)


はい、ムダ話はこれくらいにして、8月27日文字起こし2連発でしたっv(^^)



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本日8月27日月曜日のBAYFM(千葉のFM局)の帯番組「ON8」の
500回記念にあわせたコメントを寄せてはりますv

***** *****


(BGM : Kiss & Cry)

「ON8(オンパチ)」放送500回目!おめでとうございまぁ~~す!
(パチパチパチ(自分で拍手))ひゅーひゅーひゅーひゅ~ぅ!


、、、、え~~~、宇多田ヒカルです。(苦笑)


古川さんお元気ですか! ワタシは、えふんっ(※咳払い)、
今まで500回もやってるというON8の歴史の中で2回?出演していますが!
あの~まぁ今後も、末永く、、もう600回700回1000回!2000回と!!続けてください!(笑)

もうスタッフも変わらずみんな同じスタッフでやっといてほしいねw
なんかもう・・・孫とかできるくらいの歳になってもう、こう、
DJとか、やっててほしいかなと、思います。

またアタシもそのうち行けたらいいなと思うので、あの、頑張ってやり続けて、くださいっ。

さて、え~~あさって! 8月29日にわたし宇多田ヒカルがリリースするニュー・シングル、
「ビューティフル・ワールド/キッス・アンド・クライ」、です。

あの~~その新曲2曲と、あと、結構ま何年か前にカバーした
「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」の、ちょっとこう音を…サウンドをちょっとだけ
あの・ちょっとだけいじった新しいバージョンみたいな…まぁ殆ど変わんないんだけどねw
、、、も入ってます! 結構豪華。

え~~っと、まぁビューティフル・ワールドが、
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序」っていう
エヴァンゲリオンの、その、もっかいまた新しく作る映画シリーズの
エンディング・テーマになってるんですが!

え~~っとぉ~、まぁもともと凄い映画と…もう凄いエヴァンゲリオンが好きなので、
もうこの話もらって「やったぁっ!」と思って、とにかくもう・・・
「どんだけ、コアなファンに何言われてもいいから、やりたい!」と思って、
えっと、がっつり引き受けたのですが! あの~まぁそんだけ好きなんだけど、
あの一応歌詞も、あの~ちゃんとストーリーを意識して書いたし、
でも…まぁ…あたしの普通の新曲って風に聴いただけでも成立してるっていうとこ、かな?

あの~ワタシはねぇ、あれ何話?4話かなぁ…あのヴォリューム、1話から4話が
入ってるVolume1のエヴァンゲリオンのテレビ・シリーズのDVDの中で、
シンジくんが、あの~友達・クラスメイトが2人、エヴァに、あの、同乗しちゃってて、
で~~そのな、に、2人が同乗してる中で、シンジが使徒を倒すシーンの最後に
彼が、あの~、、、プログレッシブ・ナイフをぐぁぁっって使徒に突き立てて、
「うわぁぁああぁぁぁああああぁぁぁあぁあああああ」ってずぅっと叫んでるトコ見ると、、、

、、、必ず泣いちゃうんですよ。(笑) とりあえず、まず1回。ハイ。

、、、、あぁ、そんな、はぁ(と溜息)。まぁそんな感じにしとこうかなっ。
今度またオタク話でも出来たらいいと思ぅ、、、

、、、ぅわたしオタクじゃないんだけどねっ!!!(笑)
(今日一番オタクっぽい口調で)ワタシは断じてオタクではありませんっ!
普通の普通の、普通の女性ですっオシャレな女性ですっっっハイ!(と鼻を啜りながら崩笑)

・・・え~何か予告できることがあれば予告したいんですが、特に何もないかな?

それでは!曲を聴いていただきたいと思いますっ
8月29日リリース、宇多田ヒカル、ビューティフル・ワールドです。

それではまた、今度、え~~スタジオの方で会えたら、いいな☆

あらためて! ON8放送500回おめでとう~~~ぅっ宇多田ヒカルでしたっ。


♪~Beautiful World/宇多田ヒカル



***** *****


というわけで、リスナーの9人のうち10人が「いやいやいやいや」と
クビを横にふってしまった(うち1人は2人分ふってくれましたのでv(なんのこっちゃ))という
「ワタシはオタクじゃない!!」発言についてw

たしかに、Hikkiはオタクっぽくない面も多々あって、
オタなところも、魅力の極一部に過ぎはしないのですが、、、

よりにもよってアニメの(しかもDVDを買って)いちエピソードのいちシーンを
熱く熱(苦し)く語っておきながらそのセリフを言っても、説得力マイナス400%よ(大汗)。
それ、オタクの典型的行動・言動パターンの王道中の王道だからさ、、、。


最近は、オシャレに関しても徐々にメッセで語ってくれてるし、
僕らみたいな(らに入るのは誰なんだよ(爆))小汚いオタクとはきっと思われてないだろうから、
安心しとけばいいんじゃな~い?(笑)> Hikki

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本日2007年8月25日土曜日放送の
FMFUJI『山本シュウのSaturday Storm』の文字起こしです。
20分以上のミニ特集枠の中でHikkiの録音コメントが放送される、という
段取りになっていました。のでついでに山本シュウさんのトークも
全部文字起こししておきますね。


***** *****



“シュウ’ズ・イヤー!”

さぁ時刻は6時10分をまわったところです。
サタデーストーム変わっては“シュウ’ズ・イヤー”のコーナー、
シュウさんのお耳のコーナーでございます。
え~このコーナーでは毎回ワン・アーティストをミニマムに、
ミニ特集して、その人の新たな魅力をクローズアップしていこやないかという
コーナーでございまして。さぁ今夜フィーチャーするのはズバリ!

Hikki!(BGM:Keep Tryin')

ひさしぶりの宇多田ヒカル・ミニ特集であります!

まぁホンマに切なさの達人でございますヒッキー。
今夜はニューシングルとスペシャル・メッセージも交えてお届けしたいと思います!
そのスペシャル・メッセージ、この山本シュウさんまだ聴けてない!
みなさんと一緒に生放送中に聴くということにいつもなっておりまして。
ドキドキしております。まずは5年前2002年のシングルをお送りしましょうね、
四季の移り変わりがこれ走馬灯のように胸にぐゎっと響いてきます。
宇多田ヒカル、SAKURAドロップス。


♪~SAKURAドロップス/宇多田ヒカル


シュウ’ズ・イヤー!まずは宇多田ヒカル「SAKURAドロップス」をお送りしました。
続いては!ヒッキーからのスペシャル・メッセージです!


