無意識日記
宇多田光 word:i_
 



で展示会の試聴をスペシャルなものにする為に『PINK BLOOD』のインスト・ヴァージョンをソニーストア限定で公開するというのはどうだろう、という提案をしたい。

最近はヒカルもCDシングルをリリースする機会が少なく、故に所謂カラオケ・ヴァージョンやインスト・ヴァージョンが聴けない事が多くなってきている。なので、『One Last Kiss』EPで『One Last Kiss』と『Beautiful World (Da Capo Version)』のインストが聴けたのは僥倖であり、一周まわって新鮮ですらあった。

ただ、穿つように聴けば実は最近の曲でも少しインストが聴けてたりするのだ。マチェイ・クーチャに撮ってもらった「VOGUE JAPAN」のメイキング動画で当時の最新曲の一つである『大空で抱きしめて』のインストが一分余り聴けるし、『Time』と『誰にも言わない』の歌詞特設ページのHowTo動画のBGMがそれぞれの曲のインスト・ヴァージョンだったりもする。90秒とかだけだけど。

そんななので、振り返ってみると、最近のシングル曲のうち『PINK BLOOD』だけがインスト・ヴァージョンを聴けない状態になっているのだ。『不滅のあなたへ』のアニメ本編内でインスト流れないかなと思っていたのだが少なくとも私は気がつかなかった。ここで流れてたよという方いらしたら是非御一報を。あのアニメ、やたら劇伴に気合い入っていたのでそうそうヒカルのトラックを流すつもりもなかったんだろうかな。実写ドラマなら、例えば「ラスト・フレンズ」では『Prisoner Of Love』のピアノインストが流れてた筈だし、最近では「美食探偵」で『Time』のインストが使われていた。どちらもサントラに収録されているテイクだ。今回は宇多田ヒカルTVアニメシリーズ初タイアップということでそういうのも期待出来たんだけど、なかったかな。もしそうなら来秋のアニメ第二期に期待したいところ。

そんな状況なので、このタイミングにストア限定で『PINK BLOOD』のインストが公開されるのもいいんじゃないかなと。いや勿論、配信で流してくれるのがいちばんなんだけど、今更インスト・ヴァージョンをリリースしたからどうのってのもプロモーションしづらい。展示会に合わせて現地に来れた人だけ、っていう特別感。勿論行けない人から不満が出るだろうから、のちのちちゃんとニューアルバムのTV MIXをリリースしてくれればよい。『First Love 15th Deluxe Edition』でやってるんだから出来る筈なんだ。いや、もう毎アルバム毎にTV MIX(“Test Vocal Mix”の事だったか)をつけてくれればいい。若干無茶言ってる自覚はあります。

特にこの『PINK BLOOD』は後ろの楽器陣の演奏が殊更アヴァンギャルドというかね。ミックス重視、空間思考の音の配置というか。日本のポップスで印象派が散文詩を描いた……という風に表現すればその異様さが伝わるだろうか。強いメロディを繰り返すシンプルな歌のラインとはまるで対照的な、観念的で捉えどころの無いサウンドをインストオンリーで聴いてどっぷりハマってみたいんじゃわ……最近の曲の中でも“インスト甲斐のある”楽曲、トラックになっているかと思う。

今回の展示会での試聴音源の目玉はそりゃ『Find Love』だろうし、途中からは最愛主題歌もそこに加わるかもしれないが、そもそも『HIKARU UTADA EXHIBITION 2021』は『PINK BLOOD EXHIBITION』から発展したものなのだから『PINK BLOOD』のサウンドもガッツリフィーチャーしていくのがスジってもんでしょ。そこらへん、考えてくれたら有難いわね。

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展示会の目玉は衣装展示だが、ハイレゾ音源の試聴も忘れて欲しくない。特に宇多田ヒカルはハイレゾ・チャートで無類の強さを誇る。そもそもの知名度に加え玄人を唸らせる音楽性の高さと音源の精度甲斐のある繊細な歌唱の使い分け、トレンドもトラディションも均等に目配せするサウンド作りなど、ハイレゾを“聴いてみる”のにうってつけの素材なのだ。ハードやソフトのレビュー記事でヒカルの音源がサンプルとして取り上げられた事は一度や二度ではない。早いうちからハイレゾリリースを仕掛けてきていて信頼と実績が積み重なっているというのもあるしな。

という訳で、今回の展示会では元々の『PINK BLOOD』に加えて『One Last Kiss』、そして『Find Love』ももしかしたらという具合。普段音質に拘らない人も一度聴いてみるとよろしかろ。

そこで私もこれはハイレゾの醍醐味を事細かに勧めないとねと思っていたのだがどうも気が乗らねぇ(笑)。というのも、『PINK BLOOD』も『One Last Kiss』も、通常の通常のストリーミング配信音源でも十分に素晴らしいからだ。256kbpsとかのね。正直、ハイレゾ音源の音の良さはデジタルアンプやイヤホンヘッドホンスピーカーの違いで消し飛ぶ程でしかない。iPhone/iPodでハイレゾ音源をAAC接続のBluetoothイヤホンで聴くより、Androidで圧縮音源をaptx接続のBluetoothイヤホンで聴く方が音がいいんだもの。

いやそこは勿論ソニーストア、現地にはハイエンドウォークマンとハイエンドヘッドフォンが置いてあるんだからそれで試聴出来るというのは十二分に魅力的で。ハイレゾかどうか関係なくね。なので試聴をお勧めするのには変わりはないが、音源の音質はそんなに影響しないかもしれないよとだけは小さく言い加えておきたくてね。

