無意識日記
宇多田光 word:i_
 



ビルボード・マガジン09/2/28号にUtaDAの記事が掲載されました。
原文はonline.netの文字起こしを引用させてうただきました。(Thx Yuji!)
引用元URL: http://blog.utada2.net/?p=1053


この記事の読み所

・ 「EXODUS」の全米売上累計が5万5000枚と判明。(SoundScan調べ)

・ IDJMGのCOOスティーヴ・バートルズとユニJPの加藤公隆氏のコメントを掲載。

・ 既に光は宇多田ヒカルの次作制作に突入済みと判明。

・ スターゲイト、トリッキー・スチュワートに続き協力者としてザ・ドリームの名が挙がる。実際にThisIsTheOneに参加しているか否かは不明。

・ アメリカ最大級のTV局CBSの朝番組“ジ・アーリー・ショウ”他UtaDAのTV出演が複数決定済みであることが判明。

・ 今回はメイクさんをいつもの(宇多田ヒカルでやってる)人に戻したらしい。




以下邦訳です。



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‘One’ Love
Japanese Superstar Utada Aims To Conquer The States

By Rob Schwartz

“ワン”・ラヴ
日本のスーパースターUtaDAが合衆国制覇を狙う

/ロブ・シュワルツ



What do you do when you’re a J-pop superstar in Japan, and a native English speaker, but have failed to take off with your first U.S. release?


もしあなたがJポップのスーパースターで英語をネイティヴに話せるとして。アメリカ最初のリリースでテイクオフに失敗してしまった場合、さてどうする?


Try again, of course. Japanese phenomenon Utada will release her new English-language record, “This Is The One,” March 24 on Island Def Jam, with all parties predicting greater success the second time around. Her first English-language record, 2004’s “Exodus,” peaked at No. 160 on the Billboard 200, selling 55,000 copies, according to Nielsen SoundScan.


「もう一度トライする」、そうだろう? 日本の超大物ウタダは新しい英語詞レコード「This Is The One/ディス・イズ・ザ・ワン」を3月24日にアイランド・デフ・ジャムからリリースする。2回目(の挑戦)となる今回ばかりは誰もが(前作より)大規模な成功を予想している。最初の英語詞レコード「EXODUS/エキソドス」(2004)はビルボード(・アルバム・チャート)Top200で最高位160位、ニールセン・サウンドスキャン(※ ビルボードに売上データを提供する情報会社の名)によると売上は5万5000枚だった。


“My first English album was a very experimental, mad-scientist-in-a-laboratory kind of album,” Utada says. “It was a bit of a mess on my side as well as on the record company’s side. I didn’t know how to [express] myself to the public.”


「最初の英語アルバムはとても実験的で、マッド・サイエンティストが研究室にこもって作り上げたみたいなアルバムだった。」とウタダは云う。「私の方もちょっと混乱してたし、それはレコード会社の側も同じだったみたい。どう自分を世間にアピールすればいいかわかってなかった。」


This time, Island Def Jam Music Group president/COO Steve Bartels says the label is “extremely committed to breaking Utada in the United States.” Kimitaka Kato, president of Universal International in Japan, says, “Utada’s talent has been recognized by [IDJMG chairman] L.A. Reid, which led to this launch. We believe that the moment has come for the world to embrace Utada as a true global superstar.”


今回は違う。アイランド・デフ・ジャム・ミュージック・グループ(IDJMG)の社長兼COO(最高執行責任者)であるスティーヴ・バートルズは、レーベル(※ IDJのこと)は「UtaDAが米国でブレイクするよう熱心に取り組んでいる」と語り、日本でのユニバーサル・インターナショナル・マネージング・ディレクター(※ レコード会社国際部門の責任者)加藤公隆氏は「今回のUtaDAの全米アルバム発売は、彼女の才能が(IDJMG会長職の)L.A.リードに認められたことに端を発する。我々は世界がUtaDAを真のグローバル・スーパースターとして受け入れる時期が来たと確信している。」と語っている。


She’s already achieved that status in Japan, despite being born and raised in the States, until she was 14. Her 1999 debut album, “First Love” (Toshiba EMI), is the best-selling album in Japanese history, selling more than 7.5 million copies, according to SoundScan Japan. All but one of her subsequent six releases have moved more than 1 million copies.


