カボチャができた。第1号の収穫である。カボチャは見た目がよくても、食べてみなければいい出来なのかどうかわからない。すぐに煮ものとポタージュで食べてみた。悪くはない。カボチャのまずいものにたまにぶつかる。これは食えない。一度食べてまずいとなると、どうも手が出なくなる。次のに期待して、それがうまければ、うまいねとなる。
カボチャは2年前ぐらいから市販の苗を植えつけている。以前はタネから育ててきたが、2人暮らしでは2株もあれば十分な数が取れる。それで苗を使うことにした。それにカボチャは広くツルを伸ばすから狭い菜園では限りがある。
カボチャは基本放任している。畑の隅に植え、つるがほかの作物に侵入してくるとUターンさせる。朝に雌花が咲いているときに出合うと、気まぐれに人工授粉を行う程度だ。
2株から何個取れるのか。年によって増減があうが、これまで不足したと感じたことはない。ことしは数えてみた。完熟のもので8個は確実だろうか。1株当たり4個となる。この程度なのか、それがわからないが、サイズがそろったものが1株当たり4個も取れれば十分だ。
放任ゆえにふだんはあまり手をかけない。久しく見ないうちに、一部のものの成り口がすっかりコルク状になってきている。取り遅れるところだった。これが第1号となった。