実際、Apple Musicではハイレゾロスレスストリーミングがスタンダードになっていて、そんな中で何故か『PINK BLOOD』だけハイレゾはおろかロスレスの表記もないんだけど(あたしがダウンロード購入してるからか?)、シャッフルで『PINK BLOOD』が流れてきても他のハイレゾストリーミング音源楽曲たちと聴き比べて何ら聴き劣りしないどころかその音質の良さに圧倒されるくらいでね。そもそもの音源の音質が高品質なのだこの曲。だからハイレゾ試聴して「なんだ大して変わらないじゃん」と思う人が居ても不思議じゃないですよという話でしたとさ。言い訳の先回りっすね。


でもいちばんの目玉は結局『Find Love』の視聴音源だよね。今CMで流されてる15,30,60秒の部分のみなのか─それでもナレーションなしで聴けるのは嬉しいが─、それとも90秒ワンコーラスまるごととか?よもやよもやのフル?(煉獄さんのせいでよもやは二回繰り返さないといけない単語になってしまった) 期待に胸が膨らみますねぇ。

仮に明後日(もう明後日!)10月2日土曜日から始まる名古屋でフル音源試聴スタートだとすれば、(今夜でなく)明日の夜、深夜零時からダウンロード販売とストリーミング配信が始まるということで祭り確定でございますね。もしそれがないとすれば、名古屋で世界最速解禁というグローバルなUtadaファンからの羨望を集める事になるので……どうなんだろうねぇ? 首を長くして待っていたいなと、思います。

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おおぉ、漫画家のさいとうたかを氏が亡くなったのか。謹んでお悔やみ申し上げます。秋本治大先生の「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の全200巻を凌いで202巻まで続刊している漫画作品「ゴルゴ13」はあまりにも有名。そして氏が亡くなった後も同作品の連載は継続されるのだとか。偉大過ぎるだろ作者もキャラクターも。


……これは訃報の中でもビッグニュースだとは思うが、でもまぁヒカルはそんなに「ゴルゴ13」に入れ込んでいた訳でもなかった筈だし、日記で取り上げるまでもないかなと思いかけた所でふと気がついた。

ヒカルお気に入りのテレビドラマ「鬼平犯科帳」の漫画版、さいとうたかを氏作じゃん!

どう言っていたかなと思いメッセをチェックするとこんな風。


***** *****

鬼平犯科帳

池波正太郎の原作もいいよ!とか

さいとうたかを先生のマンガもいいよ!!

ってメールで教えてくれた人がいくらかいたけど、私はやっぱりテレビシリーズじゃないとダメなんです。

マンガも読んだよ!めっちゃ面白いよ。ゴルゴ13より鬼平の方が好きよ!さいとうたかをせんせ!

https://www.utadahikaru.jp/from-hikki/index_27.html


***** *****


うむ、漫画版を『めっちゃ面白いよ』と言っている。なるほど好きは好きなのね。なのになんだか歯切れが悪いのはこのあとにこう続くからなんです。


***** *****


でも!!

TVシリーズの、音楽なんです。

エンディングテーマ!!

ジプシーキングスの「インスピレーション」!

なんという奇跡的な選曲(つДT)

今も、DVDのメインメニュー画面でずっと流れてる。

やばいよやばいよ。エンディングでこの歌が流れ出すたびに、胸が苦しくなるよ。

毎回ちょっと泣いちゃうの。うをぉおお やられたーーーー あおーーーーん!って感じっす。

こ、この音・・・悲しみをたくさん通って飲み込んだ人にしか出せない音(つДT)

ギターを奏でる指先が見える(つДT)

いくらでも聴き続けられる!

生の楽器はやっぱりすごいっす。



***** *****


なんという熱弁。漫画版に不満があるのではなくその『めっちゃ面白い』という気持ちになんの嘘偽りや誇張も無い。ただただただただ、それよりも音楽の方がヒカルにとって遥かに大きいのだと、「めっちゃ面白い」よりも途轍も無く感銘を与えるものが音楽にはあるのだと、そういうことだった訳だ。このメッセは数ある名メッセの中でもとりわけグッとくるヤツなので、未読の方がいらしたらとっとと読め。読めったら読め。読んだことがある人も、是非この機会に読み返してたもれ。

https://www.utadahikaru.jp/from-hikki/index_27.html

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エキジビション、もう今週土曜日にスタートなのにまだ予約ページが見当たらないな……? これはつまり、今回は予約無しで当日フラリと出掛けても問題ないってことなの?? どうなんだろ。

日記の為に書いておくと、明日で長らく続いた“第5波”に伴う各都道府県の緊急事態宣言及び蔓延防止措置期間が終了する。つまり10月1日金曜日から幾らかの制限が緩和される訳だ。今まで午後8時までの営業だった飲食店が午後9時まで営業できるようになる等々。それを考えると、6月の銀座での『PINK BLOOD EXHIBITION』が感染対策で予約制だったのなら10月スタートの『HIKARU UTADA EXHIBITION 2021』は制限解除でもいいのではないかとなってもいい。これを待っての地方行脚のスケジューリングだったのかなとも思えてくる。

各店舗のレイアウトも関係してくる。6月の銀座は“銀座ソニーパーク”という地下二階のスペースで便宜的に開催されたもので、銀座のソニーストア本店とは別の場所だった。今回は、それ以前のイベント同様(VR体験とかね)ストア内での展示会になる模様。あたしは名古屋・福岡・札幌・大阪の店舗がどれくらいの広さでどんなレイアウトか把握してないからよくわからないけど、そもそも入場制限の為の区画作り自体が無理な箇所もあるかもしれんわいね。

ただ、予約無しなんてホントにそれでいいものか。『PINK BLOOD EXHIBITION』の空間はこのままここでお茶してお昼寝したいような居心地の良さだった。まぁずっとヒカルの歌声が流れてるからなんだけど。あの感じが他の都市でも再現されてしまうとすると、ずっとそこに入り浸る人間が出てきやしないかと心配になる。うむ、お前が言うか案件。もっとも、現実には、『PINK BLOOD EXHIBITION』で制限時間の50分を目一杯居座ったのは私を含めても3、4人という程度で、大体の人は写真撮影を含めても20〜30分で引き上げてた。多分どこでもそんなものだろうから、入場制限無しでもなんとかなるかもしれない。何より、宇多田ヒカルファンって大人しい人が多いからねぇ。

