無意識日記
宇多田光 word:i_
 



「ン十万人が購入するシンコレ2が…」てな書き方を今迄してきたが、GBHの登場によって「ン」の部分が1、或いはタイアップの強力さによっては2か3プラスされるかもしれない虞が出てきた。同時に横アリ応募数も跳ね上がるだろう。甚だ迷惑な曲である。拭えない更なる不安といえば、実際はこの曲だけが突出している訳ではなくアト3曲もGBHに肉薄、同等、或いはソレ以上なクオリティであるケースだ。類をみない充実度、光ならやってしまっているのではと思ってしまう。メインの1枚目への需要が霞んでしまう程の2枚目となれば、もう実質ヒカル6枚目のオリジナルアルバム扱いで構わないんじゃないの。

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不意打ちで昨夜GBHのサンプルが1コーラス分丸々公開された。路線としてはもうまさにタイトルの印象通り(私の予想よりやや哀愁強め/テンポ速め)、以前ZARDのデビュー曲の話で触れた様にコレは本当に"最後のJ-Popソング"となる予感がする名曲である。のっけから響き渡るピアノ/コーラス/シンセのコンボが2年半ぶりに超天才アレンジャー宇多田光が帰ってきた事(そしてすぐに去って行く事)を教えてくれる。音の充実がメロディの出番を全く奪わないのが天才の天才たる所以だし、コレだけ売れ線の曲なのにあざとさは微塵もなく誠意の塊のような仕上がりで、コレぞ「心のこもった商品」といいたい。

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夢の様な時間が続いているが、光は新曲で『夢じゃなくて愛をみせて』と歌っている訳でこの夢が醒めた後に愛を誰がどう描けばイイのか今から悩ましいのだがソレは兎も角。歌入れのタイミングがシンコレ2話が出る随分前の段階だった筈な為他の曲との整合性が気になるSML(NAD)、長年1人のアーティストを追っ掛けてるとタイトルを見ただけで楽曲の色合いが浮かんできたりするのだが、この曲は5曲を代表する色を持った曲な気がする。同じく愛を歌うアンセムとも共通するコンセプトであろう事は想像がつくし、他の曲もこの曲があったお陰で立ち位置をハッキリさせて書けたんじゃないかな。

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失敗した時の回収方法は様々だろうが、昨夜は光がツイッターでは初めての削除という手段をとった。ノリで書いたキラクなツイートとかではなかったにせよ僕も「ソレは消した方がイイな」と思った(恐らく光が書いたのとはまた少し違う理由で)。新聞等マスを通していく中で情報がどう変質していくかを逆算してメッセ&ツイートしていければイイのだが、世の中の慌てん坊達は常にソレを上回ってくる(自分を省みてみてもそう思う)。ン千万の人間を常に想定するのは正気の沙汰ではないが、光は日本でも有数の「"大衆のサイズ"を正確に把握している人」であるから今回の判断も又尊重したい。

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ダンシングなう、と聞いて「団しん也サンお元気ですか?」とサンボマスターがMステでタモリに訊いていたのを思い出したが、その時光が歌った誰叶は今回シンコレ2の実質トリを飾る重要な曲であり、ソコから09年夏リリースされたBWPbAMを経て2枚目の新曲5曲に至るのがシンコレ2の構成だ。結構な人がシンコレ2購入時に真っ先に2枚目に飛びつくと思われるが、時間さえ許せば1枚目から順に聴く事をオススメしたい。額縁の付け方次第で作品の伝わり方は如何様にも変化する。我々が光の意図、誠意を汲んで作品と相対したいと願うならフォーマットの通り味わうのがイイだろう。多分、新曲の感慨が違う筈である。

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全体として評価は好意的な感のある今回の"不買"奨励騒動、否定的な意見もかなりの割合が情報不足によるもので、ある程度状況が整理されてくれば落ち着くだろう。敢えて難点を挙げるとすれば「ではシンコレ1は誠意ある作品だったのか?」という点で、既発曲のみの構成でB面曲すらナシではUTBより劣るという見方もできる。内情は知る由もないが、然し、シンコレ1が04年当時圧倒的な数字で年間1位を獲得しそのニーズの強さを証明したのも事実。多分今回の騒動の評価もUTBのUS盤発売の有無含めかなり時間が経ってから熟成されていくだろうから今は保留しておくかな。

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まだ横アリも先だというのに2~5年後光がどう復帰するのがイイか妄想してしまう私は相当の病気だと思う(何を今更)。"歌いたい"或いは"作りたい"という欲求だけではプロのミュージシャンに戻る理由に乏しく、やはり"聴かせたい"と思った時が復帰の時だ。ノーマルな方法としては"新曲で挨拶する"のと"とりあえずライブで挨拶する"のと両方あると思うがどうせなら両方を併せてしまえ。初めて新曲を披露する場をラジオやケータイやPCではなくライブ会場にすればよいのだ。何しろ5年後なんて放送通信&音楽業界がどうなってっか判んないからね、この方法なら100年経っても大丈夫!