(BGM:Kiss&Cry)


シュウさん!!ご無沙汰してます、宇多田ヒカルでぇす!
え~2007年今年の第2弾のシングル、
ビューティフル・ワールド…と、キッス・アンド・クライ、
2曲新曲が入っているシングルが、え~来週リリース、されますっ。

今回の…こだ、まぁこだわりっていうか、まぁ両方とも濃厚なアニメの巨匠との
タイアップが、巨匠たちとのタイアップがついているんだけど、
ま別にそれは、なんか意識したわけでなく、たまたまなんかそうなっちゃったんだけど、ね。

ビューティフル・ワールド、が、あの~「ヱヴァンゲリヲン・新劇場版・序」の、
エンディングテーマで、キッス・アンド・クライは、あの~テレビCMでも、
結構前から掛かってるんだけど、あの~……キッス・アンド・クライはとにかく、
なんか、、生命力のある、活き活きした曲、もうエネルギーがなんかもう迸るぜ!みたいな、
生命力溢れるぜ!みたいな曲書きたくて、でああいう音で作れて、
そぃですごい気に入ったン曲で、あの~まそれはそれで、
ま~なんつうの成立、1曲で、単独で成立してて。

でビューティフルワールド、は、結構エヴァを、あの~きっちり意識して、
あの詞の、、ま曲調は別にそんなに……あぁ結局意識したのかなぁ?
なんかね結構あの、爽やかな邦楽ちっくなノリにはしたつもり。
あの、アニソンとかにしようとは全然思わなかったんだけど。だって全然あたしエヴァを
普通のアニメとか思ってないし、今回映画だし、でまったく、なんだろ、
アニメとかそういう枠を超えてあたしはエヴァが作品として好きなので、
そこはあんまり意識してない・しないで相ッ変わらず歌いにくい曲になっちゃったんだけど(笑)
でも詞は、エヴァのテーマを結構汲み取って、わたしの中にもあるテーマなので、
それを書いたつもりですっ。

で、、、今年の夏は相当わたしアクティヴなことをしてなくて、
去年にくらべると、去年はツアーでもう全国まわってるわ運動しまくってるわ、
その、ライヴのステージで。で、すっっごい汗かいて、もう、腕とか手とかから汗が
垂れてくるみたいなもうすっごい汗かいたりとかして。
もうイヤっていうくらい夏を味わったんだけど
今年はまっっっったく・これっっっっっぽっちも夏を満喫していなくて。
あの~~いちおう、夏、を味わいたいっていうきも、願いも込めて、
ちょっとオシャレな麦わら帽子も購入したんだけども、あのMILKFEDっていうブランドの。
でもたぶん、かぶる機会ないまま、夏が終わるような気がしてヤな感じです今w
でも、なんとか、まだね、まだあったかいからなんとか夏らしいことできたらいいな、
とか思ってま~す。公園で花火でもなんでもいいんだけどさ、なんかしよっかな♪

え~というわけでね、あのビューティフル・ワールドの曲紹介を
リクエストできるっていうことなんだけど! テーマが、
ビューティフル・ワールドはまぁエヴァといっしょ、エヴァンゲリオンと一緒、っていうか
そぃでまぁちょっとリンクしてて。あの~…親と子の関係とか、ま恋人同士の、
こう~、何故かこう一緒にいられないとか、そういういろんな、届かない想いとか
いろんな人の、人に対する願いとかをテーマにしてるんだけど。

基本的に今回あたしは「母と子」みたいなものの間の感情をもとに書き出したから、
是非今回はシュウさんに!すごく、シュウさんのできるかぎり、すごいカワイイ、
少年のような・こどもっぽい・ピュアな感じで!ビューティフルワールドを
曲紹介してほしいですっ!(笑)よろしく!(>w< )

宇多田ヒカルでした☆


(BGM : This Is Love)


えぇえぇぇっ!? こんなん初めてやぁっ!
え・・・だって・・・えぇっ!? こどもっぽいのん!?
いやオレ十分今でもこどもっぽいってよく言われるんですけど!(笑)
じゃあこのままでええのよねっ! わかりました!
先程のコメントについてのコメントは後程お送りするとして!
何よりも! お母さんのことも僕よく存じ上げている、、、ので、
なんかあの、「母と子」のか、「母と子」の感情がテーマになってるといわれると
余計キュンとくるんですけどもっ。
ここは一つ! おとなげない!こどもっぽさが抜けない山本シュウがおもいっきり
元気で行きたいと思います!(崩笑) 

うただひかるちゃぁん!! びゅーてぃふるわぁるどぉっ!!(泣きながら)


♪~ Beautiful World / 宇多田ヒカル


8月29日にリリースされるニューシングルから
宇多田ヒカル、ビューティフル・ワールド、お送りしました。

(BGM:Can You Keep A Secret?)

さぁそんなわけでございましてですね、
え~~ひさしぶりのヒッキー特集でありますけれども。
ま~でもあの、巨匠とのコラボレーションというか、
え~~まぁたまたまそうなったみたいな言い方してますけども。
いやもうなるべくしてなった、ということとね。

んであと、エヴァンゲリオンのテーマと自分のテーマが似てるところがあるっていうのは、
その、エヴァンゲリオンと似てるというよりは、やっぱり人としてのテーマ、を
エヴァンゲリオンは描いてるからこそ、え~~特にまぁHikkiはね、
え~~もうお母さんも芸能の方だったしね、え~~、ねぇ、あの~、なんか、
いろんな“運命”を感じる、とてもとても感じるアーティストのひとりですよね。

やっぱり、この番組でもいうてましたけどもね、
彼女のカセットテープ、高校生んときのカセットテープを聴いてもうどこよりも早く、
彼女の声をオン・エアしたのは、エフエム・フジでございますからね。

え~それから、売れても、ボクは、あの~お世辞でもなんでもなく
「彼女はこんなもんじゃない」っていうことばがついつい出てくるぐらいですね、
えぇ、『彼女こそが巨匠』という感じがボクはいまだにし、いまだに思ってるし、
まぁ今年の夏は彼女がおっしゃったようになんにも動いてなかったみたいですけども、
え~~まぁまぁ、彼女は、あの、長いスパンで注目すべきアーティストだとも思うし、
ご覧のように、みなさんも知ってるように、え~彼女のプライベート自体が
生き様自体がですね、え~いろんな運命を感じるものを、ボクは、ね、
運命を感じますし、え~~更に、え~この、今流れたビューティフル・ワールドの
歌詞の中にも、え~その彼女の、ですね、え~~願い、人と、人に対する願いとかね、
まさに、そういう自分の人生・生き様を切り取って削り取って、歌っているという・・・。
でも!なんていうのかな、作品として音楽のクォリティとしても高くて、
ちゃんと、ポップな位置にまで持ち上げてるということがまたこれ!すごいな、と。
あらためてボクなんかはもう敬服というか、もうホント尊敬してしまうんですけどね。

まーまーでもあの~、キッス&クライの方は生命力・エネルギーほとばしるという、ね、
キーワードが出ておりましたけども。え~彼女から出てくるこれからの、珠玉の名曲、
まだまだ飛び出てくると思いますね。そして、ひさしぶりに聴けたナマ声!
ちょっと安心しましたw 声にハリがあって安心しましたww
え~人生における様々な出来事を
ヒッキーはまさにドラマとして聴かしてくれるハズだと思います!
最後にもう1曲、お送りしましょう、今年2月にリリースされたシングルです、
ヒッキーが描く切なさ味わっていただきたい、宇多田ヒカル・Flavor Of Life。


