長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

竹島の日、県民大会

2012-02-22 19:49:19 | 外交一般
「長尾さん、あたし今、伊丹なの」、、、、ん?・・・・えっ?。

山谷会長からの携帯メッセージだった。竹島の日県民大会出席のため私は米子空港から松江入りしたが、山谷参議院議員を含む3名の議員が出雲空港から松江入りを予定するも、濃霧で着陸できず、伊丹迄引き返したという。よって、会長挨拶を、事務局長、不肖・長尾たかしが行う事となった。山谷会長の代理など畏れおおくて、とても勤まらぬが、職責上お引き受けするしかない。

我が国は小さな島国ではなく、体積ではロシアを抜き世界第4位の広さを誇る名実共に海洋国家であることを共有し、領土問題については国家の意思を示す事。どうも我が国は、拉致問題等に象徴されるように、国民世論がなければ動かぬ体質のようだ。本来国家は世論があろうがなかろうが、国益を守る為には動くものである。過去の戦後政府のあり方に苦言を呈した。また、ブログでも紹介した通常国会提出予定の海上保安庁法改正、領海における外国人船舶の航行に関する法改正などについてお話しした。そして、山谷会長から急遽お預かりしたのメッセージ。特に「政府関係者が出席されなかった事を残念に思う」(過去7回すべて)の部分は、同じ憤りに近い思いで代読させて頂いた。

今後も、平沼最高顧問、山谷会長からご指導頂きながら、超党派で結果を出していく事を誓いたい。

自民党から参加された議員からも、領土問題は自民党政権の時に北方領土・竹島等不法占拠されたことに鑑み、政局で語る事なく超党派で取り組むべきとのお話もあり、心を一つにして取り組める実感があった。ただ、結果として民主党本部として参加した議員はゼロ。島根県連から小室寿明衆議院議員、領土議連所属民主党議員としての向山好一、柴橋正直、私の各衆議院議員が参加した。

顔から火が出る思いであった。

県他2団体の共催であるから各党本部へは主催者から案内は出されていなかったようだ。しかし、案内を受けた各政党県連を通じて、大きな全国的なうねりの中へ、国会議員が率先して身を投じる事が必要だと思うのだが、どうもそれぞれに与党野党の立場とやらが過去にもあったらしいし、今もあるらしい。この辺のお作法、民間出身の私にはよくわからないし、わかりたいと思わない。少なくとも、本日出席した民主党議員、また他4名の領土問題について特別の意識を持った同士の民主党議員に、我が党本部からの案内は届いていなかった。

一方の正式な案内を受けた政府関係者の欠席。なんと代理出席すらない。外交に配慮した事ではないという。これも繰り返されてきた事である。今後も、どの政党が政権与党であっても同じ事が間違いなく繰り返されていくのだろう。だから、今の我が国のシステムではダメなんだろうなぁということが身に沁みる。与党も野党も何かに縛られている。

では、どうする? 真剣に、「心ある同士で決起するしかない」とさえ言いたくなる。

学生時代からの刎頸の友と短い時間ではあったが、松江市内で一献。ジャパニーズ・ビジネスマンは頑張っているっ。エネルギーを頂いた。只今米子空港へのバスの中。明日は、憲法審査会。同士のご配慮もあり、10時からの公議論の場を頂いた。思いの丈を述べようと思う。
コメント (18)
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