無意識日記
宇多田光 word:i_
 



ホントはMr."マクナマラ"ですw 過去最多リミックスを誇る彼だが、光は会った事あるのかな。デュエットしたNe-yoクンとは面識なさそうだし、6曲を"共作"したスターゲイトの2人とさえ正味1時間位しか顔突き合わせていないらしい。ホンマかいな。今回PbAMは光とラッセルの共同プロデュース作で、過去にないアプローチだ。コチラとしても、PLANiTbといえばナスティなダンスミックスだったからバンドスタイルでこの名称は意表を突かれた感覚だ。UKロック調も新鮮だが何よりコレを彼に頼もうという発想が何故出てきたのか。ソレで冒頭の面識の話になる。雑談で「ボクもロック好きなんだよね」的会話が予め何処かであったのかなぁ。

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本命でした。光とのカラオケ存分に楽しんで下さい。何だか光が『「絶対Hikkiはこの人を選ぶと思ってた!」って言われるんだろうなきっと(笑)』と呟きながら選出した気がしてなりませぬw

さてPbAM(iTunesは2位迄上昇。上は木村なので暫く抜けないかな。)の話をいきなりディテールから始めてしまっているが「何故こんな曲調なのか」「ココで表現したかった事は」といった総論に入ると途端に破の内容に触れなきゃならなくなるから仕方ない。今回のリミックスは元曲以上にEVAに特化した存在なので、切り離して語るのは非常に難しい。今週いっぱいはこんな感じです。

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今Mixは16ビート(チキツクチキツクっていうあのリズム)を8ビートに組み直してあるのが最大の特徴だ。注目なのが"ItsOnlyLove"の1節。元曲では冒頭とサビのシメに登場するが、メロディがビートから一旦遊離する為、ビートのないイントロ部や逆に前のめり感が先行する16ビートの、"上に乗っかれた"のだが、このミッドテンポのリズムの中ではどうしてもベタついて間延びしてしまう。ソコでオリジナルの"遊離感"を演出する為この箇所だけエフェクトを掛けている。中音域を残し音を粗くする所謂"拡声器"効果なのだかコレにより歌とビートが巧く距離を取れるのだ。メロディの流れをよく掴んだアレンジといえるだろう。

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編成予想がBMLだった一方、曲調予想がオブラディオブラダだった訳か。同曲は当時新奇だった"レゲエ風R&R"で、バンドのワーストソングの誉れ高き有名曲。ズンチャチャズッチャのベースラインを軸にしたマージービート/リバプールサウンドとンチャンチャとアコギがレゲエ風に裏打ちカッティングするリズムを組み合わせた音造りが特徴だ。イントロのハンドクラップも印象的。BWの方はベース控えめでドラムのやや変則的なビートが曲を引っ張るUKロック的にヒトクセ持たせたグルーヴが特徴。Bメロはリズムをレイドバックさせ3拍にギターカッティングでアクセントをつけたレゲエ風(或いはブルーズ風)の味付けだ。クラップも要所で炸裂。成程共通点の見いだせる2曲だな。

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破の主題歌は新曲じゃなくてリミックスでした。1週間煽ってみたのになぁ。久々のラッセルマクマナラ、否、マクナマラMixだ(未だに彼の名が覚えられん。プラニットビーの人、です)。破に絡めずにこのMixのよさを語るのは結構難しい。先週は2曲、具体的な曲名を出した。1ッはBeMyLast。破壊力より突破力という対比の中で、CUTのインタビューにあった様に次はナマのバンドサウンドを使ってくるだろうという読みがあった為、アコギ、ドラム、キーボードの同曲の名を出したが果たして今Mixはアコギ、ベース、ドラム、エレキ(セミアコ?)という編成であった。エレキもふんだんな為"アコウスティカ(ナマ風味的な)"という言い方なのだろうな。

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約14時間後鑑賞開始の私、実は序も含め殆どEVAの情報をアタマに入れていない。90年代のTV版って結局どんな話だっけという状態。破を何かの続編ではなく、ただの新作2時間アニメ映画として接したい訳だ。過去との比較も急以降への布石云々も二の次、純粋に2時間楽しめるか否かの1点で評価する。難解な筋立てや哲学的な独白等もスルー、エンタテインメントとして、映像美、キャラの魅力、音の効果といったアニメ独自の特性はどうなのか。ヱヴァのテーマは"アニメの復権"、5歳の私が楽しめる事が条件だ。光の唄も、オブラディオブラダみたいなワケワカラン歌詞が聴けたら嬉しい。ソレ位突き抜けていてくれ。

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MJ呼吸停止で搬送、というニュースをNHK,LATimesで知る。既にロイターは死去報もと共同は報じているとYahoo!News。詳細は不明だが、来月開始予定だった驚異の英02アリーナ(2万人収容)50公演は白紙だろう。実現していれば人類史上に残るトピックだったのだが。UtaDAとの共演や共作があれば良案だと考えていた。嘗てヒトという種の誰も一切体験した事のない何十億という人を相手にした孤独と格闘し続けてきたであろう彼の人生は、光に何かを齎し得るのではと期待したからだが、訃報でソレが裏切られるとすれば、何ともやり切れない。コレも彼一流のブラックジョークならよいのにね。

