紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

星空の約束

2022-10-08 10:18:08 | 1・作品紹介

 あかね書房

 2022年10月  絵・森雅之

 

同じ団地で小さいころから一緒の洋平と雄斗。ところが、小5の春、雄斗がコロナ禍の影響で三宅島へ引っ越すことに。雄斗は「夏に遊びにこ   いよ、約束だぞ」と洋平に言い残して島へ。それから一年。洋平にも、山形への引っ越し話が持ちあがった。小6の夏を逃しては、雄斗との約束を果たせないと考えた洋平は…。コロナ禍で離れ離れになった少年たちが、島で再会を果たし、食べて、遊んで、畑仕事して、とびっきりの夏を過ごす物語!

 

 

 

 

★ あかね書房 本の紹介ページ

★ 産経新聞児童書紹介(2022年11月20日)

 

 

 


ぼくらは鉄道に乗って

2017-01-18 16:40:57 | 1・作品紹介
 小峰書店 

 2017年1月

 絵・佐藤真紀子



小学4年の悠太は、列車が大好きな鉄道少年。
となりの学区域の小学校に通う、1つ年上の鉄道少年の先輩、隼人と図書館で会うのが楽しみ。
あるとき悠太は、同じアパートに越してきた同じ年の理子が時刻表をかかえているのを見てしまう。
理子はなぜ時刻表をかかえていたのか?
鉄道少年たちは、理子の力になろうと奮闘する。

◆ 日本児童文学(2017年5・6月号) 

◆ ベルマーク新聞(2017年4月10日) 藤田のぼる氏

◆ 産経新聞(2017年4月30日)

逆転! ドッジボール

2016-06-22 06:53:48 | 1・作品紹介
あかね書房

2016年6月

絵・石山さやか


陽太は、クラスのみんなを殿さまのように支配する鉄平と、小さいころから犬猿の仲。
それなのに、4年生になって、同じクラスになってしまった。
関わらないようにしていたのに、鉄平のせいで、親友の武士ちゃんと遊べなくなってしまう。
それもいやだったが、武士ちゃんの大事なカメのカメゴンが、冬眠から目覚めたら、鉄平に奪われてしまうかもしれない。
陽太は、武士ちゃんをきたえて、鉄平たちとドッジボールで戦うことを決意する。





鳥海山の空の上から

2014-11-20 13:53:04 | 1・作品紹介
 小峰書店 

 2014年11月

 絵・佐藤真紀子



「翔太は、おじいちゃんの故郷へ行かなければならなくなった。はじめてのひとり旅だ。
夜行列車は、夜の暗闇をきりさいて進んでゆく、翔太の不安な気持ちをのせて。
でも、朝の光がさすと大きな山が翔太を出むかえてくれた。」

お波さんと、遠い親戚のユリアとごした夏の日々……。


◆ 秋田さきがけ新聞

◆ 朝日小学生新聞(2015-1-4)

◆ 山と渓谷4月号 







岳ちゃんはロボットじゃない

2013-11-09 10:56:53 | 1・作品紹介
 佼成出版

 2013年11月

 絵・福田岩緒



「3年1組、草平のクラスに転校して来たのは、幼なじみの岳ちゃんだった。
岳ちゃんは、もうじき小学校に入学するというとき、突然、草平にさよならもいわずに、引っ越していってしまった。
岳ちゃんは、運動もピカイチ、動物や生き物のことをよく知っている。
だけど、サッカー部員から、机を運べと命令されると、いやといわずに、運んでしまう。
ロボットじゃないんだから、人からいわれるままに、何でもやってあげることはないんだ。
そんなある日、2人はひみつの場所にカブトムシの幼虫を探しにでかけることに。」


ぼくらは、ふしぎの山探検隊

2011-10-21 09:56:18 | 1・作品紹介
 あかね書房

 2011年10月

 絵・水上みのり



子どもたちが山登りや不便な山荘での生活を体験しながら元気に育ってゆく『あの夏、ぼくらは秘密基地で』。その続きとなる物語。

「冬休みの山荘に、いとこたちが集まった。
雪合戦やイグルー作り、まきストーブでの料理と、
雪国の生活を目いっぱい楽しむつもりだ。
一番、大きなイベントは、ふしぎの山に冬だけあらわれるという「ニョロニョロ」見物。
ぼくらは探検隊気分で盛り上がっていた!!」

(本のカバーより)




◆ 教育家庭新聞の紹介記事

◆ 朝日小学生新聞の紹介記事

あの夏、ぼくらは秘密基地で

2010-10-18 06:55:49 | 1・作品紹介
 あかね書房

 2010年10月

 絵・水上みのり



「山登りが大好きな小学生のケンは、お父さんと妹のジュンとともに、夏休みに山荘に行くことになった。
山荘は、亡くなったおじいちゃんのたった一つの遺産。
行ってみるまで、どんなところかだれにもわからない。
期待と不安を胸に、山荘に着いたケンたち。そこでは、思いがけない出会いが待っていた……。」
(本のカバーより)


◆ あかね書房の紹介サイト

優しい音

2009-12-24 17:10:50 | 1・作品紹介
小峰書店

2009年12月

絵・せきねゆき

小学校高学年以上

第28回新美南吉児童文学賞・受賞



「千波は中学3年生。卒業式の当日、一通の携帯メールが届く。
たぶんそれは、中3の一学期、仲間はずれにされていた千波にメールを送って、励ましてくれた潮風からのメールだ。
クラスのみんなとうまくやれるようになった夏の日以来、メールはとだえてしまっていた。
潮風って、一体誰なんだろう……。」


◆書評 日本児童文学・2010年5-6月号

新美南吉児童文学賞授賞式

産経新聞・記事

新美南吉記念館便り・149号

バアちゃんと、とびっきりの三日間

2008-06-27 05:44:18 | 1・作品紹介
 あかね書房

 2008年6月

 絵・山本祐司

 小学校中学年以上



「主人公の祥太は小学五年生。突然、バアちゃんと二人で、暑い夏の三日間を過ごすことになる。
認知症があって、糖尿病のインスリン注射が欠かせないばあちゃんとの生活は、まったく予想もしなかったできごとの連続。ジイちゃんが死んだ話しをしていたかと思うと、少し後にはジイちゃんのお見舞いにいってくるなどという。その度に祥太は驚いたり、困ったり、時には腹を立てたり……。
けれども、そんなバアちゃんによりそいながら過ごしているうちに、祥太にもバアちゃんの望んでいることが、ほんの少しわかるようになる。そして、バアちゃんの力になってあげられることはないかと考えて、二人にとって秘密の一日が始まるのだ。」


産経新聞・書評(2008年7月28日朝刊)

著作一覧


きっとどこかの空の下で

2006-05-09 08:58:08 | 1・作品紹介
20作目の本

小峰書店

2006年5月

絵・川村みずえ

小学校高学年~
(ヤングアダルト)


「千絵は27歳のフリーライター。取材で訪れたイギリスのバンベリーの町で、小学生の時に家の離れに住んでいたおじさんを見かけた。小学生の時からの親友・真理、柴犬チャコと一緒に、イギリスのコッツウォルズの村々を訪ね歩き、そのおじさんを探す旅に出たのだが……。はたして、おじさんには出会えるのだろうか。」

◆小峰書店新刊紹介ページ →きっとどこかの空の下で

「きっとどこかの空の下で」ができるまで

この本だいすきの会通信

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