ウタダは、14歳になる頃には既に日本でステイタスを確立していた。合衆国で生まれ育ったにも拘らず、だ(※ 日本デビューはご存知のように15歳11ヶ月。日本に戻ってきたのは小学5年生のとき(060618TR発言より)で飛び級を考慮すると9~10歳の頃か)。1999年のデビュー・アルバム「First Love」(東芝EMI(※ 1999年当時))は、売上750万枚以上(サウンドスキャン・ジャパン調べ)の日本史上最高売上アルバムであり、以降アルバム6枚のうち5枚は100万枚以上を売り捌いた。


Managed by her father, Teruzane Utada, on both sides of the Pacific, her star status at home is such that she has separate deals for her Japanese repertoire ― which appears on EMI under her full name, Utada Hikaru ---- and English language releases, which come out through Universal under the name Utada. “Exodus” has sold more than 1 million copies in Japan, and “This Is The One” is due there March 14. But Utada says she remains committed to Japanese repertoire and is already working on her next Japanese album.


ウタダの本国(※ 日本)でのスターとしてのステイタスが余りにも甚だしい為、太平洋の両岸でUtaDAのマネージャーを務める彼女の父・宇多田照實氏は、(宇多田ヒカルの名のもとでEMIから世に出される)日本語でのレパートリと英語詞でのリリース(こちらはUtaDAの名のもとでユニヴァーサルを通じて発売される)を別々に契約した程である。「EXODUS/エキソドス」も日本では100万枚以上を売っており、「This Is The One/ディス・イズ・ザ・ワン」は3月14日に当地リリース予定となっている。しかしウタダは、現在も日本語のレパートリに取り組んでいる状態であって、既に次の日本語アルバムの作業を始めていると語っている。


As for “This Is The One,” she says it’s “an album made for the purpose of [being] mainstream,” having enlisted top songwriter/producers with U.S. track records and strong ties to IDJ, including the-Dream, Stargate and Tricky Stewart.


「This Is The One/ディス・イズ・ザ・ワン」についてウタダは、同作が“メインストリームを目標にして作られたアルバム”であると述べる。彼女は、米国でトップの実績を誇るソングライター/プロデューサに数えられIDJと強い繋がりを持つザ・ドリーム、スターゲイト、トリッキー・スチュワートたちに協力を要請した。


“For this project, Utada wanted to work with some of the hottest producers on the charts right now,” Bartels says, “but more importantly they wanted to work with her. The-Dream, Tricky Stewart, Stargate and many others are big fans of hers, and all of us know what the U.S. and Europe are soon to find out ― Utada is a star.”


「今回のこのプロジェクトにあたってUtaDAは、現在チャートで最もホットなプロデューサーである何人かと一緒にやりたいと云ってきたんだ」とバートルズは語る。「しかし、より重要なのは、彼らの方がUtaDAと一緒に仕事したいと思っていたことなんだよ。ザ・ドリーム、トリッキー・スチュワート、スターゲイト、更にもっと多くの人間が彼女の大ファンだ。そしてその全員が、米国と欧州が気付くのに時間は要らないと思っている――UtaDAがスターなんだってことにね。」


Bartels says Utada’s American “sensibilities and sound” set her apart from other Japanese artists seeking stateside success, noting early press supports from Nylon, the New York Times and Vibe. A slot is also booked on CBS’ “The Early Show,” with more TV appearances to be scheduled.


バートルズは、UtaDAのアメリカ人らしい“感受性とサウンド”が、合衆国での成功を模索する他の日本人アーティストたちとの差異を生んでいると語る。NYLON、ニューヨーク・タイムズ、Vibeといったプレスからの逸早いサポートは特筆に値するだろうし、CBSの“The Early Show/ジ・アーリー・ショウ”(米国最大級放送局発朝ニュース番組)枠もブッキングされており、更なるTV出演もスケジュールされている。


Utada had her longtime hair and makeup artists fly in from Japan for key U.S. promo work after feeling her image wasn’t presented correctly in the States on “Exodus.” The artist says she’s feeling more confident about how she’s perceived this time around.


ウタダは、米国での主要なプロモーション活動に向け長年のヘア&メイキャップ・アーティストの面々を日本から呼び寄せた。「EXODUS/エキソドス」の時には合衆国で自分のイメージを正確に示せなかったと感じているからである。その担当者は、ウタダが今回は正しい印象を与える自信を感じているようだと述べている。


“I feel very comfortable about all the promotional work I’ve been doing,” she says. “probably because there is less of this hype about a Japanese pop star making a breakthrough that I struggled with last time.”