などなどと言っているけど、勿論予約制になる可能性だってなくはないわけで、引き続きソニーストアのページには随時アクセスして最新情報をチェックしておきたいところ。( https://www.sony.jp/store/retail/event/utadahikaru-sonystore-2021/ ) 例えば、名古屋で一度フリーを試してみて、客足を睨みつつそれから以後各都市での対応を考える、なんてこともあるかもしれないし、いやまだここから2日間あるのだからいつなんどき唐突に予約フォームが現れるかわからない。前回書いたように今回の展示会は多分4ヶ月をかけたライブ感溢れる“動的な”企画になると思うので、随時状況が移り変わる事を視野に入れておきたい。ホント、1月の銀座に辿り着く頃には何もかもが様変わりしてるだろーよ。

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『宇多田ヒカル・エキジビション2021』は今週土曜日から来年1月末までのべ4ヶ月に渡る全国行脚となる。昨日触れた通り、この間ヒカルから新情報が全く出ないことは有り得ず、寧ろ各地で開催される度に新しい情報が加わっていくくらいかもしれない。

なので、来年1月に銀座に来る頃には、我々の気分や知識が今現在と全く異なっているだろう。それを見越してスケジューリングしているとすれば、今回のプロモーションはかなり攻めてきているとみるべきだ。

軸はまず『PINK BLOOD』だが、そこに『One Last Kiss』と『Find Love』も加わるとなれば、これはもうシンプルに次のアルバムのプロモーション態勢に入りつつあるということ。そのグラデーションが、その重点の置き方が、名古屋〜札幌〜福岡〜大阪と経るうちにどう変わるか。

「最愛」主題歌に関しては、今までのテレビドラマとのタイアップを振り返ると「ドラマの放映期間内に必ずフルコーラスが聴けていた」事を踏まえれば(まぁそりゃ大体当たり前なんだけどね)、エキジビション期間内にフルが聴けるようになっている可能性が出てくる。「最愛」が全何話なのかは知らないが、サスペンスということだからオチから逆算して構成してる筈で、普通に考えればワンクールな気がする。ならば年内にヒカルの歌う最愛主題歌をフルコーラスで聴けるようになっていると予想したくなる。

となると、11月20日〜28日に展示会が開催される大阪あたりでは、ハイレゾ試聴が可能になっているかもしれないし、新曲にアクセスできるQRコードが貼られていたりしても全く不思議ではない訳で。もう目の前でmoraからハイレゾ音源ダウンロード購入しちゃってくださいくらいのことはしてきてくれてもいいような。まぁでも今回の展示会は無料なのであんまり商売っけは出さないか。どちらかといえば、ストアとしてはイヤホンヘッドホンとかウォークマンとかのハードの方を買って欲しいだろうし。

という感じで、名古屋〜札幌〜福岡〜大阪と移動するうちにどんどん中身が増えていく可能性もある。なんだか名古屋の人が少し損な感じがするかもだが、逸早く展示を観れるというのもまたメリットだろうから、いってこいというか痛し痒しというか、この展示会が展開していくこの時期の“ライブ感”を感じ取っていくのが今回の醍醐味になると思うので、なんだろうな、コンサートツアーで各地のレポートを見ながらヒカルやオーディエンスの変化を味わうのの予行演習みたいな感じで今週土曜日から来年1月末までの時間を楽しむのが吉となるんじゃないでしょうか。もっとも、本当の祭りはきっとその1月末から更に先にあるんだろうけど。うわっは、こりゃワクワクがとまんねーな!

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今日は藤圭子/宇多田純子さんを追悼する色合いが濃い『Fantôme』の、発売5周年記念日。もうこの歳になると5年って何だっけ?という感じで時の流れの早い遅いがわからなくなるのだが、ヒカルの愛息が6歳になってますよと言われたら、ほえぇってなるわね。でも、それくらいだわなぁ。

この作品でどれだけお母様圭子さんを追悼出来たかというと、まだ遺影を飾るのに抵抗があったりして、長引いてるというより、そういう感情と共に生きていくのに慣れるという感じなのだろうかなと。となれば、『Fantôme』は作って終わりの過去のアルバムにはなり得ない。またコンサートで常に「今の歌」として歌い継がれていく事になる。

『Laughter In The Dark Tour 2018』で歌われた『Fantôme』収録曲は『道』『俺の彼女』『花束を君に』『ともだち』『真夏の通り雨』の5曲。更にそれに加えて『30代はほどほど。』では『人魚』と『忘却』も披露されている。「NHK SONGS」では『ともだち』『花束を君に』『道』を歌ったし、「NEWS ZERO」では『真夏の通り雨』を、「紅白歌合戦」では『花束を君に』をそれぞれパフォームしている。のちにではあるがMステスペシャルで『桜流し(TV EDIT)』も歌った。特別なアルバムではあるけれど、じゃあ他のアルバムが特別ではないかというと全くそんなことはなく、しかしてその向き合い方はいつもと変わらない気がする。

『真夏の通り雨』のような強烈な歌は、生で歌えるようになるかどうかというのが焦点だった。というのも、2010年の『WILD LIFE』で母を思って作った『嵐の女神』を歌わなかったからだ。ただ歌わないだけなら選曲から漏れただけかなとなったのだけど、終演後すかさず場内でこの歌のCD音源を流すものだから「嗚呼、聞かせたかったけれど歌えなかったんだな」という解釈をした。真実はわからないが。歌入れの時に足が震えたというのも、『嵐の女神』のことだったのだろうと推測をした。

母を思う歌はそれだけ思い入れがあり、故に人前で歌うとなるとどうなるのかと思っていたが、『Fantôme』の収録曲は、ある意味いつも通りの“扱い”を受けている。それは克服というより、どちらかというと、こういった感情を抱えたままでそれでも過ごしていくというような、そんな向き合われ方になった。本人は『こんな作品、二度と作れねーよ』と言ってはいるが、ステージの上で歌う度に歌は“再生”される。また再び創られるのだ。来年以降に催されるライブ・コンサートでの『Fantôme』収録曲のパフォーマンスがどう変わっていき、また、どう変わらないか、それを楽しみにしておりますですよ。そしていつか、『嵐の女神』を人前で歌える時が、来るのかな。

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ここでアクションきたか!