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序は、前世紀EVAと変わらない展開に"見せかけた"作品だった。モモンガとフクロモモンガとでは形態はソックリでも系統・血統がまるで別なのと同様に、前と似ているのは表面だけで底流に潜む物語にはまるで異質なものを予感させた。BeMyLastのチェロVer.の時も同じ表現を使ったが、創造物の"換骨奪胎"、リモデリングの正体が破ではいよいよ明らかになってゆく。BWも、前世紀からの"EVAのイメージ"を確り引き継ぎつつ新世紀への端緒を内包していた。ソレに光の新曲で光が当てられてイイ意味での"露骨さ"が垣間見れるしれない。文字通り"換えられた骨を露わにした"曲を想像している。

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TiTO週1携帯配信順調推移中。この曲は如何にもアメリカン、洋風な感じでUtaDAならではといえそうだが、寧ろ日本人として外から眺める視線が在るから衒い戸惑いなくストレートな曲調を選べたと考える。大阪人が毎日吉本新喜劇な日常を送っている訳でもない(…よな)のと同様、アメリカ人も又毎日女子が男子に対する優位性を主張したり夜な夜なパーティを繰り広げたりする訳ではない、筈だ(ホントの所どうなんだろ)。他国の人が和風を音楽に取り込む時にイメージ通りのサウンドを行使する様に、この曲には"日本人がイメージするアメリカ人"という視線がチョットだけ入り込んでいる気がする。

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ヒカルのレパートリで最も破壊力が強かったのはBeMyLastだろう。この曲は、キャリアもステイタスもスタイルも評価も売上も皆の期待も音楽性も何もかも総て押し並べてぶち壊した。TVやコンサートでは自らの曲構造すら内側から解体してみせた。既に4年前にココまでの"破壊"を成した光が今破壊力を見せつけるとなればどうなるか。辺りを焼き尽くす力より寧ろ、破れない壁を貫く一点突破の集中力を想像する。ただ、アニメ的にいえばソレではグレンラガン迄。2年前同作は過去のロボアニメをメタ的に総括し閉塞感を打破してみせた。09年以降のEVAと光には"更にソコから先"を見せる光明を期待したい所だ。

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未々音楽ファンには配信購入に抵抗のある層も多い様だが私は結構好きだ。利便性は勿論だが、元々音楽は、手で触れる事も手元に残す事も出来ずに一瞬々々が儚く空気に溶け消えていく存在だった。然しまず楽譜が登場。更にこの百年の蓄音技術発展で音楽は"モノ"に保存して棚に並べる何かになった。勿論配信時代も場所が部屋から画面に移っただけでやってる事は同じなのだが、モノを手に取れなくなった分音楽本来の捉え所のなさ、所在なさが僅かに復活した感じがして、少し嬉しい。まぁ初めて新曲を聴く時の一期一会の感動は何を経由しようと変わらないけどね。

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自らの楽曲すら超えるべき壁として立ちはだかる今回の事態だが、何よりも大切なのはソコにどれだけエネルギーを、破壊力を込められたかだろう。アニソンがどうのPopsのテイストは映画との親和性はと論じる前に、作品として力強い事が1番だ。正直、今回のパズルは難し過ぎる。小手先バランスの袋小路に迷い込んでしまう位なら、ゴルディオスの結び目を剣で断ち切り邁進したアレキサンダーの様に、目前の壁を破壊して前に突き進めばよい。実際、EVAは今も昔も混迷と閉塞の世に生を授かった作品だ。苦悩の極限が象る先端が突破口をこじ開ける図。或いは光の歌にもそんな情景が訪れたか。

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幾らメジャー路線に梶を、イヤ加持を、モトイ舵をヤヤ切るからといって、よもや前世紀からのファンを切り捨てる様なマネはしないだろう。そんな事をすれば真っ先に20世紀版への思い入れ憚らない光が仕事を降りている。幅広く人口にカイ炙しつつ、コアなマニアも唸らせる(唖然とさせる?)内容になっている筈だ。主題歌もまた然り。更にPopに、そして更にスピリチュアルにEVAの世界観の核を鋭く抉り突かねばならない。コレは創作過程に於いて身も引き裂かれる様な思いをしたに相違ない。映画とシンクロしつつ、単体としての商業性と芸術性を兼ね備えた名曲が果たして完成しているのだろうか。

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序で"コドモの為のアニメの復権"を唱えた庵野代表、破も"初めて見る子も楽しめる"作品である筈だ。アニメの、映画のメインストリームを意識した作風ならば、主題歌も又難解である筈がない。今回は、残テリスペクトに加えBW神!な層も納得させねばならぬ上、新しい(アニメ)映画の主流としてライト層をも取り込んでゆく狙いがあるのなら、新しい正攻法のスタンダード曲である事迄求められる。昔でいえばディズニーアニメのテーマ曲の様な(例えばリトルマーメイドの様な!)、全方位型の曲である。コレは、前回の倍は難しいパズルを解く感覚だろう。さしもの光も今回ばかりは、とファンが不安になっても不思議はない。

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カウントダウン態勢に入る程期待が膨らんでいるが、序の成功によって巷間でも序以前とは比較にならない程の注目を、EVAは集め始めている。象徴的なのが7/3の序TV放映だ。夏の金曜ロードショーといえばナウシカ~ジブリの持ち回り枠なイメージが強い(実際にはそうでもないかな)だけに、この時期のオンエアは画期的(しかも7/3はポニョDVD発売日だ)。デスノートや20世紀少年等で成功した"続編封切時に前作TV放映"という禁忌的方法論を用いるとは、EVAがアニヲタ向けのロボアニメ(とかいう狭い位置付け)から(よくも悪くも)脱却しメジャーアニメばりの成果を期待されてる証左だ。隔世の感があるなぁ。

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