「今までにやってきたプロモ活動は、どれもすごくいい雰囲気だったよ。」とウタダは語る。「たぶん、前回苦しめられた『日本人ポップ・スターがブレイクスルーを果たす!』っていう煽り文句が減ってるのが大きいんだと思う。」



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訳者後記: アメリカのビルボード誌に記事が掲載されたということで、かなりプロモ活動も本格化してきたと思っていいと思います。アルバム発売時にどれだけ誌面にでっかい広告が掲載されるかで、レコード会社のやる気が窺い知れますから、1ヶ月後にどーんとぶち抜きで5~10ページくらい特集(広告)記事を組んでくれるかどうか、その試金石になるのではないかな。★ 冒頭にもまとめておきましたが、何点か初出情報があります。前作「EXODUS」は累計で5万5000枚が売れたとのこと。今まで2万枚とテキトーに書いていたので、これからは修正しないといけませんね(過去記事は面倒なので修正しませんw)。もしかしたら、キングダムハーツ関連で名を知った人たちが後発で買ってくれたのでしょうか。だとしたら嬉しいですね。(“Sanctuary”が入ってなくてガッカリした人がどれくらいいたことか、知る由もありませんが) ★ また、ユニ社から日米の責任者が名を出してコメントをしてくれています。加藤さんはこのブログによると“36歳の藤木直人似のイケメン”らしいっすよ。是非前面に出てきてプロモ活動してください(笑)。バートルズ氏はCOOということで、まぁお偉いさんですね。もちろん企業のトップなので社交辞令分は差し引いて捉えないといけないと思いますが、この文面を見る限りそうウソは言ってないな、ちゃんとUtaDAに手間ヒマかけてくれそうだな、と思いました。★ そのバートルズさんの発言の中に、ザ・ドリームの名が出てきています。彼はトリッキーとコンビでリアーナの“アンブレラ”を始め数々のヒット曲を生み出しているので、アトランタのレコーディングに参加している可能性もあります。デフ・ジャム所属のひとですし、理子さんblogデフジャムパーティの記事にも名がありましたね。★ また、UtaDAのTV出演が決まったようです。全開もCNNのインタビューでテレビに出ていましたが、今回は“ジ・アーリー・ショウ”ということで、生出演でしょうか、各段に注目度は高いと思います。効果のほどは未知数ですが。こういうとき、youtube万歳とか思ってしまう私です(笑)。他の番組も予定されてるということなので、これもまぁUPに期待しませうv イリーガルですけどねん。★ 前回の(恐らくアルバムジャケとEBPVの)メイクは光も気に入ってなかった模様。まぁしょうがないか。というわけで、日本でおなじみのメイクさんが来るみたいですが、文面からすると男性っぽい印象を受けたんですけど、どなたなんでしょうねぇ。★ 最後の光のひとことは、“前回(4年半前)と較べて、プロモ活動が快適だ”といってるふうに読めるのは穿ち過ぎでしょうか。会社の雰囲気も、随分と(よい方向に)変わったのかもしれません。既出情報も多いですが、なかなかに興味深い記事でした。■■ 

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する。昔科学者になる考えもあった事に触れつつ"音楽のスタジオワークは研究室で白衣着て試験管振ってる様なモノ" と答えた事もあるから文字通りの意味なのだろう。然しi_はTiTOも違った意味で"実験的"だと形容できると思う。コレだけメインストリームを強調し積極的なプロモ展開をしていても今の光からは"絶対売れたる"的鼻息の荒さを全然感じない。あクマで自然体だ。ならばTiTOは、制作からプロモまでの流れ全体が"この作品が売れるかどうか"を確かめる壮大な実験なんだとは云えまいか。実験の場をスタジオからマーケットに移しただけで、光の眼差しは不変な気がしているのだが。

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曲が何れも短い。"メインストリームグッドポップ"に5分以上の曲は必要ないという訳か。とはいえ今迄の曲もエンディングのリフレインを省けば3~4分になるものも多い気がするし、実感としてはそんなに変わらないと思われる。40分で3000円(リミックスは置くとして)とは割高な印象だが、ソレを吹き飛ばす位内容充実なら問題ナイだろう。長い目でみればすぐラックに眠る17曲70分より何年も愛聴する10曲の方がオトクだし。だが前のHステが13曲60分で1曲も隙がなかった為、コレを上回るインパクトを10曲40分、然も制作期間1年未満で与えるのは至難の業だ。光は"前作超え"云々は考えてなさそうだけども。