『宇多田ヒカル・エキジビション2021』が全国五都市で催されると。6月に銀座で催された『ピンク・ブラッド・エキジビション』の発展形ということになりそうですな。



名古屋・大阪・札幌・福岡・銀座で
① 服3着みれる
② 写真撮れる
③ いろいろ視聴できる


要約するとこんな感じか。


①については、『PINK BLOOD EXHIBITION』で拝めた2着に加え今回新たに資生堂のプロモで着てるのも展示されると。

②はどうやら『PINK BLOOD EXHIBITION』のと同じもののようだ。ヒカルの真似して写真撮れる暗室が各会場に設えられるのね。ちゃんとスペースあるんだねぇどこのソニーストアにも。

③の充実が今回著しい。『PINK BLOOD』の音源と映像に加えて『One Last Kiss』のアナログ/ハイレゾ聴き比べ。そしてなんと『Find Love』の試聴も出来ると! こりゃたまげた。いや、何秒のバージョンかわからんけどな。最初の名古屋が10月2日土曜日からだから(今週かよっ早いな!)、同日から90秒サンプルか、もしかしたらフルコーラス解禁も??? まだわからんけど、夏の間中ずっと挨拶が「『Find Love』フル解禁早よ」だった人間としては期待に胸が高鳴る。


で。そうなってくると気になるのは「最愛」主題歌の方よね。流石に10月15日の第1回には全国に向けてテレビから流れてくるんだろうから、津々浦々で話題沸騰になっている筈。そこから後に開催されるストアで音源流さないなんてことある? 話題の最新曲の音をよ? でも、それが出来るのはどう足掻いても10月15日からだから、エキジビションの開催が10月2日〜11日の名古屋ではどちらにせよ聴けず、聴けるとしたら10月23日スタートの札幌からになる。いや、こんなとこで名古屋飛ばしとかあるかね?? 

でも今は感染症禍下なのでどのエンタメ業界もギリギリのスケジューリングを迫られる中、この日程しか取れなかったとしても何ら不思議はなく。寧ろよくぞソニーストア各店舗のスケジュールを押さえてくれたと。他の催事もあるだろう中で。なので今回は愛知県近辺の人々には涙を飲んで貰うか、或いは、ハイレゾ音源の準備が間に合わないからと「最愛」主題歌は全会場で聴けないかもしれない。まぁここは様子見だわね。


そしてそして、最後の銀座の日程ですよね。

2022年1月19日(水)~1月31日(月)

他の会場みんな土曜日スタートなのに銀座だけ水曜日から! 勿論この日はヒカルの39歳の誕生日当日! 明らかにこの日解禁の最新情報が控えてますよとスタッフの皆さんからシグナルが送られてきてますねぇ。一体何をしてくれやがるんだか。いやはや、エキジビションで我らのテンションがアガってまいりました!ヾ(≧∀≦)ノシ

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ドラマ「最愛」の第1回放送日が10月15日金曜日に決まり、これで幾らか見通しが立ったかな。今年中のアルバム発売はなくなった感じになるのかな?と残り週数を勘定しながら思う。まだまだヒカルさんもフィジカルCD売れますんでね。

配信販売からストリーミングが主体になって、アルバムを「当日サプライズリリース」するビッグアーティストなども散見されるようになった。ビヨンセがダウンロード時代にそれをやったのが2013年だったか。効果的かどうかはケースにより、それも限定的なシチュエーションに限るということだろうか。

今や謎のフィジカル大国となった日本ではCDリリースを睨む為現実的に突発発売は難しい。どこかから必ず漏れる。無いと思っておいて差し支えない。アルバム発売決定のニュースが出ても、最低限1ヶ月半はそこから後になる。つまり、10月15日にアルバムの報が流されない限り年内発売は難しい。クリスマスシーズン? ロンドンに息子のあるお母さんがそれをすると、プロモーション活動で年末年始日本に居なくちゃいけなくなるので、難しいのではないかなと。

ウルトラC(昭和な用語だー)を繰り出すなら、「最愛」の主題歌がアルバムタイトル曲だった場合だ。それなら第1話放送時までタイトルを隠すのも筋が通る。少し「花のち晴れ」に『初恋』を提供した時と似た展開になるわな。

まぁ勿論その場合ですら、発売日を年明けに設定しても全然不自然ではないのだし。


お馴染みギタリストのベン・パーカーJr.が、4日程前のInstagramに「昨日の宇多田ヒカルとのことを思い返しながら」とコメントをつけてマイクロフォンとアンプの写真をアップしていた。
https://www.instagram.com/p/CUHdgC9MXqu/comments/?hl=ja
毎度ながらちゃんとアプルーブ貰ってんのかいなと気には掛かるが、レコーディングはしっかり進んでいるということだ。こちらとしては、そう焦ることもないだろう。じっくり待ち続けるとしよう。

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来月発売のコールドプレイのアルバムから第3弾リードトラックがカットされるというので聴いてみたら中盤から韓国語が聴こえてきてうわこんな外国語も歌えるのかイギリスのバンドなのにとふとアーティスト名に目をやったら「コールドプレイ X BTS」だった……防弾少年団こんなとこまで来てたのか……スゲーな……。