♪~ Flavor Of Life (Original Version)/ 宇多田ヒカル


Flavor Of Lifeをお送りしました。
今夜の“シュウ’ズ・イヤー”は、宇多田ヒカルちゃんをフィーチャしましたっ。



***** *****


山本シュウさん、よっぽどHikkiのこと好き・期待してるんでしょうね、
いつもの勢い溢れる語り口というより、ことばを選んで、
「みんな、このコは大事にしていかなあかんで」とでもいいたげな口調で
熱く語ってくれました。邪推ですが、邦楽というかポップ・ミュージックに
携わる人間として、宇多田ヒカルはそれを一番支えてくれてるというか
引っ張っていってくれる、彼女がいないと始まらないのではないか、という
感覚を持ってはるんやないか、とすら思えました。
「おれらはみんな彼女みたいな存在に食わしてもろてるんやで~」的な。
まぁ、邪推ですが結局。

Hikkiのコメントの口調は、結構落ち着いたものでした。
自嘲気味なところも、冷静なもんです。でも、シュウさんからしたら、
2005年に会ったときや、最近のコメントの声に、力がなかったという印象が
あるんでしょうね、コメント出演して声のハリを心配されるアーティストなんて
滅多にいないでしょう、喉を痛めた人の復帰とかいうのでもないかぎり。
どうしていつも彼女は周りから心配されてしまうのでしょうかw
いちファンとして、自分のことも省みつつ思ってしまいます。

彼女のコメントは、全部で3分50秒という長さ。
録音コメント出演としては、結構長めなのではないかなぁ。

「Kiss & Cry」について、「すごい気に入った曲」というコメントを頂けました♪
Flavor Of Lifeに「達成感がない」、Beautiful Worldに「まだ達成感がない」と
これだけいい曲達を書いておきながらも(ついつい本音で)言っていることを考えると、
よっぽどキスクラには自信があるんだろうな~うん、それはなんかわかる気がする(笑)。
ホント素敵で、楽しく、ちょっと考えさせられたり、なんていうのかな、
Hikkiの多面性を、珍しく1曲の中にかなり込められているから、その自由さが
「生命力のほとばしり」っていうことばに繋がるんじゃないかな、って感じました。

「Beautiful World」については、人と人との関係を歌う歌詞のもともとが
「母と子」の関係だということについて触れてくれましたね。
オフィシャルインタビューでもシンジ&アスカとそれぞれの母との関係について
語ってくれていますが、曲自体もそうだというコメントは初めてかも。
同曲の第一印象を「お母さんみたい」と思った僕からすれば(この日の天啓参照)、
素直に嬉しいもんです。

また、「アニソンとしての歌い易さは考えなかった」&「邦楽のノリにした」というのも
前に天啓で書いたコトへの返答になっていて、これまた嬉しい。(この日とかこの日とか)
毎日blog更新して曲への疑問など連ねていると、こういうラジオコメントや
インタビューを聞くときの楽しみがぐっと増します。いやぁありがたい(*^_^*)

もうそろそろ涼しくなってきて、夏も終わりに近づいている(けど暑いねまだまだ)ので
早めに花火を楽しんで貰いたいとは思いますが、それを楽しんでいるうちに
「Fireworks」なんていう楽曲の楽想が思いついたりするんだろうかな。
今年のHikkiは、まるで一年中夏休みのような態度でありつつ、
コンスタントに新曲を発表する、という「左団扇に右鉋」とでも言いたくなる生活ですね。
リフレッシュできてるから、シュウさんに「声にハリがあって安心した」と
言わしめることができる。本当に彼女がストレスからある程度離れた生活を
営んでると信じたいです。ただ隠すのがうまくなった、とかだったら
ファンとしてちょっとツライんだけどね(ハイ、アナタも心配のし過ぎです(苦笑))


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今日FM802の番組「OSAKAN HOT 100」で宇多田ヒカルのコメントが放送されましたので、
その文字起こしです。もう完全にエヴァの宣伝部長ですわこりゃ(笑)。
音源を私なんぞに寄越してくだすった貴女、(いつも)どうもありがとうございますv


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OSAKANHOT100をお聞きの皆さん、こんにちは!宇多田ヒカルです。
え~ニューシングル、ビューティフルワールド、が、チャートに入ってきたということで!
ありがとうございますっ。

え~~~っとですね、ビューティフルワールド、これは、
あの~ご存知の方も、多いと思いますが、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序の
テーマソングになっていまして。私は、ひとにすすめられて、何年か前、何年前だろ?
初めて見て、なんて素晴らしい作品なんだ!と思ってもう感激して、それ以来定期的に
何度も見ているんだけど、あの~まぁその人間関係の基礎となってる部分の心情とかの、
その、哲学的というか、なんか心理学的なテーマを、いっぱい詰め込んであって、
でそれがなんか全然イヤミじゃなくて、自然に描いてるなぁと思って。

んで普通にエンターテイメントとしても面白いし、あとやっぱりなんかその~
子供が、何か役目…大きな役目を担って、社会とか、家族に貢献するってことの意味を
「なんでこんなことやってんだろ大変なのに、、、」みたいなことを考えるとことか
結構今の社会に共通…何か通じるものがあると思う。
なんか「なんで働くんだろう?」とか「なんで俺仕事しなきゃいけないの?」みたいな、
「なんでがんばってんだろ?」みたいなそゆことが結構ここの、
このエヴァンゲリオンに結構答え出てる、入ってるような気ぃするのね。

ま・そんなとこも、私は結構好きなんだけど、とにかく、いいよね。
アニメとかの枠を超えて、私は大好きです。

だから今回、なんか、かかわることができて
かなり、、、もう、、、「我が生涯に一片の悔いなし!」みたいなそんな感じですね。
え~というわけで!宇多田ヒカルでしたっv


***** *****

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※ 斜体字にしてある歌詞の表記は聞き取りによるものですので、正式な歌詞の表記とは違う可能性がありますのでご注意ください。誤字も含めてねw

放送日:2006年6月10日土曜日12時~13時半過ぎ
放送局:元・FM埼玉/現・Nack5:http://www.nack5.co.jp/
番組名:J-Pop Magazine / Interview File
http://www.nack5.co.jp/timetable/program/06_1200_jpop.html
http://www.nack5.co.jp/timetable/program/06_1200_jpop_f.html

太字:宇多田ヒカル http://www.u3music.com/message/
インタビューア:田家秀樹 http://takehideki.exblog.jp/


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こんにちは、宇多田ヒカルです。えぇっと、こんなにラジオっぽくないラジオのインタビューは生まれて初めてでした! とっても、よかったですwww楽しかったです話し甲斐があって。(笑) …そんな感じです。じゃあどうぞ。 ~ B.G.M. "COLORS" studio DJs talk ~

 インタビュー・パート1:

