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雨雲レーダーの晴れ間を狙って農作業 山形山農場

2020年07月27日 | イベント・活動

 

 毎日が雨模様、九州や岐阜、長野では大災害が起きました。山形山農場でも梅雨の晴れ間を縫って農作業が続きます。こんな時雨雲レーダーが頼りになります。
 毎日この雨雲レーダーと首っ引きで作業予定を立てている米山、この日の作業は梅もぎです。レーダーがとらえた晴れ間は2時間ほど、この日のために採り残しておいた梅をもぎます。10本植えて6本が成木になり、そのうちの1本が青梅に紅をさしたような不思議な色合いでこれは梅シロップにしようと秘かに考えていたようです。あまりの美しさに接写で写真を撮り仲間へのハガキ用にと何枚も印刷する入れ込みようでした。
 単調な農作業も育てている作物の変化や、声にならない声を感じ取ることで癒されます。
 山の畑に行くのが楽しい、と半分は自分を鼓舞しながら畑に向かいます。
 紅色がさした青梅はまだ収量も少なくやっと3キロほど。梅の収穫を終えて向かったのは、草が生い茂る山荘の上の畑。草に埋もれるように16本の栗の苗木が育ってます。まだ小さな苗木のまわりの草は米山が手で取ります。あと3,4年もすれば大粒の実をみのらせた栗林になるでしょう。静岡から取り寄せた孟宗竹も大きくなりました。栗と筍、どちらもクマの大好物。用心しつつ楽しんで育てます。
 紅色の梅は洗ってベランダで干します。「お昼にしましょう」と声をかけるより早く雨が予定通りぱらぱらと落ちてきました。

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