彼らのことはポニーキャニオン時代から知っていて、デビュー当時既に結構な売上だったのだが、僅か7年でコールドプレイとコラボするとこまで来るとはねぇ。なおコールドプレイはグラミー賞7回受賞。AC/DC、ボン・ジョヴィ、メタリカ、リンキン・パークなどと並ぶ10年にひとつ出るか出ないかという超絶巨大なモンスターバンドだ。彼らが解散すればその瞬間にロックが終わるとまで私に思われている我が「最後の砦」である。

来月発売のアルバムもカット一曲目の「ハイアー・パワー」がオーソドックスなアップテンポ曲でそれこそAFNでもヘヴィローテーションでな。ところが二曲目の「カララチュラ」が一転、ピンク・フロイドを思わせる10分の大曲で度肝を抜かれた。さぁ次の三曲目は一体何なんだと思ったらこのBTS(防弾少年団)とのコラボ曲よ。兎に角こちらに予想する隙を与えない奴らだわ。

そうなのよねぇ、米欧以外の出身であっても、母国語で歌っていても、こうやって切り込んでいけるもんなんだな。前回触れたモーネスキンも、きっと今後コールドプレイクラスのミュージシャンたちとコラボしていくのだろう。こういうのが増えてくれれば、ストリーミング時代のグローバリゼーションがどんどんと面白くなっていく。


こういう時代にヒカルはというと、『時代と関係のないところで生きてきたので』とまた言うのだろうか。

一方、インタビューでは

『音楽とは言語のようなものだと思っているので、一人の世界ではなく色んな人の共通認識の上に成り立っているものだから、まずそこは無視できないんですね。』

『今使うとかっこいい、効果的だ、という言葉はあって、「あ、そういう言い方するんだかっこいい」という今の流れは意識していますね。』

などなどとも言っている通り、全くの世捨て人として音楽を作っていくつもりもない。なんというのか、力んで時代を追いかける訳でもなく、かといって、現代と隔絶した仙人みたいなアーティストになる訳でもない、自然に今を生きる人としての感性で暮らして創っていくということだろう。職業音楽家でありながら「普通の人」の感覚がわかるというのは、恐らく、商業音楽家にとって最高に有用なスキルなのだと思われる。

日本の宇多田ヒカルが韓国の防弾少年団(BTS)やイタリアのモーネスキンのように、短期間で世界的にブレイクしていくとは思ってはいない。とはいえ、『One Last Kiss』の海外での評判などを考えると、いつブレイクしても不思議ではないともいえる。なんとも、そうね、「余裕のある立場」なんじゃないかな今は。

先日促されて(?)ジャスティン・ビーバーの来年のツアーデイトを見てみたのだが、まさに殺人的な日程で、世界規模で売れる事の恐ろしさを目の当たりにした。ヒカルがあんなツアーに駆り出されたら毎日が心配で堪らなくなるので、やっぱり急に売れるようなことは避けて欲しいなと強く思ったのでありました。ひとまず、あと数年は、アジア圏程度で収めといてくれませんかねぇ……?

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『Find Love』が解禁になった暁には、いつも通り普段AFNを聴く時間を増やすつもり。あれです、アメリカン・フォーシズ・ネットワークっていう、在日米軍の在る地域で流されてるAMラジオですね。とはいっても、今はAFNのアプリがあって多分地域識別するプロセスが無いから世界中で聴けるんですけれど。早い話がアメリカの兵隊さんが日本に来ても自国の音楽が聴けるようにっていうこった。AMだから音質は不問として、洋楽ファンにとって選曲としてはいちばん便利な放送局なのです。そりゃそうだ、アメリカ基準なんだから。

いつかそこでUtada Hikaruの曲がかからないかなぁと思って早十数年。『Come Back To Me』ですら一度も遭遇できなかったのだから、まぁ他の曲では無理ですわな。幾ら近年、宇多田ヒカルがiTunesStoreUSAランキングで1位だ2位だと言っていても、AFNで掛かる曲は現在と過去のTOP10ヒット級ばかりなので、とてもじゃないがまだまだ無理。『Come Back To Me』がラジオで千回かかったといってもローカルのリズミック専門局での話でしたので。今までの状況を考えると、AFNから『Find Love』が掛かる機運は薄い。

ただ、今年はあのマネスキン(Måneskinの日本での表記。本人たちの発音はどう聞いても“モーネスキン”。)がAFNから流れてきてるのですよ。イタリアのロックバンドで今年のユーロビジョン・ソング・コンテストの優勝者。普通ユーロで優勝しても欧州での人気に留まるんだけど今年は違った。グローバルチャートで1位をとるまでになった。何が凄いって、曲の半分がイタリア語なこと。曲タイトルも。ようそんなんでブレイクしたどな。その上そのスタイルは最早時代遅れですらない化石タイプなハード・ロックで。一発屋に終わったとしても今年の大ヒットは凄いんですよ。日本盤CDの発売は10月なので、日本のFM局から流れてくるのは来月がピークになるかな??