 え~~・ということで、宇多田ヒカルさんをゲストにお招きしてま~す。はい! こんにちは、宇多田ヒカルです。 よろしくお願いします。よろしくお願いしますっ。 で、6月14日に4年ぶり4枚目のアルバム、「ULTRA BLUE」が出て、はい、 7月1日から6年ぶりのツアーが始まります。wwwはいwwwなんかスゴイwww4年ぶりとか6年ぶりとか ねぇ? うん、活動休止してた人みたいw あの~最近はどんなことをされてるのかと思ってですね、はぁ、 ホームページを拝見してたんだけど、いやぁはっwwww最近の馬鹿みたいな日記wwww すごいですね、あの、メッセージのその更新の頻度、はい、もうねぇ、本当にあたし、一貫性がないっつーかあの~いきなり書き出したり、 えぇ、 パタッと書かなくなったりw 4月の1日からの... ...そぉ... 一日三回更新とかありましたね。 はい。やっぱアルバムがぁ、完成する直前から書き出したんですよ。 はいはいはい、えぇえぇ、 なんかその締め切り・・・やっぱこの4年・・・4,5年ずっと、そのツアーとかやってなくって、 はいはいはい、 基本的に、前の日本語のアルバム「DEEP RIVER」を作り出したときから、 はい、 それがつくり終わったら、今度は英語のアルバム・・・「EXODUS」っていうのもつくって。ですぐ日本語の、今回の「ULTRA BLUE」のを作り出したんで、 はい、 ほとんどなんかもぉ5年間制作期間みたいな感じで。 なるほどね。 しかも常に24時間、休みなs/オフとかがあっても、やっぱりアタマん中とかカラダは、 はいはいはい、 こう、詞とか曲とかをどっかで考えてるみたいな、ホントに休みがない、みたいな5年間になっちゃって。 はぁはぁはぁ(と肯く相槌)、 ま、そういうときは不健康なんですけど、 (笑) それでぇ、なんかときはn/その5年分が解き放たれたっていうか「完成した、、、あ、もう締め切りがない! 詞とか曲とか考える必要がない!」ってなった瞬間に えぇえぇえぇ、 なんかもう身体がぽわ~~~っと軽くなって。 なるほど。 なんかもう「あぁ、天の光が差してきた」みたいな。 えぇえぇ。(笑) 「洞窟から出てきたわ!」みたいな感じで。なんか急に書ける気になってきてカキコミがぶわぁ~~って始まっちゃって。 ものすごい勢いですもんね。 うん。

 で、そうい/そういうレコーディングの日々を終えてですね、 はい、 完成したアルバムなんですが、 (嬉しそうに)はい。 この、まぁアルバムを決定付けた「BLUE」という曲なんですけど、 はい。 これもあの~ドキッとする詞がたくさん並んでて。 あらっ(悪戯っぽくw)。 これは、、、どういうイメージとかどういうニュアンスなんでしょうって聞いちゃっていいもんなんでしょうかね? あ・いいですよ♪ はぁはぁ(と肯く口調)。例えばその、「栄光なんて欲しくない 普通が一番だね」みたいな、 はい、 「えっ!?」と思ったり。 あ・そぉっ!? えぇ。 はぁ、、、。 や、それはもう、いつももう、昔から思っていたことですけど…。 はぁはぁ。 うん... あ、“昔から思っていたこと”? ん~あの別に自分自身が直接あの、有名だからとかじゃなくて、 えぇ。 あの~~~・・・ま、ほかの有名な人とか見ててもぉ、 うん、 ホントになんか、面倒くさいこと増えるよなぁ、とかぁ、 はぁはぁはぁ(肯きつつ)、 うまくいくこともうまくいかなくなったり崩れたりとかぁ、で、特に、子供の頃からその・母がぁ、有名で、 えぇえぇえぇ、 それでなんか、そういう、なんか「有名になりたい!」っていうのが目的でぇ、始めてる人はいいと思うし~、 えぇえぇえぇ、 向いてるからそこで輝けるんですけど、 えぇえぇ、 本当に向いてない人もいるじゃないですか結構。 えぇえぇ。 この仕事してんのに。 えぇえぇえぇ。 ホントうちの母なんかそうで、 あぁはぁはぁ(首肯しつつ)。 ホントにもう気づかれるとなんかもう、なんか「あ~やだなぁ~(´・ω・`)」ってちぢこまっちゃうみたいな。 なるほど。 「あ~~気付かれた~」とか「わぁ~~やだぁ~~」ってなっちゃうタイプの人で、 はぁはぁはぁはぁ(激しく肯く)、 ホントほっておかれたいタイプの人なんですよ。 なるほどね。 それをぉ、ちっちゃいころから見てて、私は彼女が有名っていう実感はなかったけどなんか、どっかなんか、豆腐買いに行って店の人に「あれっ!? 藤さん??」とか言われて(笑)、 言われますよね(笑)。そりゃ言われるわ。 (幼きヒカルは)「わぁ~~なんかイヤそう~~」って。 あぁ、逃げ出したそうな顔しちゃうんだ。 そーそー。だから見ててもなんかやっぱり、“普通”ってことは特別でぇ、 はいはい、 特別なことって、なんか、逆に普通みたいな?(笑) はいはい。 こう・・・なんだろ? 普通なことが大事で、特別っていう感じがするんですよね。 はいはいはい。なるほどね。

 でもまぁあの、そういう意味では宇多田ヒカルさんも、こう、特別な人に、 はぁ(所在なげに)、 なったわけでしょ? まぁ、知名度は・・・ 次々と記録を塗り替え、みたいな。 まぁ。(照笑) それはこう、必ずしも栄光っていうことではないですよね…。 なんか…こう、「栄光」っていうもの自体よくわかんないっすよ。 あぁあぁなるほどね。 「功績」とか、 あ、「功績」ね。 自分がその「成し遂げたこと」っていうのは誇りに思えるし~、 はいはいはい、 その~・・・なんだろ? たとえば、記録とかたまにインタビューで数字とかばぁ~~って言われて、「あぁ、そりゃすごいなぁ」とか思うわけですよ。 「そりゃすごいなぁ」ね。(笑) 「あ~~そんな小娘が何百万枚を。・・・えーっ!?」みたいな。(笑) はいはい(笑) …って思うし~、その、たくさんの人が~あの~…実際にお金を払って持ってる/CDを持ってるとか~、ぁの私を知ってるとか~、なんかそういうの、って、ホントにあらためて考えると。「わぁすごい。なんか感動しちゃう私が逆に。」って思う、くらいに嬉しいことなんだけどもぉ、そのなんか「栄光」っていうのはそれとはなんか違うすごく“冷たい”ものな気がして… あぁなるほどね、なるほど、えぇ、感情が感じられない、みたいな。 でもなんか、そう、その~なんか「功績」とちょと切り離れたところに独り歩きするものっていうか~、こうなんか、“エコー”みたいな。 はぁはぁはぁ。(肯く) そっちが逆に“ごわぁんごわぁん”って強くなってきちゃって押しつぶされちゃうこともあるだろうし、 どんどん後光がさしていくみたいな感じ・・・ なんか…たとえばあの~宮沢賢治の詩で「冷たい」?なんだっけ「暗くて冷たい」だかなんか「冷たい・・・精進の道」? とか、 ほぉ。 その、とかいうのがあるんですけど、 えぇえぇ、 あの~そのなんか冷たくて、、、あぁ、「冷たくて明るい」かな? はぁはぁはぁはぁ。(怪訝そうに) その「精進していく道」が、すごくその、なんか明るくて~光に照らされてるのになんかすごい冷たい場所?っていうのが、なんか「栄光」かなっていう気がして~、 はぁはぁはぁはぁ(今度は合点したように) それは要らn/あたしはなんか欲しくねーな、みたいな。 あ~もっとあったかいところのほうがいい? うん、なんかこう…細かい話だと例えば、ふk/洋服屋さんに行ってぇ、最初は私はあたしって店員さんに気づかれないように、こうなんか、下見てひとりで勝手にこう選んで買って帰ろうと思ってるんだけどぉ、気づかれて、すごくすごく丁寧にしてくれるんですよ。 あぁ、まぁね。 すごく恐縮されちゃうっていうか。 まぁね、そりゃそうでしょうね。 で、こう、すご~~く丁寧に接してくれて、あ、これもあれも、とかずっとべったりいろんなことをしてくれて、 はい、 で、でもなんか、あたし、そういう風に扱ってほしくはないタイプなんですね。 あぁ、まぁね。 ありがたいんだけどぉ、 うんうんうんうん、 ほっといてくれたらひとりで全部やるので、っていうタイプなんですよぉ。 なるほどね。まぁニューヨークはそういう街ですしねぇ。 うん・・・だから、なんか「栄光」ってなんか違うな…それ私欲しいって思ったことは一度もないな、って、 なるほどね、 思うんですよ。 なるほどね。

