【全国有機農法連絡会 フォトニュース ブログ版】

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春から初夏へ 山の畑の定植

2021年05月17日 | ホーテロ村「山形山農場」

 

 遅咲きの山桜も散り、季節は初夏へ。ほんとうに一年が早い。
 春三月、天童のハウスで定植を待っていた野菜の苗が山の畑に運び込まれ、4月後半から定植の準備に入りました。一番手は京野菜の九条ネギです。山形のネギは白根を食べるものが主流ですが、夏の時期に柔らかい青ネギは薬味としても涼し気でもってこい。山形と京都の緯度が近いせいか、九条ネギは山の畑でよく育ちます。ニラを収穫に来た出荷チームが九条ネギも定植しました。残るはキャベツと枝ブロッコリー、そのあとにナスを予定しています。
 5月12日(水)、この日は出荷休みの日ですが一気に残りを植えようと出荷チームからベテランの林さんと伊藤さんが来てくれました。
 林さんは前号で紹介したように農家に嫁ぎ、仕事のない日は農業も手伝うというプロフェッショナル。かたや伊藤さんはフォトニュースの裏面「スタッフルーム」でもうんちくを語るほど多趣味。野菜も花も盆栽も育て、手芸や料理も万能という恐るべき才能の持ち主なのです。
 定植には指揮をとる米山と虹色クラブの鳥海さんと後藤さん加わり万全の体制です。
 予め耕うんした畑に、管理機でマルチを張っていきます。定植用の穴を開け、そこに苗を植えていきます。息の合った連係プレーで予定した苗植えは午前中で終わりました。
 青空が広がり、5月の風が心地よく吹きぬけていきます。


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