無意識日記
宇多田光 word:i_
 



 「回顧録:2004年当時のプロモ戦略 その8」からの続きです。今回から収録カテゴリが変わり、「UtaDA 2nd祈願カテ」のエントリになります。勿論、現時点ではUtaDAの2ndアルバムの発売の予定は全くないので、飽く迄願望先行の内容です。(^_^;

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 では、だ。じゃあ、いつになるかはわからないが、きたるべきUtaDAの2ndアルバムは、どのようなプロモーション戦略の許に売り出されるのであろうか。ご存知のように、まだアイランドレーベルのアーティスト一覧に名を連ねたままである。契約続行中、ということだろう。恐らく、彼女の今の流れからすると、とても「売る為」の内容を作ってくるとは思えない。今まで以上に、「EXODUS」~「ULTRA BLUE」の流れにある“自己研鑽型”の作風を貫いてくる、と見るのが妥当だ。もしかしたら、彼女の生命線であるポップ性すら随所で犠牲にしてくるかもしれない。(彼女は“犠牲”というキーワードが好きだしな) もしかしたら、今まで以上にプロデューサ体質を発揮して、自分以外のシンガーに歌わせる場面も多くなるかもしれない。(大抵は彼女自身が歌うのが一番うまくいくので、可能性としては少ないが) しかしいずれにせよ、レコード会社がモロテをあげて喜び勇んで売りに掛かるような作風はまだまだ程遠いように思う。もちろん、どポップな作風の作品を作ってくれたらそれはそれでこちらとしては一安心だったりするのだが、どちらに転ぼうが、彼女自身が全く妥協を許さない超々高品質の作品を狙ってくるだろうことは疑いがない。これはもう本能であろう。(その2へ)


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