~「BLUE」~

パート2に続く


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 パート1からの続き

 インタビュー・パート2:
 
 あの~いろんな曲の中でですね、 はぁ(いつもの鼻にかかった生返事(笑)) これも驚いたんですけど、 はい、 「One Night Magic」という曲で、 はい、 (THE)BACK HORNと一緒にやってたり。 wwwはいwww大好きなんですよ♪ えぇ、、、あ、大好きなんですか。 はい。・・・あの~そぇでそのた、あべ、最初からぁデュエットとかって思ってなかったんですけどぉ、 えぇえぇ、 たまたまこの「One Night Magic」を作ってる最中に、 はい、 なんか「男の子のヴォーカルがあるとこの曲引き立つ気がするな」って思ったんですね。 えぇ。 あの~男女の駆け引きとかも歌ってるしぃ、“いろんな生物の舞い”とかいってるから、なんか、こう、もうひとつの「声」?あるといいな、と思・・・ったんだけどなかなかこの人がいいっていうのが居なくて~、 はぁはぁはぁ。 で諦めかけたときに、「あぁっ!BACK HORNのヤマダくんにちょっとダメモトできいてみようっ!」って思ってきいたら、来てくだすって、 えぇ、でもこれは、 歌ってくださいましたw いつごろどういう経緯でお知り合いになったんですか? えぇと、それで初めて会ったんですよ。 あ、初めて会ったんだこれで。 スタジオで、はい。BACK HORNはたぶん、なんか夫の知り合いかなんかの繋がりで「いいよ」って言われて、で聴いてみたらホントに好きになっちゃったっていう・・・ あ~~… ・・・とこですね。

 でもあの音楽のジャンルとしてはその相当違うところでしょ? ・・・あぁでもあの私ジャンルとかあんま、なんかアタシたとえばその「誰々さんと誰々さんがソックリ!」とかいうと、 えぇ、 誰にもわかってもらえないんですよ。 ・・・あぁはぁはぁはぁ。(じんわりと納得するように) なんか見てるところが違うみたいなの・なんかその大事な、大事なポイントってのが違うみたいで、 あぁはぁはぁはぁ(頷くように) それを成しているパーツっていうのをあたしが抜き取るときぃ、みんなと違うところ選んじゃってるみたいで、 あぁなるほどね~。 「もう!ソックリじゃん何言ってんの瓜二つだよ!」って言っても誰も納得してくんないですよ。 あ~たとえば顔じゃなくて指先が似てるとか? ぃやっ、顔なんだけどぉ、 顔なんだけど? 顔なのにぃ、誰もわかってくんなくてぇ、 あぁ~~~・・・、 「えぇ~~っ!?」とか思うんだけどぉ、それが音楽にもあって、 はいはいはい、 あの~なんかその、“ジャンル”とかっていう括りがあたしなんかズレてて、 ほぉほぉほぉほぉ(興味深そうに) 抽出する部分がなんか違うんですよ。 はぁはぁ。 だからジャンルとか関係なくなっちゃってて、 えぇえぇえぇえぇ(段々合点が行き始めたらしく)、 この曲とこの曲が似てると思っても、みんなに「えぇ??それ全然似てないじゃんその曲/そのジャンル...。」とかっていわれちゃうようなのがあったりぃ、、、あの~だからそこは、なんか、関係ないですね。

 BACK HORNのじゃあ何を抽出したっていう感じなんですかね? その~たとえばいちばん気になるのは歌モノだったらヴォーカルのよさとかぁ、 えぇ、あのシャウト感みたいな。 あぁはい。あと~その、作品/あの音楽だけじゃなくてなんでもぉ、なんだろその、“本気感”っていうかぁ、 はいはい、 あの~「ナニか/ナニ(何々)っぽくつくろうよ」みたいな感じはぁ嫌いで~、 ふんふん、はぁはぁはぁ(と肯いてる風)、 それはすぐ聴けばわかると思うんですよ。絵だって見ればぁ、あ、コレは何々っぽくっていう感じがなんか・・・なんだろう?別に絵の具の厚さが違うわけじゃないのにぃなんか“重さ”が違うっていうかなんか、空気から出てるじゃないですか、 えぇえぇえぇえぇ、 何かが。なんかその人が/絵ぇ描いてる人の指先からなんかつながってぼわ~~っっと出てきてるような、 はぁはぁはぁはぁ、 、、、そのなんか音楽を聴いているときも、あの1曲パッとラジオで聞いても、「あっこれはっ」って思うその・・・なんだろ・・・本物っていったらヘンだな・・・なんかやっぱスシだってサシミだってなんか食ったら「コレまじウマイ!」っていうのと「コレ…回転寿司かな?」っていうのがパックで同しにされてるのがなんかわかると思うんですよ。 カタチの問題だけじゃないですもんね。 そーそーそーそー。 えぇ。 なんか、その、ホン/本当に…ちゃんと…正しいところから生まれてるっていうか、 なるほどね、はい、うん。 なんかそういう感覚がぁ好きなんですね。 なるほどね。