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暫く前からオフィに貼ってある新しいアイコン、第1印象は「クイーンのメイドインヘヴンのジャケみたい」だった。同じ様に足を広げて仁王立ち、片手を天高く突き上げている。が、もう一方の手の様子が違う。フレディはスタンドマイク(あの短いヤツね)を下げているが光はハンドマイクを顔に持ってってる。そしてフレディはコチラに背を向けていて、光はコチラを向いている(風にみえる)。もう人生を歌い終えた人と今歌ってる真っ最中の人の違いかな、なんて思うと切なくなるが、EXODUSのAnimatoに続きTiTOの曲でもフレディに言及しているらしい事を考えると、強ち僕の連想も的外れではないのかもしれない。

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来たのか。インタビューで光がEXODUSを"閉塞的"と表現していた。ヒカルとUtaDAでは曲の発表形態に大きな差異がある。シングルとして半分の収録曲を年月かけて1曲ずつリリースしていく日本と違いUtaDAでは全曲一挙公開なのだ。その為、作曲途上に外部(ファンやメディア)との相互作用が皆無なのである。EXODUSでは己の個性を貫いたと光は述べたが、寧ろ制作途上に大衆からの反応がない為"そうするしかなかった"面もあるのではないか。ソレを省みてTiTOではUSメインストリーム聴取層を"仮想リスナー"として意識的に設定し、日本で制作途上に得ている外部反応の代替としたのではなかろうか。

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増えていく中で注目なのがクマチャンの登場である。紹介迄はされた事があるものの、まだ写真とセリフと共に登場した事はない。とはいえ、海外のコアなヒカチュウは長年Nuukサン(女性らしいよ>光)による英訳を読んでいるのでクマチャンがどんなキャラなのかは既に十分浸透している筈だ。ソレ所か寧ろ光は、彼女が作り上げてきた"英語を話すクマチャン"の雰囲気を前提にして、或いは参考にしてクマチャンとの対話メッセを掲載する流れになりそうですらある。何か凄いな。もし逆に、今後英語メッセ発で新キャラが登場したとして(スーパークマンのライバルとかな)ソレを邦訳する事になったらどうしよう私。(妄想乙)

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ハズれたと確信させるのがTiTOの曲順だ。CBtMがラスト1曲前とはね。ヒカル近作でのこのポジションは、くま,BML,F.DISTANCEと"アルバムの重鎮"を担う曲が占めていた(インタールードをどう捉えるか難しいが)。所がココに作中最も薄味とみられるCBtMがくると。正直面食らっている。次のMeMueroがラテン調(Lettersに近いのか?)らしいので、吹き抜ける様にアルバムが終わる予感がする。EXODUSのK.DuskやWonderBoutの様なコテコテの曲を避け、腹八分でアルバムを聴かせる為に10曲に絞ったか。その反動が日本語新曲に顕れるかテイク5の様に次作に持ち越すか迄妄想するのは流石に気が早すぎるぞ私。

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光は未掲インタビューで(早よ載せぇ)"4,5年に1枚でもザラなのにアンタ多作過ぎだ"とツッコまれてるのだが、日本は年1枚の契約が普通でヒカルは寧ろ今迄寡作扱いだったなんて信じられんだろうな。レコ社によっては、今週初のシングル1位を獲る(祝)aikoとかミスチルとか、屋台骨を支える一部の鉄板コンテンツが(失礼な表現だが)"他大勢"を支える構図となっている為彼等には年3,4回のリリースを求める。EMIだって本音はヒカルに沢山リリースして貰いたいに決まってる。その現状を知ってるから光もマイペースの素振りを見せつつ多少ムリをしてるかもしれない。尤も、新曲がEVA歌なら話は別だろうけど。

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に発売されたEternallyDMは光のプロモ参画はなかったが、次の新曲が似た様相となる可能性は低そうだ。今既に"レコーディング段階なら遅くとも6月迄には御披露目(発売は別として)だろうから、TiTO発売後の大事な時期に米を離れる事になる。が、コレは普通"ツアーが始まるから"大切なのであり元々ライブ予定ナシだったUtaDAの発売後プロモ戦略の色合い如何によっては物理的体力的に可能な方法があるのかもしれない。或いはその日本語新曲とTiTO収録曲が連動しているケースも有り得る。例えば同企業のCM曲の日本版と米国版で別の曲を使うとか。今は経緯を見守るしかないな。