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レーベル(Island)の意図が不透明にみえるのは、シンプルに考えれば、当事者同士が会っていない上TheBest発売を指示した当事者がUtaDAの音を1度も聴いた事がない、と推測するのがソレ也に妥当だろう。丁寧且つ大胆なEMIのプロモに慣れている身としてはキョトンとしてしまうが、事前にU3側から復帰後の再契約の意志ナシと伝えられていたとすれば杓子定規な対応もギリギリ感情として解らなくもない。然るに、復帰後世界規模でEMIと契約する事になると北米での弱さを毎度乍懸念する所だが、今や世界中にファンが居るのだから日米に拘らず多国語アルバムをリリースすればイイだろうね。

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「ん~、そうだな、この間梶サンが今週のTwitterに注目、と発言していたので早くもアンセムに続く第2弾新曲のお披露目が近いとみるべきだよね」「単純に考えて、今日発表されたラジオ出演の時期、即ちアルバム発売前後の頃に丁度オンエアチャートを駆け上がって1位になっていて欲しい事を逆算して新曲を発表するだろうからソレは恐らく約3週間前、今週末辺りに解禁になるだろうね」「ん~、とするとやっぱり例のXmasソング…?」「には流石に時期が早いけどタイトルがアレだからね、意表をついて秋の歌かもしれないよ」「なるほど、何れにせよ逆算だなんて凄い自信だ、期待大だね」

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「ヲイヲイ、ひっさびさに呼び出してくれたなと思ったらよりによってこんな物騒なタイミングなのか、どういうつもりなんだい」「うん、こんな時だからこそ和んだ空気を運びたいと思ってキミを呼んだんだ、何となく今回のUtaDATheBestの件で、楽しくもちょっち切ないお祭り騒ぎに水をさされた気分に皆なっちゃってると思うからさ、何かこう楽しい話題をだね…」「ヲイヲイヲイヲイ、幾ら何でもそんな気楽な雰囲気じゃないだろう、ソングライターにとって楽曲は我が子のようなもの、1人でも多くの人により深く愛されて欲しいと祈る様な気持ちで社会に送り出すものなのにソレを"買うな"と言わなきゃいけない親の気持ちがどれ程に、身を切る程に辛い事か、僕らなんかに解る筈もない、今夜位は彼女の事をそっとしておいてやってくれよ」「お、仰る通りだ、僕も今日は余計な事は言わない事にしようか…い、いや、でも、彼女の事だ、自分の発言でファンの間に沈滞した空気を齎したとすれば、また余計な責任を感じさせてしまう事になる、やはりここは
、福引きでキウイが当たった話みたいに軽い話題を取り上げてみないか?」「彼女なら確かに有り得るな、無理はしない程度にもっと前向きな話を繰り広げてみるのも悪くないかもしれないね」(続く)

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来月発売の話なので今からの中止は、実務上は可能だがレコ社自ら損失を出す可能性は極めて低い為、ない。ライブでの選曲にも悪影響を及ぼす深刻な事態なのだが、今日未明の照實サンのツイートから察するにU3は原盤権はおろか著作権を主張する事すら出来ない、言ってしまえば"極普通の"契約を結んでいた様で、ならば今後UMGは先日触れた契約枚数等々関係なく無制限にUtaDAのコンピを出す事が可能となるが、寧ろ廃盤の懸念の方が大きいかな。来年以降暫く休止とはいえ、然し、コレでUMGとの再契約は事実上なくなった訳で未来の金脈を逃したアホさ加減にはホトホト呆れます。

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Jazzも聴いてる宇多田ヒカル

2007年11月19日の記事。ま大体3年前だね。
今回愛のアンセムでチック・コリアの“Spain”を引用しているが、
そのルーツがどこらへんにあったのか、という話。

でも今読み返してみると、マットと最初に会ったのは
NYショウケースギグ(2005年2月23日)より前の可能性が高いから
このとき初めてReturnToForeverを聴かせた、ってのは遅すぎる気もする。
まぁ、来年以降もう1度いろんな経緯をチェックしてみますかね。

どうせなら新澤さん起用すりゃよかったのに、とも思ったが、
彼はレコード会社が別で、菊地成孔さんはEMI。こりゃ勝ち目なーい(笑)

、、って新澤さん、愛のアンセムでジョー・ファレル・スタイルのフルート聴かせてる太田朱美さんと「ジョー・ファレル・トリビュート」やるんすかwww なんというタイミングwwww

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ラクダのマークでお馴染みのCAMELという名のバンドのライブを2列目で見た事があるのだが、余りにもギターの音色が美しくて仰け反った記憶がある。ライブで重視されるのは選曲構成演出等々色々あるだろうが、最も重要なのはPAの質即ち「音のよさ」であると私は考える。乱暴な言い方をすれば、生演奏の場合曲が少々つまらなくても音色が心地よければ好評価が得られる。ライティングが如何に素晴らしくても音が悪ければ話にならないが、照明ゼロでも音さえよければ拍手喝采の可能性がある訳だ。ラウドかつクリアな音を追求する為、光のマイクとPAシステムには徹底的に拘って貰いたい。

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音さえ手に入ればイイ、という場合配信は便利だが昔のCDでならあったモノが何故か手に入らなくなったのは少々マイナスだ。愛セムが10年前にシングルCDで出ていればオリジナルカラオケも聴けた筈で、この曲の光の歌が如何に独特な存在感を放っているか実感できたのに。図々しい事を云えば、ソレに加えバックの演奏を削った"アカペラバージョン"もあったら更に嬉しかった。軽快な演奏との対比ナシでもこの曲での光の歌はタップリとタメが効いており、バラードとしてそのまま通用する。ライブでアカペラバージョン、はイイ案と思うがCMでペプシ達がジャズってる印象が聴衆に強いだろうから実現は難しいかな。

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今度はUtaDAがベストを出す話が出てきて祭に拍車が掛かっている。兎に角3枚契約であればもう1枚何か出すのは道理であって、恐らくベストかB-SideTracksかとは思っていた。場合によってはライブ盤もと望んでいたがソレはなくなったか。果たしてコレが光側の意向かは不明だが、ライブ映像配信とどう絡ませてくるかも気になる。まぁ契約消化盤は予算をかけないのが常なので例えば"初回盤は60Pフォトブック付き!"なんかは期待薄だが、シンコレ2と同日発売で名曲群が日の目を見るのは嬉しい事だ。ただ、幾ら何でも未発表音源ゼロってのは買う事を予め決めているマニアにはツライわねw

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