  んで、あとは細かいこといえばたとえば音空間のぉ、あの厚さとか広さとかぁ、高音域とかなんか周波数のどこのへん集中してるかなとか、そういうのもあるし、あと***はどのくらいあるかとか、どの楽器とどの楽器がどう重なってるとか、「あ、ココでソレがキモんなるんだ」とか、 えぇえぇえぇえぇ、 こう変化してくんだこの曲ん中で、とかそういう細かいところになっちゃうけど、 分析してくん うん だ、はぁはぁはぁ・・・そうやって考えるとその尾崎(豊)くんのトリビュートとかね、 はい、 (井上)陽水さんと一緒にステージやったり、っていうのもやっぱりそれぞれこうちゃんと自分の色があって、 うん、 本物だからっていうとこなんですかね。 うん、なんだ、その、、、ん~~「元からホントにそうであるもの」? えぇはぁはぁはぁ、 なんかその“無理がない”っていうか・・・ えぇえぇえぇ、 ・・・うん、 ・・・そういうの“天才”って呼んだり、するんですかね? ・・・天才、かなぁ?どうなんだろう・・・。・・・や、ん~~~、、、“みみっちくない”っていうか、 “みみっちくない”ねぇ。(笑) wwwwそうそうなんか、 “セコイことやってない” 「セコくない」! そうそうwww あ~~それわかりやすいっすね。 そうそうwwwそれがちょっともうなんか、“天才”かはよくわかんないけどぉ、 はいはいはい、うん、 なんか、「そこで縮こまるなよっ!」みたいなとこがあるじゃないですか、 はいはい、 なんか、考え過ぎちゃって出来ない、みたいな。 えぇえぇ。 突き抜けてない、みたいな。 うんうん。小細工で騙そうとしてない、 うん、、そういう感じかなぁ・・・。 なるほどねー。 うん、、、

 それはでも宇多田ヒカルさん自身がそうだからでしょう? そう思われたいですね。 あ~はぁはぁはぁ、、、 うんー。 あの、「BLUE」の中にあるね、 うん、 「BLUE」の中に歌われてた「何年前の話だい?」っていう はぁ(笑) のとか、その「囚われたままだね」っていうのは、 うん、 まぁ今の話の中でこう…解釈したりすると、たとえばその「宇多田ヒカルさん=ニューリズム&ブルーズ(R&B)」とかね? あぁ、はいはい、 でもそういうある種のレッテル うんうん、 みたいなものも指してんのかな、って思ったりしたんですけど。 ・・・あぁ、それはぁ、、、意識して書かなかったけど、 えぇえぇ、 そういう風に聞かれたらおもしろいですねぇ。 はぁはぁはぁ、 そう思ってる人に対して、 あぁなるほど・・・なるほどね。 なんか、「ギクゥッ!」みたいな風になったら面白いですよね。 えぇえぇ、なるほどね。 うん。私はなんか、私自身のぉ、とかの身の回りっつったらヘンかな、ぁの身近な人のぉ、やっぱりたくさんよ/たくさん人をよく知ってくとみんななんか過去の囚われてるものがあって、まそれが子供時代のことにせよ、最近のことにせよなんかホントに、いつm/自分の問題も、「私いつまでこの同じ問題で??」みたいな、こう、「ぉわぁ、、乗り越えろよっ」みたいな えぇえぇえぇ、 そういうときよくあるんで、そういうことを思って書いたんですけど・・・、 ・・・あ、なるほどね。 うん~

 ・・・でもこのアルバムはそういう意味ではあの~いわゆる、まぁ、世間的な、まぁ当時いわれたようなイメージとは違うアルバムですよね。 ん~まぁその、なんだ?一番最初のR&Bとかいわれたときの印象が強くて、 えぇえぇ、 で。でもたぶんCD全部聴くと、別に、なんか大してそうでもないっていうか、、、あ、そう、そぇであの~BACK HORNの人と知り合って、で、そのエイジュンさん(菅波栄純)と話したときにぃ、あの~私のCDを全部聴いてくれたそうなんですよ。 えぇえぇ、 そしたら、なんか「R&Bとかいわれてたけど、ぜんぜん、全然そうでねぇな!?」みたいなこといわれてwww訛りwww私ぜんぜん(彼の訛りの真似を)できてないんだけどwww そういう感じ。(笑) で、「そうでねぇ」とか言われて、「あぁそうなのよそうなのよ」って話になって、その、寧ろ、一番最初はそうだったかもしれないけど、特に「Automatic」とかあのへん、、、 はい、 、、、が。そんとき出てた新しい音楽の面白い部分を取り入れたっていう感じのほうが強いと思うんですよ、あたし全然だってルーツ、ブラック・ミュージックじゃないし、 あ、あそっか。 日本人だし別になんか寧ろビートルズとレッド・ツェッペリンとか、クィーンとか聴いてたような子だからぁ、 はぁはぁ、なるほどね。 んで~なんか、どっちかっていうとあたしはぁ、ぁのどんどん特に自分でアレンジもするようになってきてからは、その、“ジャンルがないことがジャンル”っていうふうにやろうとしてきてて、 なるほどね、はい、 そのまんまで何々っぽいっていうか・・・っていうのはすごいヤなんですよ。 はいはいはい。 アレンジんときにそれにすごいこだわるんですけど。 なるほどね。

 ~「One Night Magic」~

パート3に続く
 


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 パート2からの続き

 インタビュー・パート3:

 ま、しゅ/こう、アルバムの持ってる「広がり方」? うん、 、、って今までのアルバムの中でいちばん広いんではないかな、と おぉっ? 思ったりも、して。 あぁそれは嬉しいですね。(いつものあの口調で) たとえばこの「海路」、 (笑)ありますねぇ...。 みたいな、これも思いがけない曲でしたけど、 はい、最後につくった曲なんですよ。 あぁ、そうなんですか。 うん、、、 あ~はぁはぁはぁ(噛んで含めるように)、、このあの、歌われている詞の情景ってのはやっぱり、、、あるんですか? 情k/う~~ん、なんか、鬼は、なんだっけ、、、「鬼は出てこない」なんだっけな、、、 はいはい、「かくれんぼ 鬼は出てこない」 そう、“かくれんぼ”ってことばと“鬼は出てこない”ってところがすごく言いたくて。 はぁはぁはぁ。

 なんか、あと、「額縁を選ぶのは他人」っていのがすごい言いたかったんですよ。(笑) (笑々) それはまぁ、 これはだから「ジャンルを決めるのは他人」みたいなことでもあるのかな?っていう。(笑) そうですね。そう、あの、だからいつも思ってたんですよ不思議に。 えぇ、 あの、、、絵を、描いて、高額で、たとえば売れたとしたら、 はいはいはい、 ま、どんな絵でも、買った人が、額縁つけたりするじゃないですか、 なるほどね、 画廊の人とか、 えぇ、そうですね、描く人はね、額縁つけて描かないですもんね。 そうなの、そうなんですよ。だから、どんな名画だってなんか美術館とか、その買った人とかがこう、カッコイイのをつけてるわけじゃないですか。 はいはい。 まぁあとから、、、額縁ってそういうもんで、それがやっぱ世に作品を/作品が世に出るってことで、ひとりよがりってか自己満足でたくさん曲作って持ってるのと、やっぱり違うのがその額縁みたいなものがその、付くっていう、それは“あたしが選べない”っていうか。 まぁね。 観る・聴く人の、気持ち、なんだなって。 だって額縁で値段が決められるのはイヤでしょう。 そうですね。・・・まぁでも、どんな値段であれ、その、買ってくれるっつーんだったら「あぁ(感嘆)、ありがとうございますm(_ _)m」って。(笑)