そんな彼らがAFNから流れてくるのはそら妥当は妥当なんだが、まぁなんだ、つまり、スタイルがとむどうとか、英語詞曲かどうかって、グローバルチャートが普及した現代だとブレイクするにあたってはそんなに関係ないのかもしれないなと。BABYMETALだって日本語曲メインだったし。ただ、Utada Hikaruの場合、地元の人かと思った路線で行く方が本望かもしれないからねぇ。そこはヒカル本人の志向・嗜好次第ですかね。


ひとまず、『Find Love』については、資生堂の守備範囲からしてアジア全体のマーケットを視野に入れるのが妥当だろうから、この曲が動き出すのは、アジア圏の国際的な安定が見えてからになるのかな?という事も考えとこうかといったところで、AFNから流れてくるような事は直ぐにはなさそう、か。アジアでブレイクして、それがグローバルチャートに波及して……というのも、あるかもしれないけどねぇ。そんな妄想を繰り広げながら、いつも通りフル解禁待ってますですよ。

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『Find Love』の曲プロモーションが始まらない理由を色々考えてきたけれど、何が正解かさっぱりわからないまま。

まぁ怪しいのはeあのインタビュー動画の字幕差し替えで、あそこらへんで少し齟齬があったのかなというのは有り得るのだけど、プロモ日程を全キャンセルする程かと言われたらそうでもないような。いや、誤解を与える編集は駆逐されて然るべきだけどね。

単純に、ヒカルが追加で動けないというのもあって、じゃあ10月にはドラマのタイアップも決まってるから、そっちが動き始めたら同時にやっていきましょう、ということになってると考えるのがいちばんわかりやすいかなというのが今の時点での結論で。

「最愛」公式アカウントがオンエア日を隠した画像をツイートしているけれど、本気でまだ決まっていないのを誤魔化しているだけとも取れるしまだまだなんともわからんね。少なくとも、シングルCDはリリースされないだろうという8割がた「知ってた」な事実を念押しされたという程度かな。放送日が不確定なのにCDをリリースするのはプロモ日程上非常に大変なので。配信なら融通が利くもんね。

なので、『Find Love』とドラマ主題歌が同時配信スタートなんてのも、ありえるかも。何しろ、『Find Love』は英語詞曲なので、日本ではそうそうチャートのハイポジションには来ないだろう。『Easy Breezy』、あれは例外中の例外だったといえる。特にFMチャートの動きは普段の宇多田ヒカルの新曲と大して変わらなかったしホントに凄い人気だったな。それはさておき。

TBSの金ドラ枠というのがどういうテイストなのかは把握していないが、ヒカルが日本語曲でコテコテの売れ線の曲を書いてきたとしてもハマるような枠なのではないかと想像している。革新的で現代的な攻めのサウンドより、安定した手法で手堅く幅広く支持されるような。そういう曲でしっかりと各種チャートの上位を確保しつつ、『Find Love』の方は日本のチャートより、海外のチャート、グローバル・チャートでの健闘を伝える形で両輪のプロモーションを展開すれば、宇多田ヒカルブランド健在をうまく印象づけられるのでは、という妄想は少しはたらくわね。

ただ、これで仮にアルバム告知に繋げないとなると、そこから何ヶ月か後にアルバム告知する時に更にもう一曲先行配信する必要が出てきて、都合アルバムから7曲お披露目された状態になる。全12曲としたら残り5曲ってそれはどうなの──と思ったが、『HEART STATION』アルバムなんてアルバムリリース前に全13曲中8曲が公開されていた訳で、そこまで変でもないのかな。同アルバムの場合、アルバム曲が『Prisoner Of Love』だとか『テイク5』だとか、とんでもない名曲が控えていたから、正直未聴曲の数の多少なんてアタマから吹っ飛んじゃったんですけどね。次のアルバムも、そんな感じになるのかも。

ということで、「最愛」主題歌発表と同時にアナウンスがなければ、年内のアルバム発売はなくなる。とするとやはり来年3月が有力になりますかね。そしてその後の全国ツアーへと……って、ちょっと、ここから数週間、うちらの年単位のスケジューリングに関わる流れになりそうなので、取り敢えずまずは「最愛」第1話の放送日をとっととアナウンスして欲しいっすな。

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トレボヘ最終回の書き起こしを読みながら(ほんと書き起こし作業に従事してくれた皆さんには頭が下がる。ありがたや。)、昨今のコンプライアンスからしたらこれはどうなんだろうなぁと益体のない事を考える。

いやね、その最終回のラストでヒカルが自分のスリーサイズを駆け抜けるような速さでさり気なく呟くんですよ。当時はバカウケだったんですが、今でもこれはセーフだよなぁ? 自分で自分のを暴露してるだけなんだし。

でも、風向きとしては少し危うくなっていくような気がしなくもない。スリーサイズは単なる体側数値で、身長や靴のサイズ服のサイズを言うのと本来なら変わりはない筈なのだけれど、ひとまず現実として、性的な価値を推計する為の指標として捉える人が多い。だからそれを自分から言うのがギャグになったのだけど、20世紀だから出来ることだったと後に懐古されることになるのかな。

更にもっと時代が進んで、体側値の価値が相対化され特に意味をなさなくなった時代が訪れたら逆にどうということはない状況になるかもしれないけどね。男女差別がある中ではどうしたって是正措置期間(アファーマティブ・アクション・エラ)が必要とされる。この間触れた「私は差別と黒人が嫌いだ」フレーズも、黒人差別が無くなればただの好みの吐露になる。まぁ、暫くはそんな事になる見込みは無いので、引き続きそういった発言は禁忌であり続けるだろうが。

そんな事をよく考えるので、前から触れてる通り特にヒカルの初期の発言を取り上げるのには次第に慎重になっている。発言だけではなく、例えば「NintendoDS」のCMに出演した時の「触ってみてもいいですかぁ?」の赤い衣装は、当時もある程度話題にはなったが、今取り上げたら眉を顰(ひそ)めるor顔を顰(しか)める人がある程度出てくるかもしれない。『Easy Breezy』の水着姿とかどうなんだろうなぁ……。

もっと時代が下れば、「平成時代は野蛮だった」とひとくくりにされてリアルな批評対象にはならなくなるかもしれない。戦国時代について「この頃は人の首が簡単に飛んだ」事を指して「恐ろしい」とは言えど「けしからん」とは言わないのと似た感覚で。ただ、今はまだ1990年代とか00年代とかは心境的に近い。それくらいの過去の発言が槍玉に上がって今干されるのは、東京五輪の周りで幾つもあった気がする。