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一応"本が3月なら09年度中にヒカル新曲が出るかも"とは書いたが、コレは劇速展開だ。先ずはEVAかキンハが候補だが、カップリングってのがSanctuaryかどうかはメッセを『"メインとカップリング"の2曲』と読むか『メインと"カップリングの2曲"』と読むかで変わる。AfterTheBattleがあるからね。Passionとバックトラックが同じなら三宅サンもプロデュースに名を連ねるからEMIからのリリースになるが、もしSanctuaryを北米配信するとなるとThisIsTheOneで作り上げる筈の"メインストリームスタイルのUtaDA"と真っ向から対立する事になる。神曲の英語版を正規音源で聴きたいのはヤマヤマなのだが今回も難しいかもなぁ。

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未訳インタビューで(早よ訳しなはれ)光はツアーについても触れているのだが、どうもピンとキていない様子だ。この感じだと又もアルバム曲は"ライブで歌う事を想定していない"可能性が高い。UU06で手術寸前迄行ったのに懲りないヤツだと(先回りして)溜息をつくしかないが、再びシンガーパフォーマーとしてのペルソナがクリエイターのペルソナを追い掛ける構図となる訳か。この際思い切って長期ツアーを敢行しパフォーマーペルソナに磨きをかけてクリエイターペルソナを追い抜いて貰ったらどうか。10年経って自身という素材を新鮮に保つ必要が出てきたという光。ソレ位極端にやればクリエイターペルソナも奮起するのでは。

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UtaDAのNYショウケースGigは4年前の今日。光自身が確変と語る記念碑的ライブ、観てみたかったが"見られている感覚がなかったから得られた経験"と光が語るだけにソレも運命というべきか。UU06のマットのインタビュー(UBUB-48)で"英語で歌う時の方がパーソナル&オネスト(個人的で素直)"だと語っていたから、UtaDAのライブの方がより近くに彼女を感じられるかもしれない。その一方で、我々日本のファンには言葉の壁が立ちはだかる。もどかしいけれど、作曲面でオートマ2がヒカルとUtaDAは1ッだと主張するのなら、ライブに於いてもヒカルとUtaDAが一体だと見せつけて欲しい。UnitedPart2に期待である。

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"同じ音の繰り返しが多い"事だろう。1曲目から順にOn-On,Merry-Mr,Ap-An,My-Money,クライ-ライク-チャイル,オートマ2,D-D,ppp,me-me,Me-Mueと6曲目のオートマ2以外全部だから意図的かもしれない。1曲目の"OnAndOn"からして"連続する"って意味だし。或いは音韻構造が再帰的(recusive)である事も示唆しているのか。アルバム名自体is-isの韻をTh-thの韻が包含する形状だしComeBackToMeにも"(再び)私に帰る"という(付随的な)意味付けが出来そうだ(やや強引だけど)。もし仮にアルバム全体に亘って音韻構造があったりなんかしたら私超萌えるのだが。(スイマセン妄想先走り過ぎですネ)

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"パートII"に機種依存文字を使っている。何故ユニjpはWebプロモに消極的なのかコレで解った(?)。担当の方がPCに慣れてないのだ。なら仕方ないな(…?)。ジャケは既出である疑問を除けば適切だろう。日本盤ボーナスがリミックス2曲なのも日本側よく頑張ったという感じ。Sanctuary待望論が絶えないみたいだが、PassionがEMIなのにスクエニ&ディズニーが熊々態々ユニと契約する利点がない。光のEMI作品は北米他海外でリリースできる&されてるからね。U3側UMG側からみれば利点はあるかもしれないが、今の所ユニからのリリースの可能性は低いだろう。まぁ、その辺りの折合いがつく迄待つとします。

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が1ッある。大抵は冒頭に光のプロフィール記述があり、東京NY間を行き来して育ったとか小学生で曲を書き始めたとか日本最高売上アルバム保持者だとかお決まりの事が書いてあってソレは5年前も今回も変わらないのだが、5年前と違うのはその後に光が「日本で有名になり過ぎた弊害」の話をしない点だ。「10代の頃は自由に外も出歩けなくてウンザリした(後にパジャマで出掛ける程になったけど)。NYでは無名なので快適。」っていうアレね。当時訳してて「じゃあUSで売れるのはイヤなのかい」と思ったものだが、今回そう言わないのは売れる心構えが出来た証なのかもしれない。

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