 で、このお父さんのことを歌われてるでしょ?「海路」の中で。 はいはい。 それでホームページ拝見しててそのメッセージの中に、 はい。 お父さんとあの~ドライヴしたっていうのがあったでしょ? あぁwwwはぁ、はぁ。 で、こんな風にお父さんとデートする、みたいな/に過ごせたのは初めてだ、みたいに(書いてあって)。 あぁその、ぁでも、その~~…何年前だろ? 何年か前からぁ、やっぱその、周りの一番近くに居るスタッフの、ぁのお父さんが亡くなるとか、お母さんが亡くなるとか、それこそあたしのおじいちゃんおばあちゃんとか、そういうことが続く時期が始まって、 あぁ、うん、 で、こう・・・別にそんな親しくない人なのにぃ、仕事だけしか一緒にしてない人でもぉ、なんか、あぁ、お父さんが亡くなって~ちょっと一週間現場から離れるとかきくと、なんか…いろんな想いが、なんだろ、勝手に私の中で湧いてきちゃったりして、 はぁはぁ、 で、そういうので歌詞になるとか、前にもあるんですよ、「Letters」って実は、あの、そういうことが切っ掛けだったんですけど。で、なんか、前からその~なんだろ、常に、どんな人でも、やっぱり一番の心の問題とかって、親とのなんか、記憶とか問題?が、一生死ぬまで持ってくもんじゃないかなって気がして。 はぁはぁ。 ・・・で、あの自分の親にも、親が居て、 はいはい、えぇ。 そのアタシの親にも、“親の問題”がある?w うんうんうん。 で、それがまたあたしにこうぐるってまわってきてるとかぁ、いろいろ…で、アタシもいつか親になるのかなぁとかこう、、、自分の親に親が居るっていう感覚実はスゴイ新鮮だったんですよ。 あぁなるほどね。 おじいちゃんとかおばあちゃんは、あたしも小さいころ接触あんまりなくって、子供のころから・・・。 えぇえぇ。でも、こう、あらためて、そっか、おじいちゃんおばあちゃんじゃなくて“お父さんのお父さん”なんだ、とか“(お父さんの)お母さん”なんだって思うと、なんかその「子供時代の親」みたいなのが見えてくると、なんか、なんともいえない不思議な…切ないというか、なんか、悲しいような・・・希望/絶望みたいな希望なみたいな、ヘンな気持ちになるんですね。 はぁはぃふんふん。 そぇで、こう、お父さんが亡くなってしまったあとにぃ、、、あのぉ、わかることとかぁ、歳がそのころの父に近くなってきてぇ、、、、「あぁ、お父さん、、ああいうことだったのかなぁあのときの気持ちは」とかぁ、こう、「もう一回話したいな」とか、思うんじゃないかな、っていう気がして、で、仲いい人と実際話してたらそういうこと/話題になったりして、 はいはい。 んで、こう、、それも歌詞にしたかったんですねずっと。 なるほどね。 うん。

 で、そういった意味ではその歌われてることはぁ、やっぱりこう日々感じてることが、まぁ、ある種の「成長の記録」というとちょっとまぁ、ことばが、ヘンですけども、まぁ日々生きて暮らしてる記録が、ことばになってるってことになるんですよ、ね? そうですね。でも、その「成長の記録」っていうのは、あの、違う…別のドラマとしてあって、 えぇえぇ、 あの、歌詞の中のあたしじゃなくて、あの、その、日々の思ったこととか言いたかったことを、歌詞にしてること自体が「成長の記録」なんですよ。(深いこというなぁ@執筆者の独り言スマヌ) あ、してること自体が? 今までより今回のアルバムではちゃんと出してるんですよ、、、そのまんま。(笑) 出してますよね、そうそうそう。 そんな感じするじゃないですかたぶん。 えぇ、するする。 www聴くとwww だからことばのボキャブラリーがね、「あれ?」って思うとこが、 そう、 ありますもんね。 今までだったら、ちょっとコレ言いたいんだけど、なんか赤裸々過ぎるかなとかぁ、なんかちょ/歌詞的じゃない?…“お葬式”とか、そういうことばとか、なんかちょっとヘンかな?って思ってたことを/思って避けてきてたフレーズとか、を今回は、なんか、「なんで私、また歌詞書いてんだろ?」とか、途中で思っちゃって、 はぁはぁ、 「ぁぁ、何十回も繰り返してる作業じゃないかこれ?」みたいな気がして。「なんでまた曲つくってなんでまた歌詞書いてんのかなぁ?」って思ったら、一瞬書けなくなって、 あぁ、、、 そぃで、「あそっか。たとえば、これが、私がなんか事故で明日死んじゃって、これが最後の書いた歌詞になってもいい!っていうくらいの気持ちで書かなきゃ、今書けるっていうことは、今、書きたいことを書かなきゃいけないんだって当たり前のことなんですけど、 はいはいはい、 それをすごく、「あ、そっか。」って「ほぅ・・・。」って思って、 ほう、なるほど。 そぇで、ぁの言いたかったことばとか日本語で今まで使いたかったけど使ってなかったことば、ちょっとヘンなことばとかでも、あの~・・・まぁ、「入れよう」と思って。今だったら、あの~それが、不自然過ぎないとか、ちゃんとその、歌詞として成立してる中に、うまく入れられるんじゃないか?とかその「えぇーーっ今“お葬式”って言った!?」とか思われないような、 まぁね(笑) 自然なこう、ぁる、気は惹くけど、なんか「え。それはちょっと、、、え??(ガクッ)」って来ないような、うまい書き方ができるんじゃないかな、と。経験から。積み重ねたもので。思ってやったんですね全部。

 ~「海路」~

 パート4に続く


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 パート3からの続き
 インタビュー・パート4:
 
 あの~英語のアルバム「EXODUS」もね、 はい。 その~こう、ライナーノーツで翻訳家の方と対談されてたでしょ?  はいはい。 あれが物凄くおもしろかったんですよ。 あ~~そうですかっ!!??(物凄く嬉しそうに) よかった・やってw 感動的におもしろかったです。 そうですか!?そうですかそんなに、、、何話したっけなぁ?(←おぃっ(笑)<執筆者ツッコミ) まぁその~~比較文化論、的な。 あぁ~~はいはいはい、 あの~ことばのバイリンガルの人たくさんいますけど、 うんうん、 その文化的な面だとか、こう精神的なことも含めたバイリンガルの人ってこういうことなんだなって思った。 あぁなるほどぉ…。なんか、ある意味凄く現実主義なんだと思うんですけどぉ、 えぇえぇ、 あの~~シンプルに考えて、その、ことばの・・・/ことばって、ぁの、、、ホントに、それ自体、壱個の音楽じゃないですか。 はいはいはい。 だから、その、いろんなルールとかが、ただ、音楽とか声に対して、いろんなルールがついてるのが言語って風に私思っちゃうんですよ。 はぁはぁはぃはぃはぃ。 でも日本語だとわりとその語彙が少ない、とかぁ、音が真っ直ぐだったりとかぁ、 えぇえぇ、 ウネウネしてるトコが少ない、とかカクカクしてる、わりと。直せ/直線的なのが多いとか、なんか、あと声のトーンもその言語自体が選らんじゃうんですよ。 あぁ~~なるほどね。 だからほらあの、ほとんどのアタシの友達のバイリンガルのコは、日本語になると急に声が上がるんですよ。トーンが。 あ~ぁ、なるほどね。(いつもより強く合点気味) うん。(得意げにw)