ヒカルがファンクラブとか会員限定とかのクローズドなスタイルを取りたがらないタイプな為、どうしても不特定多数を考慮した活動をせざるを得ない。今はまだ表立っていないが、イスラム圏にもファンが在るかもしれない中でどんなプロモーションをしていくか。そもそも地球上には「音楽禁止」という思想があるのだと、この度のアフガニスタン情勢のニュースに触れて知った人も多いかと思う。世界的に支持を集めるミュージシャンが国内のコンプライアンスに引っ掛かってる場合でもないのだ。

次のアルバムで英語歌詞の曲が収録されるというのは、歌詞が国際的に吟味される機会を与える事でもある。Utada Hikaruの言葉が、厳しい査定に晒される。20年以上前の過去の発言についてはそうそう掘り起こされる事はないかもしれないが、あんまり迂闊に引用し過ぎるのは危ういかな。特に今はTwitterに翻訳機能がついたので、過去の発言をTwitterで引用する時は気をつけるようにしたい。画像にして投稿しておく位でちょうどいいんでないかなぁ……。(まだまだ悩みます)

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10月最初の金曜日まであと10日しかないのだけどTBSドラマ「最愛」の第1回放送日はいつ決まるのだろうか。そんな急峻な編成ってある? なお10月最後の金曜日は38日後なので、もしここで第1回放送だったら随分待たされる事になるな……。

未だにヒカルの曲のタイトルが明かされないのも気にかかる。「花のち晴れ」の時の『初恋』は国民に膾炙した『First Love』と対になる曲タイトルだったからサプライズに意味があったが、今回はあたしはヒカルの側の都合ではなくドラマ側の都合とみてみたが、どうだろうねぇ?

例えば、そうね、『Find Love』のバラード・バージョンが主題歌だったとしたら、タイトル隠すよね。でも、ただでさえタイトルが『First Love』と紛らわしいのに更にバラードにしちゃうと紛らわしさに拍車が掛かるな。いや、そういう外連味ある演出抜きであれば、単純に『Find Love - Ballad Version -』自体は聴きたいんだけどね。

それに、金ドラ枠のスポンサーによっては、資生堂のCMソングと同じ曲というのは絶対に避けないといけない、みたいなこともあるし。逆に資生堂がスポンサーやるのなら可能性が出てくる、というのもあるし。

ヒカルの曲でそういう、タイアップ先が複数ある例ってあったかなぁ?とふと考えたのだが、そうよね、すぐ最近に『あなた』があったわ。この曲は「SONYノイキャン・ワイヤレス」のCMソングでありながら映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」の主題歌でもあった。更にCMにはヒカル自身も出演していた。ダブル・タイアップ、マルチ・タイアップもありえる訳だな。

そうなると、次のアルバムには『Find Love』と『Find Love - Ballad Version -』の両方が収録される事になるのかな。『HEART STATION』アルバムの『Flavor Of Life』と『Flavor Of Life - Ballad Version -』みたいに。この時はバラードの方が本編でオリジナルの方がボーナストラック扱いという変則的な収録だった。

これがもし、『Find Love - Ballad Version -』の方が日本語歌詞だったりしたら、やはり本編にはバラードで、アップテンポで英語歌詞の(資生堂CMソングの)方はボーナストラック扱いになるのだろうか。『First Love』アルバムの『Automatic - Johnny Vicious Remix -』とか『Bohemian Summer 2000』の『First Love - John Luongo Remix -』みたいでなかなかよさげだなそれも……


……っとと、ここまでは妄想の上塗りで大して意味は無い。だが現実にある問題として、『Face My Fears』のどちらのバージョンをアルバムに収録するか?というのがある。そう、この曲日本語バージョンと英語バージョンの両方があるからね。

今迄の「キングダムハーツ」シリーズの主題歌に関しては、宇多田ヒカル名義が日本語歌詞アルバム、UTADA名義が英語歌詞アルバムという振り分けがあった。だから宇多田ヒカル名義のアルバムに『光』『Passion』『誓い』が収録され、『Simple And Clean』『Sanctuary』はUTADA名義の方に収録された。もっとも、前者の初出は『COLORS』EPだし、後の各アルバムリミックス版でそういう括りは無くなってたけれども。

しかし、次のアルバムには『Find Love』が全英語歌詞曲として収録される事になりそうなのだ今。となると、名義は宇多田ヒカルになるとしても、収録曲は日本語歌詞曲と英語歌詞曲の両方になる訳で、だとすると『Face My Fears』はどっちを本編に入れるべきなのだろうか? 更に、だったら『Don't Think Twice』も改めて収録してくれるのかという問題も出てくる。なかなかに難しいぞこれは。

『Find Love』『Face My Fears (English Version)』『Don't Think Twice』が次のアルバムの本編曲になったら、本当に日本語歌詞曲・英語曲混成アルバムになりそうだ。勿論、アルバムのみ収録曲に英語歌詞曲もあるかもしれないしね。日本語歌詞曲7曲&英語歌詞曲5曲のフルアルバムとかだったらかなりチャレンジングになると思うけど、果たしてどうなる!?

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そろそろ『Fantôme』発売5周年なんだけれども、他の5年前の出来事に比べて随分前に感じるのは……コヤツが毎日無意識日記を書いてるせいだろうかな……。他の5年前の出来事というと、生前退位とかリオ五輪とか米大統領選挙とかBrexitとか……いや、なんか距離感がようわからん。

ただ、5年間というと例えばヒカルの場合『First Love』アルバムをリリースしてから『Single Collection Vol.1』 をリリースするまでが約5年でな。ここの密度が凄まじい。間に『Distance』アルバムと『DEEP RIVER』アルバム挟んでて、全国ツアー1回やってて他にラブライブやらナチュラルブリーズやらアンプラやらイケイケやらヒカ5やらのスペシャルライブがあったりしてね。ラジオも一年間やってたし雑誌連載も持ってた。凄いね若いって。

