【全国有機農法連絡会 フォトニュース ブログ版】

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大都市はコロナ禍、東北発の大きな地震が関東までも

2021年02月15日 | イベント・活動

 

大雪も峠を越して、先週は気温が上がりました。根雪に輝く太陽、ありがたい陽の光です。
 ようやく寒波も収まりそうですが、行きつもどりつのようです。日中の暖かさにほっとして床に就こうとした午後11時過ぎ、山形は強い揺れに襲われました。揺れと同時に緊急地震を知らせる携帯電話のアラームが。10年前の東日本大震災を思い起こさせるような強い揺れでした。真っ先に思ったのは大雪が積もったままの会社の屋根でした。米山が心配して見回りに行きました。幸い屋根も無事、社屋も何事もなく安堵して帰ってきました。
 コロナ禍の中で、大雪に地震にと災害は私たちを苦しめます。日々の営みがいつも通りに行えてこそ希望もあります。
 長年、子どもたちに語りや絵本の読み聞かせをされている東京の会員Nさんから、コロナ禍によって変更を余儀なくされた文化活動の停滞を伺うことができました。Nさんは物語りの楽しさを子どもたちに伝えたいと「おはなしはらっぱ」の活動を続けられています。 これまで区内の小学校の子どもたちに絵本の読み聞かせや、お話し会などをされています。このコロナ禍でそれも全面中止となり子どもたちとの学校での接触はできません。そもそもボランティアの立ち入りすらできないのです。
 学校行事は縮小され、卒業式、入学式、運動会、移動教室も三密を避けるが基本。保護者会はなく個人面談も希望制です。PTA活動も自粛、授業参観もなくなり、学校からの連絡はネット配信やメールで。子どもたちも保護者も先生も心が乾いていないでしょうか。Nさんたちが唯一出来ている活動が学童保育と特別支援学校での活動です。その貴重な活動の一端をお聞きしました。
 お話し会は30分のスケジュールで。体を動かすような手遊びや人形を使ったり、パネルシアターなども。「お話し会するものこの指とまれ」で一人々が指にとまるところから始まります。もちろん今はできません。アイコンタクトで止まります。お話や絵本などで子どもたちと遊んで「さよならあんころもち、またきなこ!」で終わります。この時間を心待ちにしている子どもたち。「今度は高速で来てね」など、「子どもたちも人恋しいのかもしれませんね、心がとても素朴になっていることを感じます」あれはダメ、これもダメのコロナ禍の中の子どもたち、早くいつもの日常が戻りますように。


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