 ぁの、英語喋ってる人って声が太いでしょ? そうそうそうそう! で、たとぇば同じ声帯の双子が居るとして、それぞれ違う、英語と日本語喋ったら、絶対声のピッチが、平均値が、 えぇえぇえぇ、 違うんですよ。 変わりますよね。 うん。だから、人それぞれ個人々々で持ってるメロディのパターンもあるんですけど、 えぇえぇえぇ、 私も自分のパターンがあるのをわかってるし、 はぁはぁはぁはぁ。 でもぉ、それ以上に言語ののがすごくて、 うん、 だからそれによって支配されてるわけだから、 えぇえぇ、 あの、無意識のうちのいろんな面も、なんか、思考まで、たぶんそれって侵されてるもんだし、 えぇえぇ、 そう、すごくそういう、物理的にっていうか、科学的に考え…ると、 はぃはぃはぃ、 もぅそれが「文化」になってくって言ってもいいと思うんですよ。 えぇえぇ。 だからやっぱり、バイリンガルとか、その言語から、 えぇえぇ、 そういう話題が広まってくとぉ、 はいはい、 なんかいろんなとこが繋がっていって面白いですよね。 えぇ、面白かったですねぇあれは。 うん。

 で、もひとつ読んでて感じたのが、つまり・・・ま、僕らがアメリカの音楽業界のこと知らないで言ってるんで、 うん? あの~~まぁ、想像に過ぎないんですけど、 はぁ。 インテリジェンスっていう意味で、 はい、 あの~まぁ、宇多田さんはとってもインテリジェンスのある方で、 はぁ、はぁはぁ。(素朴に怪訝な感じで相槌を打つ) アメリカの音楽業界ってそういうインテリジェンスを必要とするのかな?と思ったの。(GJQuery!w@執筆者よりw) そう、それは~、ね(苦笑)、難しいとこですね。 はぁはぁはぁはぁ。(我が意を得たり?な相槌?w) 特に、誰だっけな、モ、モービィ??っていう人居るじゃないですか(執筆者註:かつて彼女はTEEN PEOPLE誌のインタビューで“You don't have to be Moby to use machines”と答えたことがあったが。> ttp://www4.islanddefjam.com/media/utada/press/teenpeoplenov.jpg)、、、、だったかな、なんかアーティストが、アメリカの雑誌で、読んでんの見て、その…コンピュータをよくよく使ってる…たとぇばなんか…こう、ちょっとオトナの?ひとたちとかだと、ダウンロードばっかりになっちゃってて、 えぇえぇ、 売れるCDが全部ヒップホップになってきてるとかぁ(しつこく註:カントリーなどは購買年齢層が高いのでDLよりCDの需要が高いといいますなぁ) はぁはぁはいはいえぇえぇ、 なんか、誰だっけな、NINE INCH NAILSの新作かなんかの売れ行きのことでそんな話をしてたような・・・気がするんだけど・・・ はぁはぁはぁ、 もっと前かな?(汗) で、なんか、それは大事じゃないような気がするんですよ。 あぁなるほどね、そういう問題じゃない、と。

  うん、だから…まぁ、うん、そこは、でも、何がマーケットが欲しいのかっていうところから考えてっちゃうと、 えぇ、 こう、「自分の尻追っかけてる犬」みたいになっちゃうんで、 まぁね。うんうんうん。 それは私は考えないようにはしてるんですね。 はぁはぁ。なるほどね。 そりゃたとえばある程度は、たとえばみんなが今聴きたい感じの曲、とか、は大事なんだと思うんだけど、その、特に日本語の方ではそれは考えることありますね。 はぁはぁなるほど。 タイミング的に、とか、あの、今回こんなに、なんか、変わった実験的な曲出しちゃっt/出しちゃうけど、まぁ次の次で、なんか、結構こう明るいのつくって出すからまぁいっか!みたいな、 みたいなね(笑)、わかるわかるw  そういう感じなんですよ私は!  えぇえぇえぇ。 だからぁ、その、特にアメリカの、ぁの「エキソドス」作るときは、 えぇえぇ、 これでなんかアメリカで大ヒットさせよう!とかそういう気持ちは全然なくって、 ほぅほぅほぅ、 こう、つくってる途中で、あの~レコード会社に、たとえばじゃあ「どんなビッグ・プロデューサでもつけるぞ!」みたいなこといわれて、「あぁ、そうすれば売れるんだろうなぁ」って思ったんだけど、なんか「それじゃあたしじゃなくてもいい」っていうか。 なるほどね。 あたしよりもっと歌上手い子いるんだから、それだったらなんか、もっとかわいくてもっと歌の上手い子でソレやればいいんじゃないの?っていう気がして。 なるほどね。

 あたしは、なんでそもそもコレをやってるんだ?って思ったらやっぱり自分でカッコイイと思う音楽を、ぁの、少人数のなんかニッチっぽい人達しか、「うぉゎ~っ!」って思ってくんなくても、今は、それを作らないと、ミュージシャンとして今後危うい、逆に、、、
なるほどね。 、、、っていう気がして、そこで、とにかく、独りで作ってみた、みたいな感じで、全然それはすごい満足…出来に満足して、で、そのなんか自信がすごいついたんですよ。 なるほどね。 「はっ!出来たっ!」みたいなの。「こんなん出来た!」っていうなんか満足感があって。 えぇえぇ。 それで「よっしこれで日本語のを作るぞ!」ってときに、もっと可能性が拡がってきて、 なるほどね。 もっと強気に、こう自信を持って、なんか「これが、、、こうなった! これが作品だぜっ!」みたいな出し方もできるようになって。なんかそれが、こう、一皮剥けたっていうかこう、つよ/なんか、ちょっと強くなれたっていうとこ。 なるほどね、「これが私の日本語のアルバムなのよ!」っていう感じが。 そうそう、うん。 はぁはぁはぁはぁ。(再び噛んで含めるように納得) でもその、まぁ、業界的に言うとね、 うん。 そのまぁ、セールスが思ったほどアメリカで行かなかったみたいな言われ方は、 うんうん、 全然じゃあダメージになってない、と? 私は、気になんないですね。寧ろ仲いい友達が それは素晴らしいですね。 うん、なんか仲いい子とかがぁ、 えぇえぇ、「むかつくよー!」とか「こんな記事があるよー!」とか、 えぇえぇ、 たまにチェックしてる子がひとりいて、たまに言われるんだけどぉ、それは私は「まぁ…いいんじゃない?」みたいな感じですねぇ。 なるほど。まぁでもすごくこれ重要ですね。 うん、そういうとこ私は…なんだろ…大丈夫なんですよね。わりと。 なるほどねぇ。 うん。

 ~「WINGS」~

 パート5に続く
 


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