紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

連句スタート

2015-11-16 16:11:56 | 7・連句・俳句・短歌
昨日、歌仙「群雀の巻」がスタートした。

発句を募集したところ、以下の句が集まった。
車来て跳ね踊りたる落ち葉かな

樹の中の水音風音雪ほたる

合掌造り繭のかたちに雪積り

海鳴りし日や一粒の麦を蒔く

ひそやかに迎えてくれし石蕗(つわ)の花

船おりて空を仰げば冬銀河

枯れ草の土手からわっと群雀

みんなで、投票した結果、

枯れ草の土手からわっと群雀  の句が選ばれた。

いつも私が歌仙を回している。やはり三宅島にいると多少、やりにくさを感じる。
何かわからないことがあったときには、すぐに調べる東明雅さんの「連句入門」の本を持ってきていない。
それと、一冊になった「歳時記」は持ってきたけど、春夏秋冬、四季それぞれに分かれた細かい歳時記も持ってきていない。
それでも、インターネットがあるおかげで、なんとか回すことができる。目標は年内に巻き上げること。

11月5日の会合の写真。




おまけの写真。
今日は久しぶりに、島がくっきりと見え、富士山まで見えた。雨で大気が洗われたからでしょうか。




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