でも、例えば年内にニューアルバム出すとかになれば結構この5年も凄い密度になるのよね。オリジナルアルバム3枚に全国ツアー、ほどほどストリーミングとか紅白初出場とかインスタライブ五連発とか。他にもTHE BACK HORNとコラボしたり小袋成彬をプロデュースしたりと、実はデビュー当時と結構遜色ない動きの多さを見せてくれていたりする。しかも現在子育て真っ最中の身で。普通どんなに活発なミュージシャンでもデビューを20年も過ぎるとペースダウンする……というか大抵がデビュー後数年働き過ぎなんだけど、まぁあれだ、常識的なペースで活動していくようになるのが至って普通なので、いやまあんた日本でも有数の“大御所”なのによくこれだけ働くなという、そういう事よ。

印象が違うのは、ヒカルの活動自体でなはなくて、マスメディアの取り上げ方の方だわさ。1999年当時はガチの社会現象で、出た番組出た番組軒並み歴代視聴率第1位になるほどの注目度だった。なんじゃこりゃ、と思うような雑誌でも取り上げられたり、メッセ更新する度にスポーツ紙で記事になったりね。今はインタビューもかなり絞っているので、マスメディア露出という面ではそんなでもなくなっている。ここ2年は撮影だってままならないしな。

そこんところを勘案した上でヒカルのアウトプット総量を評価する方が現状の把握には適していると言えるだろう。つまり、この5年が言う程あっという間でもなかったのは、日記を書いてきたからと言うよりは、日記に書く“リアルタイムで起こっている出来事”が沢山あったから、ということになるかなと思われる。それに、このあとニューアルバムが出て全国ツアーの日程が出ようものなら、2016年の復帰以後の時期は、デビュー直後を上回る忙しさだったと後に振り返る事になるかもしれないわね。いやはや、ほんと適当に休んでくださいね。

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しかし、音はともかくタイトルまで伏せてオンエアを待つってな、どういうこっちゃろね?

殺人事件を扱うサスペンスらしいので、例えば第1話に大きな仕掛けなり引っ掛けなりが設えてあって、タイトルを先に言ってしまうとネタバレになってしまうとか?? 例えば主人公の性別が逆転するとか、実は時間旅行ものだったとか…………そういう突拍子もないのは、そうね、TBSの金ドラじゃやんねーか。なおその場合歌のタイトルは「Once A man, twice a woman」とか「The Time Traveller」とかそういうヤツに……ダセーなまた我ながら……(笑)。

でも、そういうのでもないとタイトルを伏せる理由が無いよね。話題にしづらい分マイナスじゃない? 例えばこれドラマのタイトルが伏せられたまま第1話が始まるっつったらどうよ? 吉高由里子主演のドラマが金曜夜22時からありますがタイトルは秘密です是非オンエアをご覧下さいっ!───うーん、どうなの。

こちらからしたらそれに近いのよね。今んとこ歌が目当てなので。勿論ドラマを観てみたらハマってしまうかもしれないけれどそれはそうなってからの話でありまして。暫くずっと「ドラマ最愛の主題歌」って呼ばないといけないのか。次第に短くなって「最愛の歌」って呼び慣れた頃に漸くオンエアに……うん、よくわかんないね。

もしかしたら実はまだタイトルが決まってない、とかねーよな?? 目下絶賛制作中でヒカルがウンウン唸ってる真っ只中で、オンエアまでに決めてくれたらいいから!みたいなことになってやしねーか? そういう緊急事態を逆手にとって番組宣伝の煽り文句として使ってるなら相当強かですわ。まぁそれでも別にいいけどね。今んとこ『Celebrate』の『Yakekuso』みたいに仮タイトルで呼んでたり……しねーかなぁ?

いやね、新曲発表で各社報道してくれてて有り難いるだけど、新しいアー写が『One Last Kiss』の時のセッションのアウトテイクっぽいのよね。勿論この御時世だから新しいアー写をそもそも用意する予定が無かったという可能性がいちばん高くてこれは予定通りなのだという見方をするべきなんだけど、一方でヒカルの方が突貫工事であたふたしながらドラマのオンエアを迎える状況でとても新アー写を披露できる段階ではない、とかじゃないでしょーねというあらぬ疑いをかけそうになってしまいまして。それはないですかそうですか。

恐らくだが、その第1話の放映と同時に新アー写に切り替わるんじゃないかな。そこでまた新たなヒカルの近影が拝める。ありがたやありがたや。最近サブスクのジャケット画面がよく動くようになったので、新曲のジャケットをヒカルの動画にしといてくれるとより嬉しいぞ?

なので第1話当日そのまま音源フル解禁してくれるのがいちばんいいんだけど、仮に冒頭に書いたようにタイトルがサスペンスの仕掛けと関連してたりするんなら、当然歌詞の内容も同様であって、これ、例えば2番以降の歌詞は第8話以降に真の意味が明らかになります!とかだったら、第8話までフルコーラス聴けなかったりするじゃんね。タイアップ先と密度の濃い連携をした作詞をみせてくれるのならそれ自体は興味深いけどそれを理由に焦らされまくるのは、どうなのっ!? いやま、その焦れったさも結局は楽しんじゃうんだけどね。

どっちにしても第1話のオンエアまで音のひと欠片も聴かせてくれないんだろうな。しかもまだ第1話の具体的な日取りが決まってないとかあるん?? テレビ観てないから知らないけど、TBSでプロ野球の優勝決定試合を生中継したいとか、サッカー日本代表の試合で勝ち上がったら金曜夜キックオフになるとか、そんな事情でもあるのかな。ぶっちゃけそういう諸々は「知ったこっちゃねー!」なので、最愛最優先の編成を要請したいと思います。早よ放映せぇや。……「『Find Love』フル解禁早よ」に続いて「最愛の歌すぐ流せ」も毎度のシメの挨拶になっていくのかなコレ……?(笑)

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