TPPへの参加は、私たちの暮らし、社会に大きなリスクをもたらすと懸念されていますが、食と農の現場はどう変わっていくのでしょうか。
8日(土)大宮で開催された「第23回対話集会」。主催者合わせて14名が集いました。例年に比べて少ない参加ではありましたが、皆さんのお話をじっくりと伺い、第二部のパネルディスカッションも意見交換が充分行われ、充実した一日となりました。
初めに「TPP合意に至っても、皆さんには食の心配を掛けないように頑張っていく」という代表からのメッセージをお伝えし「第一部」が始まりました。
参加スタッフは米山、生産者や生産団体との折衝にあたる佐藤、総務から山澤、仕入担当押野、安心工房から安藤が日頃の取り組みをご報告しました。
佐藤からは1年を振り返っての活動を映像を使ってご報告し、震災から3年を迎える被災地生産者の現状や、昨年の出来事を振り返りました。映像からみる自然災害の恐ろしさと自立しつつある生産者の報告にほっとする場面も。一部終了後、会員の中山さんが準備してくださった和菓子屋さん謹製「のり巻き弁当」を皆で頂きながら楽しいおしゃべり。その後、アメリカの過酷な畜産の状況を活写した「フードインク」も鑑賞しながら食の現状についても語り合う意義のある第一部となりました。